愛知県からご注文いただきました桐チェストですが、昨日は立側のホゾを取り。地板が立側に入る部分を作り、棚板が入る部分を立側に写すところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。
今回のチェストは幅三分の一の所に入るツカがあるのですが、上板にツカを入れるためにツカを半分欠きます。
そして立側に棚板が入る溝を、カッターで掘っていきます。溝は前面までは行かないので、前面は細いノミできれいに掘っていきます。
地板が入る部分をきれいに取っていきます。
溝掘りカッターで棚板が入る溝を掘っていきます。
先の部分はノミできれいに取っていきます。
すべて溝を掘り、棚板やツカの入る部分を欠いたら、立側、上板、地板を長いハタガネを使って組んでいきます。
ホゾの部分にはのりを入れ、3寸の木釘を打って本体を固めていきます。
本体をハタガネで固めていきます。
これで立側が立ちました。のりが乾くまでしばらくはそっとしておきます。のりが乾いたら、ハタガネを外して、本体をカンナで仕上げていきます。
のりが乾いたら、カンナで本体を仕上げていきます。
その後は引出し周りに入っていきます。引出し関係の木取り(底板、ホテ板、先板、カガミ板など)を出して、長さ切りでそれぞれの寸法に切っていきます。
引出し周りに入ります。
今日の私は、衣装箱のフタに使う4分板を切っていました。その後、板を貼り終業の5時を迎え、掃除をしてから弟と2人で徳島県まで桐たんすのお届けに向かうため出発しました。
4分板を切っています。
途中、滋賀県の長浜で前泊し明日、早朝に出発し徳島県阿南市まで向かいます。
明日も、全力で頑張ります。
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