2022年 6月 の投稿一覧

新潟県I様の桐チェストを作る。

今日からは、新潟県I様からご注文頂きましたチェストの制作をお伝えしていきます。

まずは、図面を渡してこの図面1枚で桐チェストを制作していきます。

木取り(部材)を出して、長さ切りでそれぞれの部材を、各々の長さ、幅に切り分けていきます。

木取り(上板)をカンナで仕上げていきます。

カンナで仕上げた上板、棚板。木目がきれいです。

立側と上板のホゾを取って、留め型を当てながら留めを作っていきます。

今日で一年の半分が終わりました。よく頑張ったな。

この先も宜しくお願い致します。

神奈川県T様の和たんすを制作する11

神奈川県T様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、衣装盆(ヘギ)の底板をカンナで仕上げていきます。

ヘギをまとめてハタガネで締め、角をカンナで丸めてペーパー(紙やすり)で滑らかにしていきます。

引出しのホテ板をカンナで削りながら本体に入れていきます。

観音開きの扉の角を、丸くして、本体の内側の丸に合わせていきます。

観音開きの扉を本体立側に合わせていきます。どこが当たっているか、鉛筆で印を付けます。

今日も異常な暑さ。こんな時に限って作業場のクーラーの調子が悪いのです。

神奈川県T様の和たんすを制作する10

神奈川県T様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、ヘギの枠を固め、底板を打つために玄翁で木殺ししています。

ヘギの底板を木釘で打って止めていきます。

引出しの先板のホゾを取っています。

カガミ板(前板)の蟻組みを取りました。

ヘギのカガミ板をカンナで仕上げていきます。

今日は新潟県を含む北陸地方も梅雨明けしたとか。今年の梅雨は全然雨降っていない。この先も晴れが続くみたい。板の渋が抜けないな・・・。

神奈川県T様の和たんすを制作する9

神奈川県T様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、衣装盆の底板をカンナで仕上げていきます。

本体の立側が立ちました。

衣装盆(ヘギ)のカガミ板の両端をノミできれいに取っていきます。

衣装盆(ヘギ)のカガミ板(前板)、先板、ホテ板(側板)

衣装盆の底板を枠に合わせて長さ切りで切っていきます。

昨日の夜から一転して雷雨。蒸し暑さで不快指数が上昇です。そして今日は待ちに待った雨。

板干場に干してある板が雨が降らないないため、渋の抜けが少ないです。板のためにもう少し降って欲しいです。

埼玉県まで桐箪笥のお届けでした。

今日は、埼玉県まで桐箪笥のお届けに行って来ました。

まず一軒目は鴻巣市のK様から桐チェストのご注文を頂き、お届けさせていただきました。ご自身のお部屋のクローゼットの中にお納めいただきました。コンパクトですから置かれる場所を選びません。

K様、ありがとうございました。

続いて2軒目は、本庄市へ。

以前にわざわざ桐の蔵の工場までお出かけいただき、和たんすのご注文をいただきました。最近は、遠方からお出かけいただき、じっくりと工場を見学してお求めいただける方が、本当に増えています。

今回お求め頂いたのは、基本の和たんすです。観音開きの中には、衣装盆(丸盆)と受け盆、小引出が入り、収納も完璧です。

I様、ありがとうございました。

昨日の関東地方は、気温が40度を超えた所もあるとか。今日は午前中からすでに30度を超えた猛暑でした。

新潟も30度超え。一体、梅雨はどうしたのでしょうか。

神奈川県T様の和たんすを制作する8

神奈川県T様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、本体を重ねてひっくり返し、上台の地板をカンナで削りながら、上台と下台の重なり具合を合わせていきます。

上台と下台の重なり具合を見ています。

台輪の制作に入っています。

本体、立側が完成し、衣装盆と引出しに入って行きます。

衣装盆のホテ板(側板)をカンナで仕上げていきます。

今日も、まだ6月なのに連日30度を超えています。夕方、雨が降り不快指数が上昇。この先も気温の高い日が続くみたいです。

神奈川県T様の和たんすを制作する7

神奈川県T様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、本体上台の四方丸の外側の丸を、カンナで削って作っていきます。

上板をカンナで仕上げていきます。

下台の重ね板をカンナで削って仕上げていきます。

上台をひっくり返して、地板をカンナで削って平らに仕上げていきます。

上台と下台を重ねて本体をひっくり返して、重なり具合を見ています。

昨日から、真夏を思わせる暑さで、工場の2階は35度を超えています。まだ、梅雨に入ったばかりですが、雨が全く降りません。この先も晴れの予報が続きます。今年の梅雨はどうなっているのでしょうか。

佐渡まで桐箪笥のお届けでした。

昨日は佐渡まで桐箪笥のお届けに行って来ました。久しぶりの佐渡です。

佐渡にお嫁入りする嫁入り道具として、弊社の桐チェストをお選びいただきました。温故創新シリーズの古材を使った世界に1棹の個性的なチェストです。深い引出と浅い引出し、古材をあしらった小引き出しと、鉄手打ち金具がポイントになっており素敵です。ちょうどお届けと出産が重なり、お会いすることが出来ませんでしたが、お母さまとご主人様にお会い出来ました。I様、ありがとうございました。

その後は、帰りのフェリーまで少し時間がありましたので、弟お薦めの市内の、名所旧跡を巡りました。

なかなか興味深く、佐渡は奥深いですね。

往復5時間のカーフェリーがちょっと・・・ですが、機会があればゆっくりと巡ってみたいです。

I様、ありがとうございました。

神奈川県T様の和たんすを制作する6

神奈川県T様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、本体、下台と台輪を繋ぐ「足」という部分を制作しています。

下台の四隅の外側の丸をカンナで削って作っていきます。

下台に「足」をシャコ万とハタガネで締めて固定して付けて行きます。

台輪の制作に入ります。

台輪を固めます。

週明けの月曜日。激込みの健康診断を職人さん全員で受けました。体が一番ですから。

神奈川県T様の和たんすを制作する5

神奈川県T様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、四方丸の内側の丸を作るため、内側に桐を貼り、小さなハタガネを締めて固定していきます。

タイコのサンをカンナで仕上げていきます。

上台の立側を立てていきます。

上台の立側と上板のホゾを組み、木釘を打って止めていきます。

上台の立側を固め、裏板を打つ前に裏側をカンナを掛けて平らに均していきます。

今日は午前中に、新潟市まで古い桐箪笥の修理のご依頼で、引取りを3棹。ハイエースに満載でした。