2019年 1月 の投稿一覧

桐たんすの組み立て 秋田県K様の整理たんすを作る 6

昨日は桐たんすのお届けでしたので制作はお休みでしたが、秋田県K様の整理たんすは引出しの枠を作り、そこから底板を打っていく所までをお伝えしておりました。今日はその続きで、底板を仕上げていきます。


底板を仕上げていきます。

底板を仕上げたら、先板を仕上げ、そこからホテ板を仕上げながら引出しを入れていきます。ここからは入れては削り、入れては削りながら何度も何度も、引出しの中で当たっているところなどを確認しながら、引出しを入れていきます。


削っては入れ、削っては入れしながら引出しを入れていきます。


引き出しの中でどこが当たっているか確認していきます。

引出しがある程度入ったら、引出しの上面を削って仕上げ、最終的にきちんと入るか確認しながら、引出しの上面を削っていきます。


引出しの上面を仕上げます。

その後、引出しの前面を最後に仕上げて、カガミ板の下に彫り込みを掘っていきます。そして全体を確認して、今回の整理たんすは完成となります。


最後に確認をして完成となります。この後、時代仕上げに入ります。

この整理たんすは「時代仕上げ」といい、全体をバーナーで焼き、白との粉を塗り込んでいく、最終的にはグレー色の仕上げになるたんすです。この工程は後ほど行いますが、なかなか渋い仕上げになります。

今日の私は、奥様が貼ってくれた「柾板」を自動(自動カンナ)で削り、柾板の中にある「傷」を抜く作業を延々とやっていました。柾板は、和たんすの観音開きや、引出しの前面に使うため少しでも傷や変色、節などがあるとそれを一つ一つ抜いていくのです。

この作業がかなり細かくて、私はとても神経を使う作業でヘトヘトになります。私の手が遅いのか、今日半日で5~6本分しか傷が抜けませんでした。

明日は引出しのカガミを造ったり、ホテ板を造ったりしなければなりません。明日も全力で頑張ります。

茨城県と東京まで桐たんすのお届けでした。

今日は今年初めての県外までの桐たんすのお届けでした。起床は午前5時。当然ながら辺りは真っ暗。昨日から雪の状態が気になっていましたが、この辺りは雪もなく安心して出発できました。

新津ICから磐越道でいわきJCTまで、途中、会津地方は雪がありましたがこの程度であれば余裕でした。その後、常磐道に入りひたちなか市まで向かいますがそこで少しハプニングが。


常磐道の日立中央PAでエンジン浄化を試みますがダメでした。

数日前に、愛車ハイエースの排ガス浄化のサインが点灯し、それに従いエンジンを浄化したのですがその後、今度はエンジン点検のサインが点灯したのです。翌日トヨタに持ち込み見てもらうと、「これ最近多いんですよね」と・・・。(これってリコールですよね)

部品もなかなか入らず、何も出来なくて今日の配達を強行したのですが、やはりそこは無謀でした。途中、急に出力がなくなりスピードが出なくなりました。トヨタに電話したら、止まりはしないけれど出力がなくなりますとのことでしたので、このまま走り続けることに。


すぐに一軒目のひたちなか市のM様の素敵なご自宅に小袖の和たんすをお届けさせていただきました。M様、そして、ご注文いただいたお母様のA様ありがとうごいました。

その後は、スピードの出ない車のアクセルを必死に踏み込み、常磐道を東京に向けて走ります。


そして二軒目の板橋区のO様のマンションに正午頃到着し、焼桐の整理たんすをお届けさせていただきました。O様、ありがとうございました。

ここでやっと、スピードの出ない車ですが帰路につけると安心しました。帰り道は止まらないことを祈りつつ、何とか工場まで走って来れました。ハイエースはこんな車じゃないはずなんですが、トヨタさん、お願いしますよ。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 秋田県K様の整理たんすを作る 5

昨日は引出しの「カガミを仕込み」、引出しの組み手を蟻組にした所までをお伝えしました。今日はその続きです。


まずは引出しの枠を組んでいきます。先板はホゾ組みを取り、ホテ板とカガミ板は蟻組みで組み立てます。


蟻組のところにのりを入れて組み入れ、先板とホテ板はホゾに組み入れたら打ち当てを当てながら、玄能で叩き、少しずつ入れ込んでいきます。その後、木釘で打って止めていきます。


先板とホテ板をホゾ組みと木釘で止めていきます。

今回のたんすは引き出しだけで6段の引出しがあり、下台3段、上台3段の整理たんすです。普通、引き出しには取手金具が付くのですが、このたんすは金具はなしで、カガミ板(引出しの前板)の下に彫り込みが掘ってあり、そこに手をかけて出し入れするタイプです。最近は、取手金具のないスッキリとしたタイプのものも出てきており、桐たんすも少しずつ変わってきています。


引出しの枠を6段分打ち、のりが乾くまでストーブの近くに置いておきます。


引出しの枠を6段分打ったら、次は底板を打っていきます。枠にのりを付けて、ハタガネで締め、木釘で打って止めていきます。これもひとつずつ、6段分の底板を打っていきます。


一つずつ底板を打ち終えると、引出しの内側から余分なのりが出てきますので、それをブラシで取ります。


底板を打ち終えた引出し。のりが乾くまで少しの間置いておきます。


その後は、底板を手カンナで仕上げていきます。

実は昨日からちょっと気になることがありまして、心配しながら今日を迎えました。午前中に何とか方向性が見えてきたのですが、お昼休みもままらなず、午後一番に何とか解決し、事なきを得ました。問題を抱えながらの一晩は心配で仕方がなかったのですが、ホント、解決出来て良かったです。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 秋田県K様の整理たんすを作る 4

先週は秋田県K様の整理たんすの立側をカンナで仕上げる所までをお伝えしましたが、今日はその続きです。


本体を寝せた状態で立側をカンナで仕上げたのですが、今度は上台、下台とそれぞれ、上板、重ねとカンナで仕上げていきます。

上台と下台の重なりは、乗せたり降ろしたりしながら何度も繰り返して重なりを合わせていきます。今回のたんすは、乗せても降ろしても使えるようにするので、この重なりを合わせていくのも慎重にやっていきます。
これで立側が立ち、この次は引出し周りへと入っていきます。


まずは引出しの木取りを出してもらい、長さ切りで先板、底板、ホテ板をそれぞれの長さに切っていきます。


長さ、幅を切りそろえたら次はカンナを掛けていきます。引出しの内側になる方を、一つ一つ手カンナを掛けていきます。


その後は、カガミ板(引出しの前板)を仕込んでいきます。仕込むとは、カガミ板を引き出しが入る場所に合わせてきっちりと隙間なく入るように合わせていくことを「カガミを仕込む」と呼びます。

その作業を、引出し一つ一つ丁寧にやっていきます。これも合わせては削り、削っては合わせるという繰り返しの作業です。こうすることで、引出しを入れると他の引出しが飛び出てくる、密閉度の高い引出しになるのです。


その後は、カガミ板の厚みを毛引きで取り、ホテ板に写していきます。こうしてカガミ板、ホテ板を「蟻組」という組み手を取っていきます。(今は機械で取ります)


今日は、午前中に地元加茂市に桐たんすをお届けに行ってきました。昨年末にご結婚を終えたご実家に、下ニの和たんすをお届けさせていただきました。B様、いろいろとお世話になりましてありがとうございました。

明日も全力で頑張ります。

休日ですが・・・。

今年一番の寒波が来ているということで、今日明日は大雪の予報。
北陸地方の多いところでは一晩に100cmの積雪があるとしきりにニュースでやっていました。


朝起きてみると薄っすらと雪化粧。そこから次第に雪も降り出し、一時はかなりの雪が降ってきましたが、今は落ち着いています。明日までには、どれくらい積もるのでしょうか。


今日は、東京から金具が届くのを待って朝から工場で仕事をしながら金具が届くのを待っていました。以外にも早く到着し、それを付けて梱包し出荷の準備が整いました。また来週お届けの桐たんすの点検と梱包も合わせて行い午前中の仕事を終えました。

その後はホームセンターまでノギスを買いに走り、新作の金具付けを終えて、夕方、今日の仕事を終えました。

皆さん同じだと思うのですが、一人で仕事をしているといろいろと考えます。
今日のこと、明日のこと、これからのこと。やらなければいけないこと、やりたいこと。

一度には出来ませんが、コツコツと進んで行かねばです。
来週も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 秋田県K様の整理たんすを作る 3

昨日は今年最初で最後の新年会でした。普段、外ではほとんど飲みませんがたまにはいいもんですね。

秋田県K様の整理たんすですが、立側を立て裏板を木釘で打った所までをお伝えしましたが、今日は立側を仕上げていきます。この整理たんすは、引出し3段の本体が2つあります。それを乗せても降ろしても使えるようにしたいとのご希望でした。


組み立てた立側を乗せた状態で確認します。その後は、本体の下に付く「台輪」を造っていきます。本体が2つありますから台輪も2つです。


台輪は2つです。


台輪を造っていきます。


次に本体の上台、下台をカンナで仕上げていきます。重ね部分は、重ねた時にずれないようにしっかりと仕上げます。

重ねた場合、本来ですと下台の重なる部分は桐のサンで止まるのですが、今回は降ろしても使えるようにとのご依頼ですので、降ろした場合、桐のサンが出てしまいますので、取り外しが出来る金属製のダボを使って、重ねるように考えました。


下台の上部分に、凸の取り外しが出来るダボを埋め込み、上台の地板に凹の金属製のダボを埋め込みました。


上台の地板に凸が凹に入ります。


全て焼き仕上げで仕上げますので、ダボを埋め込む前に、重ね板を焼いてしまいます。


重ね部分のダボの工程が終わった段階で、立側を寝せてカンナで仕上げていきますが、その前に、カンナを研いで仕上げに備えます。


立側を仕上げる時に、途中、ホゾの部分がありホゾは木口になっていますので、そのまま仕上げると木口がボロボロになってしまうので、ブラシで水を含ませてから仕上げます。木口は水を含ませてから仕上げると、ボロボロにならずきれいに仕上がります。


立側を寝せて、一気にカンナで仕上げます。


そして面取りカンナで面を取っていきます。

今日の私は、ホットプレスを終えた裏板、タイコ、側板を自動(自動カンナ)に掛け、それぞれの板を組み、貼る作業でした。

洋服たんすの裏板を組みます。


のりが乾く間に、来週お届けする桐たんすの点検と梱包を行い、また板を貼る作業の繰り返し。今日も全力で行えました。

明日は工場はお休みですが、やらなければならない仕事が多く出社です。明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 秋田県K様の整理たんすを作る 2

今日の新潟は雨ながら思いの外暖かく、仕事も順調に進みました。
昨日は、立側を立てる準備をする所までをお伝えしました。今日はその続きです。


立側に棚板が入る溝を堀り、そこに棚板を入れ込み、上板と立側を組んでいきます。今回のたんすは、引き出しに金具が付かず、引き出しのカガミ板の底に彫り込みの取手が付く桐たんすです。

そうすると棚板が通常、立側と同じところに来るのですが、彫り込み取手の場合は、棚板が引っ込む作りなのです。今は、このように金具が付かず、彫り込み取手の桐たんすが増えてきましたので、時代の流れで、順応していかなければなりません。


上板と立側を組んだら、そこに木釘(3寸)を打ち、しっかりと止めていきます。その後は、棚板の反りを見ながら、風穴を開け、棚板が反ったり、まっすぐでなかったら、つっかえ棒を入れて棚板を真っ直ぐにしていきます。


棚板が真っ直ぐかどうか確かめて、まっすぐでなかったらつっかえ棒を入れます。


その後、長ハタガネで締めて、地板をシャコ万で挟んで止めていきます。


次に裏板を打つのですが、棚板がある場所に木釘を打っていくので、裏板に棚板のある場所を鉛筆で印を付けていきます。そうしたらハタガネで裏板を締めて、裏板を木釘で打っていきます。


ハタガネで締めて、木釘を打っていきます。


今日の私は、8分の先板、立側など厚板を切っていました。奥様は昨日の続きでホットプレスを行っていましたが、今回は切った板の量が通常よりも多かったので、休憩も取らずずっとやってくれました。お陰で、昨日、今日とクタクタだと言います。しかしそのお陰で、2日間でこれだけの大量の板をホットプレスで真っ直ぐな板にしてくれました。感謝です。


ホットプレスにかけた大量の板。真っ直ぐになっています。

明日は、ホットプレスにかけて真っ直ぐになった板を、私が造っていく番です。明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 秋田県K様の整理たんすを作る 


昨日の夜からチラチラと雪が降り始め、今朝、どのくらい積っているのだろうと思い、起きてみれば、以外にも少ない新潟です。

今日からは秋田県からご注文いただきました、整理たんすを造っていきます。今回のお客様のご希望は、重ねても降ろしても使えるようにして欲しいというご希望でした。これを叶えるために、いろいろと試行錯誤を重ね制作していきます。


まずはご注文いただいた桐たんすの木取り(部材)を出し、図面を見ながら長さ切りで、各々の長さに切り分けます。

その後は、各部材のカンナ掛けです。棚板、裏板、立側、地板、上板、それぞれの内側に入る部分をカンナ掛けします。


棚板をカンナ掛けしています。

そして上板、立側のホゾを取ります。(ホゾ取りは機械で取ります)ホゾを取ったら、棚板の立側に入る部分を
毛引きで印をつけます。

次に地板の入る部分を昇降盤でカッターの線を入れ、ノミで地板が入る部分を取っていきます。その後は、立側に棚板が入る溝を掘る線を付けていき、溝を掘っていきます。


地板が入る所を作り、棚板の入る位置に印をつけます。

今回ご注文頂いた桐たんすは、焼き仕上げという桐をバーナーで焼いて焼き色を付ける仕上げで、完成してからでは焼きずらい部分を、立側を固める前に焼いていくために、棚板を重ねて焼いていきます。

立側を立てる前に、引っ込む作りの棚板をこの後、焼いていきます。

その後、立側に棚板が入る溝を掘って、立側を立るための準備を行います。

今日は、今まで切りためておいた各部材の板を、熱でプレスして反りや狂いを直すホットプレスの作業を奥様が行う日。切りためた板は結構あるのですが、まだ、引き出しの底板が足りなかったので、朝から底板を切り続けていました。

今まで切った板。

その傍らで、奥様は黙々と板をホットプレスをして板を真っ直ぐにしていきます。このホットプレスの作業を「段取り8分」と言い、自身の頭の中で、板の長さ、幅、厚さを見極めて、計算しながらやっているようです。
でも、ホットプレスにかけた後、板を積んで置くのですが、これがきれいに積んであって、この後の作業がしやすいです。

ホットプレスをしてきれいに積み上げられた板。

明日もこのホットプレスの作業は続きます。明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 福島県A様の和たんすを作る その6

先週末は、引き出しの枠と丸盆の枠を組んで、底板を木釘で打つ所までをお伝えしましたが、今日はその続きです。

丸盆の枠を組んで底板を打つ前です。


今日はまず面白い写真から。これ何してると思います。カンナを上の方に掲げて、外の方を見ています。
実はこれはカンナの台を直しているんです。カンナの台は樫の木で作られているのですが、樫の木はとても固い木なのですが、やはり木ですから狂うんですね。狂うとは、カンナの台が反ったり反ったりするのです。そうすると桐をカンナで削ろうと思っても、台が狂っているから思うように削れないのです。ですから、このようにカンナの台に定規を当てて、真っ直ぐかどうか(正確には真っ直ぐでもダメなのですが)を見て、カンナの台を削る「台直し」というカンナで台を直していくのです。
今の新潟のように湿気が多いと、台が狂いやすくなります。

台を直したら、次は底板を打った引き出しを入れていきます。先板、底板、ホテ板を削りながら、引き出しを入れていくのですが、これも引き出しを仕込むときと同じように、削っては入れ、削っては入れを繰り返しながら、どこが当たっていて入らないかを見ながら、少しずつ入れていきます。
こうすることで、引き出しを入れると他の引き出しが出てくるような密閉度の高い引き出しが生まれるのです。

引き出しを入れていきます。

まだ金具が付いていない引き出しは、吸盤(大きな吸盤です)を使って引き出します。密閉度が高いので、なかなか引き出せません。


引き出しが全て入ったら、棚板(引き出しの乗る板)にロウ(イボタロウ)を塗って、引き出しの滑りを良くするために、ロウを塗ります。


その後は丸盆を仕上げます。丸盆は、逆にして中に台を入れて、直接底板が当たるようにして、カンナで仕上げていきます。


その後は、丸盆の名の通り、上面を丸く仕上げていきます。上面を丸く削り、その後はペーパー(紙やすりを我々はペーパーと呼びます)を掛けながら、丸面をきれいに仕上げていきます。これで丸盆は完成します。

そして次は、観音開きの扉を仕込む工程ですが、ここは写真がなくすみません。観音開きの扉を仕込み、カンナで仕上げたら完成です。

ここまで6回に渡りお伝えしましたが、実際にはもっとかかります。
これで桐たんすの木地が完成し、この後、塗装と金具付け、そして点検の後、梱包という流れになります。

今日はここまで。明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 福島県A様の和たんすを作る その5

今朝は本当に寒い朝でした。明日からは大学センター試験が始まりますが、毎年、この時期になると決まって大雪に見舞われます。昨年も大雪で電車が進めなくなり、電車の中で一夜を過ごした事があったのもこの時期です。
今年は珍しく明日からは冬型が緩む予報。受験生の皆さんは、頑張って望んでください。

さて、今日の桐たんすの組み立てですが、昨日は立側が立って、次に引き出し周りに入る所からお伝えします。
引き出し周りの材料、引き出しの先板、ホテ板、底板、そして衣装盆の先板、ホテ板、底板を出して、長さ切りで各々の長さに切り分けます。


各部材を各々の長さに切り揃えます。

その後は、各部材をカンナ掛けです。


各部材の内側をカンナで仕上げます。

まずはこのたんすは丸盆仕様なので、丸盆を組み立てます。丸盆の先板とホテ板を留め(45度)に切って、自転車のチューブを使ってのりを付けて接着します。

丸盆とは、外側、内側、上面も全て丸く作られる衣装盆です。外側はカンナで丸めていきますが、内側は昨日の本体の内側と同じで、内側に桐を貼って、その貼った桐を丸く削っていくという、付け丸というやり方で丸くしていきます。

付け丸のノリが乾くのを待つ間に、引き出しに入ります。カガミ板(引き出しの前板)を引き出しが入る場所に当てて、どれくらいの寸法で入るのかを確認し、印をつけます。


カガミ板を引き出しの入るところに当てて、シラガキで印をつけます。

その後は、カガミ板をはいる場所にきっちりと当てながら、カガミ板を仕込んでいきます。
当てては削り、当てては削りしながら、一つ一つ引き出しの入る場所に合わせて仕込んでいきます。


カガミ板を当てながら、仕込んでいきます。


当てては削り、当てては削りを繰り返し仕込んでいきます。

その後は、カガミ板とホテ板を前組(蟻組)で組みます。(今は機械で蟻組を取ります)
そして、先板とホテ板の先は、ホゾ組です。

蟻組を取ったホテ板とカガミ板。

引き出しの側を先に組んで、その後、底板を木釘で打っていきます。それと同じく、丸盆も側を先に組んで、底板を木釘で打っていきます。


引き出しの側を先に組んでいきます。


丸盆も側を先に組んでいきます。


そして、引き出しの底板を木釘で打っていきます。

今日はここまで。

今日の私は、一日中、板を切っていました。その殆どを、ヘギ底(衣装盆の底板)を切るのに費やしました。
今日切った衣装盆の底板は81枚。その後、地板を40枚ほど切ったでしょうか。


ヘギ底を切ります。

今日は、やりきった感がありますね。明日はお休みですが、私は仕事。明日も、全力で頑張ります。