2007年 6月 の投稿一覧

長かった一日・・・。

   曇り。  でも、蒸し暑い・・・。

NHK県内版の生中継を終え、なんだか気疲れしたのか、
私と、弟は、意外にも早く、昨日は帰宅した。
だって、今日の集合は午前5時半だったから。

晩酌も早々に切り上げ、就寝したのは、午後10時。
何度も、夜中に目を覚まし、嫁さんには、「お父さん大丈夫?」って
言われる始末。

結局、目覚ましにも頼らず、午前4時50分に起床。
ダッシュで顔を洗い、工場へ向かった。

よし、まだ、誰も来ていない!!
勝ったな・・・。

それもつかの間、約5分後には、スタッフの方が
到着した。

それから、昨日と同じようにリハーサルが始る。
親方も、老体に鞭打って、午前6時半には、工場に
来ていた。(すみません)

でも・・・、今日の生中継、コメントなし。
そう、親方もコメント無し・・・。

で、放送時間、約1分30秒。

お忙しい中、ギリギリまで待っていて頂いた
お客様。ホント、申し訳ありませんでした。

結局、生中継は、午前8時過ぎ。
予定では、7時40分でしたので、「もう。出ないな・・」
って思われた方も多いと思います。

生中継の宿命かも・・・。

でも、さすがに疲れました。
ヘトヘト・・・・・・・。

テレビへの出演が、こんなにも疲れるとは・・・。
年取ったかな・・・。

そして、また明日・・・。

    曇り。  蒸し暑いが、雨は降らなかった・・・。

ふーーーーーーーーーーーーう。

まずは、初日が終わりました。
今日は、午後3時までは、普通に仕事をこなし、
午後3時に、NHKのスタッフ、10数人が工場に来た。

さあ、これからって感じだった。

スタッフの方々の準備から始まり、先日の打ち合わせ通りに
きびきびとした動きで、進む。

以前にも感じたことだが、民放の方々と、
NHKのスタッフの動きや、姿勢は結構違う。

NHKのスタッフの方々って、「職人気質」が感じられる。
結構、私は好きだ。

午後3時に工場へ来て、本番の6時30分まで、行うリハーサルは
約3回。
それも、結構、真剣なリハーサル。

きちんと、正確な情報と確かな仕事に基づいて、
アナウンサーの方と、ディレクター(かな)の方の真剣な
打ち合わせのもと、少しずつ、ストーリーが出来上がっていく。
その様は、見ているだけでも素晴らしいものだ。

生中継の本番、約5分のために費やす時間は、約3時間半。
本番はあっという間に過ぎる。

どれだけ、その過程というか、準備が大切かを、思い知らされる。
マスコミの業界って、ホント、本番よりも、その準備にかかる時間って
すごいものだと、改めて、実感する。

放送後、すぐにお電話いただきましたM様
ありがとうございました。

また、コメントをお寄せいただ来ました方々、
お忙しい中、お付き合い頂きまして、ありがとうございます。

さて、また、明日の放送を残しています。
NHKの方々は、早朝の準備のため、近くでお泊りです。

私も、緊張を保ちつつ、明日のために、早めに
お休みしたいと思います。

では・・・・・・。

桐たんすは、出るのか・・・?

    晴れ。  梅雨の晴れ間かも?明日も晴れの予報です。

今朝、朝礼で、NHKの取材と生中継が入ることを
職人さん達に伝えた。

明日は、午後からの準備で、夕方の生放送なので
あまり問題はないが、明後日は、朝の全国放送。

放送予定時間は、午前7時40分頃だが、
実際にNHKのスタッフたちは、朝、5時半頃には
工場へ来るという・・・。

思わず、「えっ・・・・・・・・・・・」

NHKの方が、早朝5時半ならば、当然、
遅れていくわけには行きません。

明後日は、「5時」ですね。
起きるのは、何時なんだろう?

でも、それを聞いた職人小池さんは、今は、4時過ぎると
明るいがね——-.。と軽いジャブ。
さすが、兼業農家だけある人です。

そして、職人・横山松雄。
NHKに生中継されると朝礼で言ったら、その後、
「桐たんすは映るのか」と、質問してくる。

ある程度の流れは、打ち合わせ済みだが、
「多分、桐たんすも映るかな」っていうと、安心したように
仕事についた。

職人さんは、桐たんすがメインなのだ。
生中継なので、どんな展開になるのか、いまだ、予測がつかないので
何ともいえませんが、職人横山は、私よりも、桐たんすって言っていました。

それはある意味、正解でしょう。

明日の準備はまだまだ。
午前中に、何とかやれればと思っています。

どうやら明日は、曇り。
雨が降らないことだけを祈ります。

NHKからの取材。そして出演・・・。

   雨。    ホント、いい雨だった。梅雨はこうでなきゃ。

 数日前、突然の電話があった。
「NHKですが・・・・・」

「実は、ブログを読ませて頂いていて・・・」
(NHKの方が、私のブログを読んでいるのか?)

先日、ブログで梅雨のことを書かれていて、
それが気になって、ニュースとして取り上げさせていただけないか?
という、電話の内容だった。

今日、わざわざ打ち合わせで、工場までお出かけいただき、
色々とお話を聞き、段取りを済ませた。

桐の蔵の仕事がNHKニュースで紹介されることになりました。
まずは、新潟県内版は、

6月27日(水) 午後6時30分頃から(前後します)
NHK総合の新潟ニュース・ファイル内で。

そして、次に全国版。

6月28日(木) 午前7時40分頃(前後します)
NHK総合「おはよう日本」内で。

大変申し訳ありませんが、県内版(27日夕方)、全国版(28日朝)
共に、お忙しい時間帯です。

お付き合いいただけると嬉しいのですが、
無理な方もいらっしゃると思います。

出来れば、録画の準備をして頂き、
コメントをお寄せいただければ嬉しいです。

放送は、なんと!!生中継!!!!
どうなるのか、私も予想がつきません。

両日とも、生中継のため、放送時間は、数分です。
お見逃しのないように、予め、余裕を持っての
録画をお勧めします。

うーーーん。
床屋さんに行けばよかったと、思っていますが、
まあ、ここまで来ると、なるようになれ!!

2日間(県内版と全国版)連続ですが、
一生懸命頑張ります。

どうぞ、感想をお寄せください。

せっかく・・・。

   雨。  やっと、降りました。梅雨入りです。

昨晩から、ようやく梅雨って感じの雨。
夜はずーーーーと、激しい雨が降った。
これで、やっと、干してある桐板の渋が抜けてきます。

昨日、ここでせっかく書いた日記が、アップされていないのに
今朝、工場のパソコンを立ち上げて気づいた。

なんだったんだろう?
あれだけ、書いたのに・・・。

酔っ払っていたので、間違って消去したのかも・・・。
それ程、むなしいものはないですね。

明日は、早朝から、長野まで出張です。
当然日帰りですが、楽しみは高速で食べる昼食くらい。

明日も、雨模様。
梅雨は、雨が降ってくれないと困る、桐たんす業界です。

涙の意味。

  晴れ。  梅雨入りはまだみたい。今年の水は大丈夫か?

週末に。地元、加茂市の同業者8社で開催した大きな展示会
「桐たんす展」(作業日記参照)が、昨日で終わった。

6月は、お陰様で、今まで休みがない。
ずーーーーと、展示会続きで、さすがに、体が休みたがっている
気がする。

昨日も、3日間の展示会の後、搬出と、後片付けを終え、
帰宅したのは、午後10時前だった。

軽いはずの桐たんすも、総数80本を超える展示品の
後片付けをすると、腰がワナワナ〜〜って感じに
悲鳴をあげている。

でも、そんな3日間の展示会も、数々の出会いと、
感動のドラマがあった。

最終日の日曜日。
まだ、会場したばかりの午前中だった。

お母さんと、御嬢様のお二人での来場だった。
お母様の方は、お年を召していられ、足が悪く
杖を突きながらの来場だった。

たまたま、私が担当(というか)、お話をすることになり、
一通り桐たんすの説明を、御嬢様にさせていただいた。
その間、足の不自由なお母様は、イスに腰掛けて、私たちを
見守っている。

そのお言葉は、「おまえの好きなものを選べば良いよ」と
いう、温かな一言は聞こえてきた。

慎重に、桐たんすを何度も見て、私の説明を参考にして頂き、
自分なりのお考えで、最終的に、桐たんす(和たんす)を
お選びいただいた。(ありがとうございました)

で、そこからのお話がグッ、、、、、、、、、ときて
今でも、私の脳裏から離れません。

桐たんすをお決めいただき、契約書を書き終え、
話し込んでいた中でのことでした。

「この子の成人式の時には、とっても生活が厳しくて
良い振袖も買ってあげれなかった」とお母様が話し出した。
でも、この妹の時には、その当時、数十万もする振袖が良い!
って言われて、それを買ってあげたんです。と・・・・

でも、この子は、今の家の後を取ってもらわないといけないし、
最近は、きものも少しずつですが、増えてきたようなので、
思い切って、私(お母さん)からのプレゼントで、昨晩、
桐たんすを買いに行こう!と、お金をあげたんです。と、
私にお話をして下さった。

お母さんは、その当時の様子をずーーーーーーと
細かく私にお話してくださった。

生活にあまり余裕がない時代に、長女には良い振袖を
買ってあげれなかった。
でも、次女には、思い通りの振袖を何とかしながら、買ってあげた。

そんな話から始って、今回、桐たんすを買いに来た経緯を話され
ていた時、御嬢様の目が、真っ赤に潤んだ。

その瞬間、御嬢様の目からは、「ありがとう」と、言わんばかりの
涙が頬を伝った・・・。

私も、数々の桐たんすを作り、今まで相当な数の
お客様と接してきた中で、こういう経験はあまりなかった。

どういう言葉も掛けられず、ただ、ただ、
「良い桐たんすを作らせて頂きます」、
その言葉しか出なかった。

桐たんすを買ってもらった御嬢様は、ハンカチで涙を
抑える。

お母様は、
「うん、良かったね。良いタンスがあって」と・・・。

しばしの時間が流れ、そのお客様は、会場を
後にした。

久しぶりに感動しました。
その後の仕事が、出来ないくらいに・・・。

桐たんすにまつわる、エピソードは、本当に、
感動する物語が多い。

この御嬢様の流された涙の意味は、
言葉で表さなくても、伝わってきた。

それ以降、もう、言葉なんて必要なかった。
この親子には・・・。

こんな場面に立ち会えたと言うか、関わらせていただいた、
私は本当に良かった。

昨日、一日は、このお客様との出会いと、ご縁が
何よりの、ご褒美でした。

御嬢様の流された涙。
その意味をしっかりと受け止めて、立派な桐たんすを
お届けさせていただきたいと思います。

本当に、ありがとうございました。

まだ、6月なのに・・・。

   晴れ。  暑すぎです・・・。

まだ、6月の中旬だというのに、昨日と今日の工場での
気温は30度を超えた。

職人・横山松雄は暑さには、めっきり弱い。
朝から、今日も暑いな・・・。と弱音を吐く。

でも、確かにここ数日の気温はちょっと・・。
いつもお昼休みに、母が、「暑くて梅雨が明けたみたいな天気だね」
と言う。

でも、ホント、今からこの気温だと先が思いやられるな。
この先、どうなるんだろう。
エルニーニョか、なんだか知らないが、ちょっと異常かも
知れないが・・・。

明日も、暑いんだろう。
でも、やるしかないね。
まだ、6月だけど・・・。

ひっそりと終わって・・・。

   晴れのち曇り、そして雨。   突然の大雨。なんだか変だ・・。

ひっそりと始った、地元での展示会は、何だかひっそりと終わった。
全体的には、お客様は少なかった。
予想していた範囲内だが、ここでもお陰様の気持でいっぱいだ。

新潟県のほぼ真中の三条市で行ったにも関わらず、
来ていただいたお客様は、新潟市からや、新発田市(ここからは遠い)
そして長岡市、またまた、湯沢町からもお出かけいただいた。

もう、それだけで感謝の気持でいっぱいです。
高速道路に乗ってまで来ていただける。
そりゃ、ありがとう。もう、それだけです。

どちらかというと、地元なので、そんなには
期待は出来ないかな?と言う気持も半分くらいはあった。

でも、ふたを開けてみると、現状はそんなものではなかった。
「ありがたい」、そして「お陰様です」

なんだか、辛気臭くなってしまいましたが、
展示会は楽しいものです。

私は、展示会って妙に、合っているっていうか、
好きなんですね。

今後も、頑張っていこうと思います。
これからも応援宜しくお願いいたします。

地元でひっそりと・・・。

  晴れのち、雨。  一時は大荒れ。明日はどうかな?

先週末の東京・日本橋での展示会に続いて、
明日からは、地元、隣町の三条市での展示会。

最近は、お客様もこのブログをお読みいただいている方も多く、
桐たんすをお届けに上がると、「毎週、展示会ですか?」
(毎週ではないですが)
いつ、仕事するんですか?、と言った質問が来ることがある。

私と、弟の2人でこんなことを書いているから、しょっちゅう、
展示会をしているような錯覚(?)を覚えるかもしれない。

でも、基本的には月に2回ほど。
展示会のない月もある。

それよりも、製作は、毎日、ずーーーーと(土、日は除く)
やっているからご安心していただきたい。

私たちの原点というか、展示会を行うようになったきっかけは、
「自分たちで作ったたんすは、自分たちで売っていこう!」という
シンプルな事が原点だった。

確かに、今までのお付き合いをさせていただいている
卸のお客様も、それと同じように大切。

どちらが大事とか、どちらを取るとかではなく、
当然ながら、どちらも大事なのです。

これが、経営のバランスかもしれないし、
私の考えている一部の事かもしれない。
どっちが良いか。なんて、選択はないのです。

で、明日からは地元で、ひっそりと展示会です。
予報は大荒れの天気ですが、
どんなご縁があるのでしょうか。

楽しみに、お待ちしています。

同じ3時間半でも・・・。

   晴れ。  でも昨日の夜の雷と大雨はすごかった。

昨晩の大荒れの天気から一転して、今朝は、快晴。
今日は、山形まで桐たんすをお届けに。

山形は隣りの県。
高速道路は途中までなので、あえて、下道で行く。

3時間もあれば行くだろう。と思っていたが、
実際には、3時間半もかかってしまった。

うーーーーん。と考えてしまった。

3時間半走ると、高速では、もう、東京に着いてしまう。
でも、それはどうにもならない問題なので
あきらめるしかない。

改めて、高速道路のありがたさを痛感した。
それは、新幹線もそうだ。

だって、新潟から座って2時間で東京ですから。
これこそ、ありがたい。

高速文明に慣れてしまったので、
もう、それが当たりまえになってしまっている。

これって、でも、数十年前は、こんなことって考えられなかったことだ。
(と思う)

現実は、隣りの県でも3時間半。
東京でも3時間半。

でも、疲れるのは一緒かもしれない・・・。