2021年 7月 の投稿一覧

展示作品を作る5

今日からは、同じ展示品ですがサイズとカラーの違うバージョンです。サイズが先回よりも一回り大きく、引出しの数も多く、カラーはブラックになります。

長さ切りで部材を切り分け、各材料をカンナで仕上げていきます。

棚板の立側に入り込む部分を昇降盤で欠き、ノミで取っていきます。

地板の立側に入る部分も昇降盤で欠き、ノミできれいに取っていきます。

立側と上板の留めで交わる部分を留め型を当てながら、ノミで作っていきます。

今日は久しぶりに雨模様の日。暑さも和らぎ、過ごしやすい一日でした。

展示作品を作る4

だいぶ時間が空きましたが、展示品の制作の続きです。本体の地板をカンナで仕上げていきます。

裏板を木釘で打って止めていきます。

本体が乗る「台輪」を制作していきます。

裏板をカンナで仕上げていきます。

オリンピックも始まりましたが、猛暑でかわいそうですね。ここ新潟も暑く、工場の2階はすごいです。

桐たんすのお届けでした。

先日は、引出し10段の整理たんすと再生たんすのお届けに行って来ました。

以前にも、同じ形、同じサイスのたんすを3本お納めさせていただいており、今回は4本目。某博物館様です。

以前にお納めさせていただきました桐たんすもチェックして何事もなくご使用いただいている事に感謝。そして今回は大きな桐箱も追加でお納めさせていただきました。

余りにも大きく、二人でないとフタの開け閉めが出来ません。貴重な収納物を保管するには桐が最適と言う事です。

その後は、古い桐たんすを再生させていただきお届けさせていただきました。

M様、ありがとうございました。

展示会作品を作る3

東京での展示会に出品する作品の制作ですが、本体の組み立てが進んでいます。片方の立側に棚板とツカを入れ込み、もう片方の立側にはめ込んでいきます。

もう片方の立側にはめ込みます。

立側をはめ込んだら、面の位置を平らになっているかを確認します。

上板から木釘を打って立側、上板を止めていきます。

上板からツカにも木釘を打って止めていきます。

新潟県を含む北陸地方(新潟は北陸地方か?)が昨日、梅雨明けしたとか。昨日の夕方、魚沼地方はワイパーも効かない程の大雨だったし、今、工場の外では雷がゴロゴロなって、夕立が降っている。梅雨明け宣言、早くなかったか・・・。

展示会作品を作る2

昨日から始めました展示会作品の制作ですが、今日は、立側にツカが入る位置を、ツカを当てながら測っています。

立側に棚板が入る溝を、溝堀カッターで掘っていきます。

ツカにも棚板が入る溝を掘り、ノミできれいに取っていきます。

立側にツカと棚板を入れ込み、木釘で打って止めていきます。

今回は結構、細かい引出しが多く細かな作業があります。この作品はコンパクトなサイズです。

雨は上がりましたが、梅雨特有の蒸し蒸しとした天気です。梅雨明けはいつ頃なのでしょうか。

展示会作品を作る

今日からは、古い桐たんすの引出しと、新しい桐の本体を組み合わせた桐たんすの制作をお伝えします。あるデザイナーさん達の試みで、桐の蔵がお誘いを受けたプロジェクトです。

桐の蔵でも、桐チェストシリーズの「温故創新」シリーズがありますが、それに少し似ている作品ですが、今回は、古い桐たんすの引出をそのまま使い、新しい桐で作った本体に、その引き出しを入れたり、空間を作ったりと、楽しそうな図面が届きました。

桐の蔵も古い桐たんすの再生の先駆者として、このジャンルにもどんどん挑戦していきたいですし、リサイクルからアップサイクルへと進んでいる流れにもついていきたいと思っています。

まずは図面。これともう一種類の2パターン作ります。

裏板をカンナで仕上げていきます。

本体の立側に縦引きノコで切れ目を入れていきます。

本体の木目が美しいです。

棚板にツカを乗せる位置を、定規で計っています。

昨晩からすごい雷と雨でした。今日も午前中は結構な雨と雷でした。予報では、雨も今日までみたいですが・・・。

再生たんすのお届けでした。

新潟市のO様から御依頼いただきました、桐たんすの再生でした。二重ねの和たんすの下台に木の4本脚を付け、カラーはグリーンに塗装。金具は、クラッシックなハンドルを付けました。

フローリングに床に、4本脚のスタイリッシュさとグリーンが生えて素敵です。O様、ありがとうございました。

桐たんすのお届けでした。

昨日は、新潟市まで桐たんすのお届けに行って来ました。お届けさせていただいたのは、伝統的正統派の整理たんすです。

4月にショールームにお越しいただきお求めいただきました。T様、ありがとうございました。

福島県S様の和たんすを作る8

福島県S様から御注文いただきました和たんすの制作ですが、今日が最後です。

衣装盆(丸盆)の底板を木釘で打って止めていきます。

引出しの底板、」丸盆の底板を木釘で止め、これからカンナで削り、本体に入れていきます。

丸盆をまとめてハタガネで締め、カンナで仕上げていきます。

丸盆の角を丸め、ペーパー(紙やすり)で滑らかにしていきます。

観音開きの中の小引き出しを、少しずつ削りながら、本体に入れて行きます。

大引き出しを削りながら、本体にいれていきます。

新潟の雨はそれほどでもなく、じめっとした梅雨の天気です。カラッとした天気が待ち遠しいような、暑い夏が来るのが怖いような・・・。

福島県様の和たんすを作る7

福島県S様から御注文頂きました和たんすですが、後半に入ってきました。引出しのカガミ板(前板)と側板の蟻組みを取ります。

引出しの枠を固めていきます。(側板のホゾに接着剤を塗っていきます

引出しの枠を先に固めていきます。

枠を固めたら、引出しの底い板を木釘で打って止めていきます。

衣装盆(丸盆)の底板を枠に合わせて長さ切りでまとめて切っていきます。

今日は爽やかな一日。ホント、新潟県は雨が降りません。今週は雨予報だったのですが・・・。