2022年 9月 の投稿一覧

 新潟県K様の桐チェストを制作する2

新潟県K様からご注文頂きました桐チェストの制作ですが、上板のホゾを取り、留めの部分を「留め型」を使いながら留めを作っていきます。上板、立側はムク板。上板の木目が美しいです。

引き出しが入る棚板に立つ、「ツカ」

留め型を使って、ノミで留めを作っていきます。

立側に引出が入る棚板の寸法をケヒキで印を付けていきます。

棚板の立側に入る部分にケヒキで印を付けていきます。

今日も暖かないい一日でした。先週は展示会でしたので、久しぶりの休日。週末はゆっくり休みたいです。

新潟県K様の桐チェストを制作する

今日からは、新潟県K様から御注文頂きました桐チェストの制作です。まずは図面を見て、この図面1枚で桐チェストを制作していきます。

桐チェストの本体の木取り(部材)一式。これで桐チェストの本体を組み立てていきます。

各部材をカンナで削って仕上げていきます。

引出しと引出しの間に立つ「ツカ」を仕上げています。

朝晩は寒くなってきた新潟ですが、日中は暖かな日が続いています。今年は夏が長いというか、秋が暑いというか・・・。

新潟市まで桐箪笥のお届けでした。

昨日は、新潟市まで桐箪笥のお届けに行って来ました。

お届けさせていただいたのは、修理した再生たんすです。

三つ重ねの桐たんすを丁寧に修理し、チョコレート色の天然オイルを塗って仕上げました。シックな色合いが人気です。M様、ありがとうございました。

京都市内へ桐チェストのお届けでした。

昨日まで、三年ぶりに京都みやこめっせを会場に、展示会を行っておりました。

三年とは長いようで短いような、変わっているところもあり、変わらない部分もある。そんな期間ですが、初日は台風の影響をもろに受け、大雨。二日目からは秋晴れで、関西を中心に遠方からお出かけいただきました。

二日目には、市内からお出かけいただきましたお客様から、展示品の桐チェストをお求めいただき、展示会が終わった後に、ご自宅にお届けさせていただきました。

三年間展示会から遠ざかっていると、少し忘れている感覚があるというか、違和感がある部分も。そんな中でも、記憶を辿り、思い出しながらの接客や展示会の運営を行っています。

しかし、現場は生き物。色々な事があるし、予想もしない事も。だから面白いのですが。やっぱり現場は良いですね。

お出かけいただきましたお客様、お求めいただきましたお客様、本当にありがとうございました!

京都での展示会です。

3年ぶりの京都での展示会。昨日の午後に新潟を立ち一路京都まで。夜に京都市内に到着しました。

3年間行かない間に、京セラ美術館が素敵にリニューアル。夜のライトアップがきれいでした。

今朝からの搬入を経て、京都みやこめっせで3年ぶりの展示会を開催しております。

今日は生憎の雨ですが、明日、明後日は秋晴れの予報。

関西にお住いのお客様、お時間をお作り頂き、お出かけください。

心より、お待ちいたします。

東京都と神奈川県まで桐箪笥のお届けでした。

台風直撃の昨日、東京と神奈川県まで桐箪笥のお届けに行って来ました。直前までどうしようか?悩んでいましたが、3軒のお客様へのお届けのため、改めての調整は不可能。行くしかない!と決行!

出発は新潟県に直撃の午前6時。大雨。関越高速も群馬県まで大雨。この時は大雨の中、どう運び入れようか?と頭の中で考えながら運転。しかし、一軒目のお客様に伺う前には雨が奇跡的に上がり、無事に納品。

修理させていただいた再生たんすのお届けでした。N様、ありがとうございました。

そして二軒目は目白まで。高級な和箪笥でしたので、何とかこのまま雨が降らないようにと願いながらダッシュで。学習院大学を横目に見ながら高級なマンションへ。下台を運び入れたら雨がポツポツと。マンションへの搬入を急いで、何とか全て運び入れた瞬間に大雨が降って来ました。間一髪でした。

今回のS様は、数か月前に桐の蔵の工場までお出かけいただき、高級和たんすをお求めいただきました。油単の家紋も小さめでリクエスト。別注で家紋を小さく控えめに入れております。S様、ありがとうございました。

そして3軒目の横浜へ向かって走らせます。雨は止むことなく降っていますが、気持ち的には結構、楽になりましたので、雨でも余裕をもって走れました。

3軒目のM様のご自宅はマンションでしたが、雨に濡れることなく、運び入れることが出来ました。二つ重ねの和たんすを、チョコレート色の天然オイルで塗装しました。

「見違えるようにきれいになった!」と、喜んでいただきました。M様、ありがとうございました。

田上町へ桐たんすのお届けに行って来ました。

昨日は、地元、田上町へ桐箪笥のお届けに行って来ました。

お届けさせていただいたのは、修理した再生たんすです。ご依頼いただきました奥様が、嫁がれる時にお父様から買っていただい桐箪笥だそうです。ご自宅を新築するにあたって、弊社に再生をご依頼いただきました。

との粉仕上げだった桐箪笥を、オイル仕上げにして使い勝手も良くなりました。とってもきれいになったと喜んでいただきました。

桐箪笥は、地元の大手老舗桐箪笥メーカーの商品で、とても立派な桐箪笥でした。

K様、ありがとうございました。

東京都O様の和たんすを作る22

東京都O様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、大引き出しの底板をカンナで仕上げていきます。

上台の観音開きの扉を仕込んでいます。

観音開きの上部の丸を内側の丸に合わせて作っています。

観音開きの扉の長さをカンナで削って調整しています。

これで完成です。この後は、塗装、金具付け、調整、検品して梱包、お届けとなります。

O様、ありがとうございます。

東京都O様の和たんすを作る21

東京都O様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、観音開きの中の小引き出しを入れて行きます。入れては確認し、出して削り、また入れては確認するを繰り返していきます。

大引き出しのホテ板(側板)を削っていきます。

削っては入れて、どこが当たっているかを確認しています。

引き出しは、取手金具が付いていないので、大きな吸盤で吸って引出しを出していきます。(この吸盤が売っていません)

今日は暑さがぶり返してきました。今週はずっとこんな感じだとか。朝晩は涼しいのですが・・・。

  東京都O様の和たんすを作る20

東京都O様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、大引き出しのホテ板をカンナで削っています。

小引き出しのホテ板をカンナで削りながら、本体に入れて行きます。

大引き出しの底板をカンナで仕上げていきます。

小引き出しをカンナで削りながら、本体に入れて行きます。削っては本体に入れてみて、当たっている場所を確認して、また削る。それを何度も繰り返していきます。

今日は涼しく過ごしやすい一日でした。こうなると仕事が進みますね。