晴れ。かな? 一日、百貨店の中だったので・・・。
久しぶりで、心が忘れそうな一週間でした。
先週末は、福井県まで桐たんすのお届けに行き、
その後、富山市で一泊し、翌朝は、早朝4時半に起き、
新潟に向けて出発。
そして、ワゴン車に桐たんすを積み込み、新潟県内まで
桐たんすをお届けしてきた。
その間、弟は、地元の老舗百貨店にて行われている
県内の物産展の展示会に出展。
そして、昨日、今日は私がその物産展の当番で
地元の百貨店に詰めていた。
私にとっても初めての百貨店。
何をするにも、初めてのことばかり。
出社からして、不安。
そして、朝礼もちんぷんかんぷん。
何よりも、一人なので、トイレに行くにもダッシュ。
お昼も流し込むように食べる。
でも、そのトイレの場所も、社員食堂の場所すら、
分からなかったから社員さんに聞きまくった。
百貨店の裏側って、本当にわからない。
迷路みたいな通路の中に、商品のワゴンがあったり、
備品があったりする。
その奥に、ひっそりとトイレがあり、そのまた奥に
社員用の階段があったりするから。
で、社員食堂も、食券の買い方から、メニューの
選び方まで、全く分からない。
食べている人に、「それ、どこで買うんですか?」って
聞いてしまう。
そして、やっとで昼食にたどりついたにも
関わらず、今度は、食べ終わった食器をどこに片付けていいのか?
が、分からない。
周りを見渡すのですが、どこに食器を片付けているのだろうか?
で、やっぱり聞いた。
それが基本だ。
知ったかぶりしない、知らないときは聞く。
それができれば、どこだって生きていけるだろう。
でも、皆さんは本当に親切だった。
長かった地元百貨店の物産展も明日で終わりです。
この日記の更新もままならないくらいだった。
でも、また、今週末は東京・日本橋です。
この秋のシーズンは、今がピーク。
今週末の、日本橋の展示会も、是非、
お待ちしています。
雨のち、曇り。 一雨ごとに・・・。
ここ最近の不安定な天気のお陰か、昨日あたりから、
クシャミと、鼻水が止まらない。
今朝起きたら、相当辛い。
子供達に、「ねえ。やめてよ!!」とさかんに言われるので、
仕方なく、薬箱にあった「クシャミ、鼻水専用」の薬を飲んだ。
しかし、今日は、午後に、桐たんすと桐チェスト、そして、
再生した桐たんすのお届けが待っていた。
午後1時のお届けのため、午前11時に出発し、
高速道路を走っていたら、「眠気が襲ってきた」
そんなに、眠くないはずなんだけど・・・。
すぐに理由はわかった。
鼻炎用の風邪薬のお陰だ。
途中、お昼ご飯を食べても、体はだるいし、
眠気は治まらない。
薬ってすごい!!
何とか、一軒目のお客様のマンションに桐チェストを
お届けし、次のお客様へ。
お客様へのお届けは、緊張するので眠気なんて言っていられない。
無事に2軒目のお客様へ桐たんすをお届けし、
三軒目のお客様のご自宅に、再生の桐たんすをお届けするときが
辛かった。
体がだるいのだ。
そして、まだ、まだ眠気も襲ってくる。
私、基本的には薬は飲まない。
少々、風邪ひいたって、自然治癒力で治すタイプ。
だから、ホント、久しぶりに飲んだ風邪薬だから
効くのなんのって。
クシャミ、鼻水の薬がこんなにも効くとは
思いも寄らなかった。
でも、お陰様で、何とか治まってきたので、ありがたい。
今週末は、地元、新潟の大和百貨店(地方の百貨店です)で、
新潟の物産を一同に集めた展示会に参加してくる。
明日は、その準備。
今週末からも、充実するスケジュールだ。
どうぞ、地元の皆様。
25日(木)から、30日(火)までの一週間。
新潟市の大和百貨店7階、特別催事場に出展しています。
お時間を作って、お出かけ下さい。
晴れ。 秋晴れです。でも、明日からは下り坂みたい・・・。
もう、新人とは呼ばせない石山君。
彼の仕事振りは、最近、本当に頑張っている。
いや、頑張っていると言うよりも、「慣れてきた」、いや、
「出来てきた」、「職人になってきた」と言う感じかもしれない。
来月で桐の蔵に来て一年。
でも、まだ一年なのに、その吸収はすごいと感じている。
そりゃ、まだまだ、ミスもするし、失敗も多い。
でも、そんな中でも、桐たんすの観音開きの戸を
付ける作業は、私の手直しが全く要らないほど
完璧な仕事である。
誰でも、得意不得意があるように、石山君は
仕上げの工程の「ロウ引き」と、この「戸」のつけ方は、
彼の得意としていることだろうか。
彼の「ロウ引き」なんて、ホント、芸術品に近い領域だ。
つい最近までは、ロウの塗りすぎで、仕上げの色に、
ロウの色が付いて、少し濃い色に仕上がっていたが、
そのことを伝えると、すぐに修正してくれた。
その辺の素直さが、いい職人の第一歩だ。
その後は、桐たんすの仕上げの色も、ロウの
塗り具合も安定している。
その陰には、彼なりの努力があるのだと
感じている。
いつも淡々と、仕事をする彼は、まだ、一年目の
職人とは思えないくらいに、技術を身に付けてきた。
あまり褒めないが、でも、よくやってくれている。
これからも頑張ってね。
宜しくお願いいたします。
晴れ。 秋晴れです。
先週末の地元、新潟市での展示会を終えたばかりなのに、
もう、今週末は京都での展示会です。
明日の朝、早朝に出発し、京都に向かいます。
秋の結婚シーズンを前にし、また、関西地方での
貴重な展示会です。
どうぞ、関西地方の皆様、お時間を作ってお出かけください。
秋の京都は、まだ、残暑が厳しいのでしょうか?
それでは、行ってきます。
晴れ。 秋晴れと気持のいい風でした。
今年に入ってから、ずーーーーーと、桐たんすの修理・再生の
ご依頼が続いている。
この部門は、確かに、ずーーーと切れ間がないくらい
お客様からのご依頼が多いのだが、ここのところは、
本当に多くのご依頼を頂いている。
今日も、愛知県から3本、神奈川県から1本と、
工房の玄関前は、修理の桐たんすでいっぱいになっていた。
お陰様です。
こうして、全国各地から、送料を使ってでも、桐の蔵に
ご依頼いただけることを、ありがたく思っています。
そんな中、今日、届いた桐たんすは、まだ、修理したばかりと
思う桐たんす。
でも、どこかが違う・・・・。
確かに、全体的には新しくなってるのだが、
裏板は、桐の木目を印刷した合板を張ってあったし、
ところどころの傷は、木工用のパテで埋めてあるだけの
粗末な仕事。
本当に、これでお金を頂いたのだろうか?と
思ってしまうほどの、仕事でした。
私たちの仕事が一番なんて、おおそれたことは言えませんが、
職人が見て、恥ずかしい仕事はしたくない。
まずは、それが基本です。
桐たんすの修理・再生の仕事は、手間が本当にかかるのですが、
それ以上に、お客様に喜んでいただけることが、
その仕事を続けられる意味があるのです。
それには、手間がかかるが、決して手を抜かず、
喜んでもらえる仕事をするしかありません。
ここに、損得(限界はありますが)が見え隠れするようになると、
ご依頼いただいた、お客様の信頼を裏切るようになるような
気がするのです。
基本的に、私たちは職人ですから、まず、第一に考えることは、
きれいにして、お届けすること。
そして、お客様に喜んでいただけることを一番に考え、
桐たんすの修理・再生を行っています。
こんな時代だからこそ、古いたんすの修理・再生が増えている
気がしますが、新しい桐たんすも、古い桐たんすの修理も、
職人の気持や、取り組み方は、全く一緒です。
最後には、お客様に喜んでいただけるように。
ただ、それだけを思い、仕事に打ち込んでいます。
雨のち、曇り。 ここ最近はスコールのように降ります。
金曜日から始った後半戦の地元・新潟市での展示会。
初日は、開始時間前からお客様が来場し、思わず、
ホントか!と思ってしまう。
それでも、後半戦の初日は上出来な成果で終えた。
で、向かえた2日目。
この時期としてはめずらしく、残暑が厳しい。
会場にいた我々には、外の気温は分からないが、
昼食を買いに外に出た弟が、外の気温計が32度をさしていたという。
これでは、厳しい・・・。
でも、そんな中、いつもお世話になっている240さんが、
お土産まで持って、会場に来てくれた。
これから仕事があると言うのに、本当に申し訳ない。
そして、このお土産が絶賛である。
ある種、新潟名物だと思うのだが、タレカツ丼(タレで食べるカツ丼)の
カツを本当に、いっぱい頂いた。
私と、弟の家族の分まで。
帰りは、夕食には間に合わなかったのだが、これ、
子供達と、嫁さんは絶賛の味である。
次男のたっくんは、アッと言う間にカツ2枚をペロリ。
また、子供達は、美味い!!!を連発。
240さん、本当にありがとうございました。
長女には、お父さん、今度、買って来て!と頼まれる始末。
新潟には、美味いものがたくさんあります。
そして今日。
最終日なので、気合を入れたのですが、始る前から、
スコールのような豪雨と雷が・・・。
おいおい・・・・、って感じでした。
そのお陰か、午前中は閑古鳥が・・・。
で、やっと午後からは晴れ間が覗いたが、時、すでに遅い
って感じでした。
今回の展示会は、初日ですでに勝負がついていたように・・。
でも、明日からもこの展示会の続きがあるし・・・。
展示会は、毎回、色々なドラマがあります。
だから面白いし、やめられない。
これが魅力です。
今週末は、京都での展示会。
どうか、関西にお住まいのお客様、来場をお待ちしています。
京都は、今ごろ、まだ、暑いのでしょうか?
晴れ。 いくらか涼しくなってきました・・・。
明日から、地元、新潟市での展示会が始る。
前半戦の所沢での展示会から、すでに、一ヶ月半が過ぎ、
展示会欲求モードだ。
数週間前から、用意周到に準備してきたが、
いつもの事ながら、心配。
でも、心配したところでどうにもならない。
精一杯、やらせていただきます。
一生懸命に・・・。
どうぞ、明日からの展示会、お時間作ってお出かけ
下さい。
心より、お待ちしています。
追伸。
新作も揃えました。
どんな風に仕上がったか、感想を教えて下さい。
晴れ、後、曇り、時々、雨。 残暑がまだ、厳しいです。
今年の夏、私は、職人の正しい昼休みの過ごし方を
初めて身に付けた。
職人になって、22年目にして・・・。
でも、修行時代は、毎日、そうだったので正確には、
20年ぶりだろうか。
業種を越えて、職人と呼ばれる方の昼休みの過ごし方は、
「昼寝」に決まっている。
桐の蔵も親方は、御昼ご飯が済んだら、すぐに横になり
お昼ねに入る。
多分、どの業種でも、職人さんは、こんな感じだろう。
でも、私は、御昼ご飯が済んでも、お客様へのお手紙など、
お昼休みでしか出来ないことを集中してやる。
その後、残り時間の十数分。
その時は、あまりに疲れていたのだろう、私が仕事をしている
現場に段ボールをしいて、横になったのが始りだった。
それが、7月のある日。
それ以来、ずーーーと毎日、食事の後は、一仕事して、
昼寝をする習慣になった。
時間にして十数分でしかないのだが、これが午後の
仕事の出来を左右する。
桐の蔵の職人さんは、新人石山君を始め、
みんなが、昼はお昼ねをする。
だから、ハードな仕事でも、午後からも体力が持つのだろう。
私も、年をとったのだろう。
ちょっと忙しくて、昼寝が出来ないときは、午後3時を回ると
ちょっと、ふーーーーっと、来ることもある。
肉体労働には、昼寝って大事なものなのだ。
確か、都会には、昼寝をする有料のスペースがあると
何かの雑誌で読んだが、やはり、働くビジネスマンにとって
お昼寝って、大事なのだろう。
何の気なしに、横になった昼寝が、
もう、今では、癖になってしまった。
私もこれで、やっと一人前の職人の仲間入りが
出来ました。
あと残された、一人前職人コースの課題は、お酒の飲み方と
お客様との会話なのかもしれません・・・。
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