京都は晴れ。 少し暑かったです。
今朝は、午前3時に起床、そして午前4時出発で、
京都まで行ってきました。
一軒目は、宇治市のM様へ。
別注の和たんすをお届けさせていただきました。
このたんす、かなり格好いいです。
そして、着物を多くお持ちの方には、使いやすいですね。
こんなたんすが定番になるかも知れませんね。
そしてその後は、あの有名な奈良県にある国宝の
お寺様にお納めする収蔵庫を、その大本の
京都の美術院までお届けしてきました。
でも、人生いろいろあるものですね。
「今日も、、ついていました」
そして午後1時までお話をさせていただき、
その後は、名神と北陸道をひたすら新潟県まで・・。
工場到着は、午後7時前。
結構飛ばしたものです。
さあ、明日からは仙台での展示会です。
明日も早朝4時過ぎに出発し、午前中に搬入し
午前11時から展示会です。
どうぞ、仙台市そして、近県にお住まいのお客様、
お時間を作ってお出かけいただければ幸いです。
あなた様のお越しを、心からお待ちしています。
2010年 10月 の投稿一覧
一年と二ヶ月のプロジェクト。
曇り時々、雨。 でも何とか持ち直しました。
やっと、やっとギリギリで完成しました。
このお話が舞い込んだのは、昨年の春の頃だったと思う。
その後、昨年の8月頃に京都に伺い、顔合わせというか、
とりあえず具体的な話を聞きました。
その時は、出来るかどうか?不安でした。
そして、お見積もりもなかなか出せず。(箱でもなく、たんすでもないのです)
最初の話では、奈良県にある国宝のお寺の
国宝を仕舞う書箱(でも、タンスでもなく箱でもないすごく大きい!)
を作ってくれないか?と・・・。
普通の人では入れない、何度となくセキュリーティーを受けるような
建物の中で、その仕舞われる国宝を目の当たりにして、
担当者から説明を受けたのです。
そして、その後、本当に本当に大切な国宝だから、
それを仕舞う箱(たんす?)も、300年持つような作りと、材料で
お願いしたいと言われたのです。
それから、何度、京都に足を運んだだろうか?
今年の2月には、職人小池さんと共に、打ち合わせに。
その後、4月にも。そして担当者の方も桐の蔵に来ていただいたり。
そして数々の図面のやり直しも・・・。
この担当になったOさん、本当に細かい!というか、
その細かさは、完全に常識を越えていました。
でも、そんな事にも耐えながら、数十回の変更を繰り返し、
その都度、図面を書き換えながら、少しずつ進んできました。
その間、親方は材料を選び、選別し、組み立てにかかるまで
神経を尖らせていました。
そして最終的な打ち合わせが、今年の7月頃。
それでも、まだ決まっていないところもあり、それはそれは
いつ出来るのだろうか?と焦り始めた頃、
私たちは、試作品に取りかかりました。
普通、桐たんす屋は、試作品なんて作りません。
しかし、納めるものが納めるものですので、間違っていたら大変。
そして、まだ決まっていなかった箇所もあったため、
試作品で、見て決めてもらおうとの事でした。
結果的には、この試作品が大正解。
これがなかったら、今がなかったでしょう。
しかし、試作品の完成に約2週間。
そして、今日、出来上がった作品の完成に約一ヶ月。
今までで、一番大変だったと言っても過言ではない
作品が、完成しました。
そして、これからお届けに行って来ます。
まずは、事故もなく、怪我もなく、無事にお届け出来て
帰ってこれますように。
職人・小池さんをはじめ、桐の蔵の職人の皆さん、
大変でしたが、本当にありがとうございました。
まずは、気をつけて行ってきます。
再び、東京へ・・・。
晴れ。 東京も蒸し暑かったです。
先週末、東京・日本橋での展示会を終えたばかりですが、
今日は、再び、職人・石山君と共に、東京へ桐たんすの
お届けに行ってきました。
今日は東京なので、出発は遅めの午前6時半出発。
工場集合時間には、いつも石山君は、さすがに15分くらい前には来てくれます。
偉いです。
高速を順調に走り、お客様のご自宅のある渋谷区へ。
そして、大きな幹線道路から一歩入ると、そこは、
景色も空気も、がらっと変わり、超!超!!高級住宅街でした。
お客様のご自宅は、その一角にある老舗の雰囲気が漂う
マンション。 いい感じです。
そして、桐たんすも何とかエレベーターにも入り、ご自宅に
収める事が出来ました。
K様、ありがとうございました。
そして、帰り道、その住宅地の家々は、そのどれもが
超!高級!!
すぐに目に入った、その広大なご自宅は、体育館ほども
あるのか。平地なのに、土が盛り上げられ、高い場所に
家が建っているのです。
外側は、お城のような石垣(でも洋風)で周り、
玄関には巨大な門が。
新潟のような田舎では、考えられない家が、次から次へと
建っているのです。
幹線道路を走っていては見られない光景が、
一歩、小路を入ることで、意次元の空間が広がるのです。
恐るべき東京でした。
私たちの知らない東京は、まだまだ存在するのでしょうね。
でも、いい経験をさせていただきました。
K様、ありがとうございました。
東京・日本橋での展示会です。
曇りのち、晴れ。 意外と暖かい日でした。
明日からは、東京・日本橋での展示会です。
「お出かけいただける」とのメールをいただきました
お客様もたくさんおり、本当にありがたいことです。
どうぞ、関東近県にお住まいのお客様
新作もご用意しまして、心からお待ちしています。
お時間を作って、お出かけいただければ幸いです。
静岡まで行ってきます。
曇りのち、雨。 あすはどうだろうか?
さて、今だに気持ちの整理が着かない私。
そして、具合が悪くなっていく嫁さん。
嫁さん、数日前から風邪を引いていたのですが、
昨日は、突然、台所でふさぎ込み「お腹が痛い・・・」と。
顔色は悪く、その後、ずーーと寝ていました。
そして今日も、工場での仕事中、2階へ上がったら、
お腹を押さえてしゃがみ込んでいる。
「おい、おい大丈夫?」と声を掛けると、元気がない。
原因は、本人も心当たりがないらしい。
「病院へ行ったら?」としきりに言うのですが・・・。
どうやらK中サッカー部の初戦敗退が、相当効いているみたい。
私以上に、ショックだったみたい。
今日も、仕事中にポツリと・・・。
「あーーー、今度の連休、どうしよう?」
「もう、練習試合もないしね・・・」と元気なく言う。
心のリハビリが必要なのは、嫁さんかも知れない。
完全に「バーンアウト」状態です。
今週末は、私は東京での展示会で留守。
出来るだけ早く、嫁さんを気分転換してやらなくては・・・。
明日は静岡県まで桐たんすのお届けです。
川崎から嫁がれるK様の桐たんすです。
明日は弟ではなく、石山君と行ってきます。
どうか、事故も怪我もなく、桐たんすをお届けして
帰ってこれますように。
行ってきます。
つかの間の晴れ間の中を・・・。
晴れ。
ここのところ、ずーーーと雨続きだった新潟でしたが、
昨日、今日と、晴れ間が覗きました。
こうなると、今か今かと晴れ間を待っていた、桐の蔵の親方は
知らぬ間に、一人で板干し場の桐板を倉庫に入れているではないですか。
今まで使ってきた桐材が、少なくなってきたので
心配だったのでしょう。
で、一人では作業ははかどらないしと、言うことで、
私も手伝い、二人で板入れ作業に、午後いっぱいかかりました。
渋も抜け、乾燥した板は、軽くて作業も楽なのですが、
そこには、蜘蛛がいっぱい!
それも、板と板の間に、タランチュラのような巨大な蜘蛛が
糸を広げ、のうのうと縄張りを広げているのです。
私、この蜘蛛が大嫌い。
これを見つけると、まずは片っ端から蜘蛛をつぶしにかかります。
強大な蜘蛛ですから、手ではとても触れませんので、板切れで
たたいて潰すのです。
板入れの合間に、蜘蛛を必死に潰していたら、
親方は、蜂の巣を叩いたみたいで、蜂がワンサカ飛び出してきました。
二人とも、何ともなかったのが幸いでしたが、
板入れには、蜘蛛と蜂は付きものです。
そして、二人では完全には板を倉庫に入れる事は出来ませんでしたが、
何とか大方、終わったのでひと安心。
週明けは、雨の予報。
そして、新たに仕入れた桐材もやってきます。
週明けは、板干しが待っているかも・・・。
そして、明日は、長男いさみのK中学校サッカー部
三年生は公式戦最後の戦い「高円宮杯」です。
部員は早朝5時出発。
我々は、追いかけること6時出発です。
三回戦、四回戦を勝ち抜けば、翌日5回戦が
待っています。
一日でも長く、サッカーが出来ますように(祈)
絶対勝つぞ!!
頑張れ!K中!!!
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