2024年 7月 の投稿一覧

柾板を干します。

先日仕入れに行って来ました「柾丸太」の製材が終わったとの連絡を受け、早速、今日、柾板を干す作業を行いました。予定ではお盆前に干せるかどうか?という感じだったのですが、製材会社様が頑張って早く終えてくれたおかげで、こんなにも早く干すことが出来ました。感謝です。

今回は柾丸太23本分の量。昨年よりも多いです。この場所で干せるかな?という不安もありましたが、ちょうど収まりました。

柾は約5~6mmの厚さ。職人の手によって一枚一枚干していきます。(腰が痛くなります)

長い柾は結構な重さ。また、今日は気温も比較的低く、風もあったのでそんなに暑さは感じませんでした。

全員で行うと早いものです。午前中で、23本分の柾板を干しました。

時折パラパラと雨も当たりましたが、何事もなく終了。このまま約一年間、渋を抜き、天日で乾燥させます。これを使うのは来年、再来年ですね。

お疲れ様でした。

東京都D様の桐衣装箱を制作する8

東京都D様から御注文頂きました桐衣装箱の制作ですが、本体を三段重ね、フタをして隙間があるかを確認しています。

隙間のある部分を鉛筆で印を付けています。

隙間の出た部分を長台で削って隙間をなくしていきます。

隙間を目で見て確認しています。

今日も比較的涼しく、過ごしやすい一日でした。まだ梅雨明けしません。

東京都D様の桐衣装箱を制作する7

東京都D様から御注文頂きました桐衣装箱の制作ですが、フタの重ねを長台(台の長いカンナ)で削っています。

二と本体の重なる部分をカンナで削り、平らになっているかを定規を当てて確認しています。

間さなる部分が平らになっているかを確認しながらカンナで仕上げます。

削っては確認、削っては確認を繰り返し、隙間のないフタが完成します。

全国の各地で気温が40度を超えたという。新潟は曇り空で風もあり暑くもなく過ごせました。明日もこのような天気とか。気を付けながら仕事に励みます。

本体を三段重ね、隙間がどこにあるかを確認します。

東京都D様の桐衣装箱を制作する6

東京都D様から御注文頂きました桐衣装箱の制作ですが、三段の本体の底板を打ち、フタをシャコ万で固定しています。

本体をひっくり返して台に乗せ、底板をカンナで仕上げます。

長台(台の長いカンナ)でまずは仕上げます。

本体の幅を昇降盤で切って幅を決めます。

フタを削りますが、定規を当てて平らになっているかを確認しています。

蒸し暑さが戻って来ましたが、まだ梅雨明けしてないんですよね。結構遅いです。

東京都D様の衣装箱を制作する5

東京都D様から御注文頂きました桐衣装箱の制作ですが、三段ですから本体の枠を木釘を打ってかためていきます。

枠に木釘を打って止めていきます。

三段分の枠を固めました。

衣装箱の底板に木釘を打つため、ドリルを揉んでいきます。

衣装箱のフタをシャコ万で固定して止めていきます。

昨日は久しぶりにクーラーなしで寝れました。やはり雨が降ると気温が下がりますね。

東京都D様の衣装箱を制作する4

東京都D様から御注文頂きました桐衣装箱の制作ですが、本体の枠のホゾを叩いて入れていきます。材料が美しい柾目です。

打ち当てで叩いてホゾを入れていきます。

本体が直角になっているか、定規を当てています。直角になっていない場合は、本体を少し捩って直角にしていきます。

木釘を打って止めていきます。

木釘を打ち込んでいます。

明け方から雨。やはり雨が降ると気温がいくらか下がりますが、不快指数は上がりますね。まだ、梅雨明けはしないですね。

群馬県→東京まで桐たんすのお届けでした。

今日は、群馬県まで桐箪笥のお届けに行って来ました。まず、一軒目は群馬県太田市。基本的な和箪笥をお届けさせていただきました。

階段で二階のお部屋まで上げるのですが、結構ギリギリ。上台がやっとで上がりました。T様、ありがとうございました。

続いては都内練馬区へ。そこで、桐箪笥の修理のご依頼を頂き、桐箪笥のお引取り。

しかし、今日の都内は車の外気温計では最高40度。もう、大変でした。

東京都D様の桐衣装箱を制作する3

東京都D様から御注文頂きました桐衣装箱の制作ですが、本体のホゾを取るためケヒキを入れていきます。

ケヒキを入れて、きれいに取れたホゾ。

ホテ板(側板)もホゾを取り、ホゾを入れていきます。

ホゾの部分に接着剤を塗ります。

一段目の衣装箱の枠が固まりました。

ついに工場の二階の作業場の皆さんが、クーラーを付けました。さすがに二階の作業場の気温は35度を超えてきました。これではクーラーなしでは作業が出来ません。

東京都D様の衣装箱を制作する2

東京都D様からご注文頂きました桐衣装箱の制作ですが、昇降盤でホテ板(側板)のホゾを取るため、ノコ目を入れていきます。

昇降盤で取ったホゾの部分をノミできれいに取っていきます。

ホゾの角の部分を、玄翁で叩いて、木殺しをしています。

シラガキでホゾの部分をきれいに取っていきます。

玄翁で叩いて取ったホゾの部分。

関東甲信まで梅雨明けが発表されましたが、「越」はまだみたいです。さすがに湿気が多く、蒸し暑いです。

桐丸太の木はずみに行って来ました。

先日、桐たんすのお届けに行った帰りに、桐丸太が揃ったという事で、仕入れに行って来ました。

今回仕入れたのは、柾目が取れる桐丸太。北米産の桐丸太です。

柾目がたくさん取れる素晴らしい丸太です。太さ、真っ直ぐな通り、柾目。

どれをとっても日本の桐よりも素晴らしいのですが、唯一の欠点が価格。とっても高価で、毎年行くたびに価格は上がっています。そして円安。

もう、毎年買えないかも・・・。