1.会社での出来事

英気を養う。

桐たんすのお客様
   晴れ。   名古屋は蒸し暑さいっぱいでした。

昨晩は、桐の蔵の夏忘れ。
市内の居酒屋さんで行われた夏忘れだが、実は、今日、
名古屋まで桐たんすのお届けがあるために、どうも、心なしか
気になって、ゆっくり飲めない。

そりゃ、そうだ。
今朝は、4時過ぎに起きて、出発しなければならないから
二日酔いは、絶対に避けなければならない。

だから、今回は、職人さんには申し訳なかったが、
早めに終わらせてもらい、帰宅した。

当然ながら、帰宅したらすぐに就寝。
朝の目覚ましが鳴るまでは分からなかった。

午前4時半過ぎに弟と合流し、一路、名古屋まで。
しかし、年を取ったのか、最近は、車の運転がしんどくなってきた。
とかく、早朝の運転は、眠気が襲ってきてどうしようもない。

でも、何とか、長野県と岐阜県の近くまで運転し、給油のため
パーキングに入って弟と運転を交代した。

でも・・・。

その後、弟が急に、エンジンがって言う・・・・。

思わず、路肩を走れ!と支持し、何とか、
近くのパーキングまでトラックは持ってくれた。

実は、我々、高速でのトラックのトラブルは、結構、慣れっこ。
慣れっこになってしまったというほうが、正しいが・・・。

まだ、2万キロしか走っていないトラックなのに・・・
その後、地元のいすゞのディーラーさんに来てもらって、
事なきを得た。

ホント、良かった。
たいしたこと無くて・・・。

予定時間には、少し遅れたが、無事に名古屋まで着いた。
そこからは、汗だくの桐たんすのお届けだった。

A様。
本当に、ありがとうございました。
お心遣いまでいただき、感謝しています。

実は、A様。
上越市の出身で、名古屋まで嫁いだ方。
家族で、桐の蔵の工場まで来ていただき、桐たんす三本(すごい!!)を
お求め頂いた、御嬢様。

立派な、お父様とお母様のもとに育てられたと思う。
素晴らしい方です。

おもてなしから、話し方までが、本当に嫌味が無く、
とっても良い感じなのです。

でも、本当に、桐たんす三本が無事にお部屋に入って良かった。
行く前は、それだけが心配だった・・。
A様。
本当に、ありがとうございました。

整理整頓は、一人前の条件。

キリモニ6段
   晴れ。     でも、今日は涼しかった。
7月も残すところ今週のみ。
すでに子供達は、夏休みに入り、お休みモードが漂っている。

今日は、午前中に新潟市まで、桐チェストと、再生の桐たんすの
お届けに行ってきた。
今日のお客様は、ご自宅の新築を待ってのお届けだった。

到着すると、そこには、新築で素晴らしいご自宅。
そして、中に一歩踏み入れると、きれいなリビングダイニングと
その奥には、ご夫婦の寝室が続いていた。

最近の新築のご家庭には、必ずといって良いほど、
大きな、とっても大きなテレビが、ドン!!とあって、
その存在感を漂わしている。

思わず、いいな〜って思う。
でも、それはそれ。
その後は、工場に戻って、現場の仕事に追われた。

現場での仕事中、職人・横山さんが私に言う。
一つの仕事が終わったら、掃除する。
そして、もう、使わないと思ったらそれを片付ける。

確かに、私も修行中に言われた。
整理整頓が出来ない人の仕事は、そんなものだと・・・。
本当に、一人前の職人は、その仕事の現場は絶えず、きれいだし、
汚い中で仕事をしているようでは、いい仕事なんて出来ない。

いつも、私は忙しさにかまけて、出しっぱなしにして
横山さんに片付けてもらっている。
だから、いつも、横山さん言われてしまう。

これも、直さなくては・・・。

「整理整頓」
単純な事ですが、これが基本。
これをきちん出来れば、自ずと、仕事もきちんとできるように
なると思うのです。

自分自身に言い聞かせながら・・・。

ただ今、帰りました・・・。

    晴れ。    埼玉も暑かった。   でも、帰りは雷雨でした。

今週末は、約2ヶ月ぶりの展示会で埼玉県・所沢市まで
行ってきた。
行く前の金曜日に、ブログを更新したのだが、何かの
手違いで保存されず、消えてしまったし・・・。

今週末は、全国的に猛暑だった。(みたい・・・)
所沢の展示会場は、大きな森の中にあるような、
環境に恵まれた中にある。

だから、一息つきたいときには、外に出て、
森の中を散歩したり、そこでジョギングや、サッカーを
している少年を見たりして過ごす。

でも、外にいると息が詰りそうなくらいな熱風と
湿気が私を襲う。
だから、クーラーの効く部屋に引っ込んでしまう。(無理は無いか・・・

お陰様で、久しぶりの展示会でしたが、
終わってみたら、本当にありがたかった。
「ついている」
そんな言葉が、ピッタリと当てはまる展示会だった。

わざわざ、山梨県からお出かけいただいた「H様」
そして、隣町からお出かけいただいた「K様」
本当にありがとうございました。

出発した日は、長男の中学校のサッカー部の県大会の初日。
気が気ではなかったが、嫁さんのメールで、初戦、敗れたことを知った。
残念だったが、とっても良い試合をした。と、ミクシーで知った。
頑張ったね。

で、そして今度は、私の番だ。
中学校のサッカー部に負けないくらいに、私もビジネスで
頑張らなくてはいけない。

でも、結果は、本当に恵まれた。
今回の展示会にお出かけいただきました、多くのお客様。
本当に、ありがとうございました。

「暑い」と、「疲れた」・・・。

   大暑どおり、暑かった。

三連休開けの今日は、大暑の暦どおりの天気。
工場の二階は、毎年のように、35度を越えて
猛暑の日が続く。

今日の朝礼では、横山さんが「暑い」の連続。
思わず、「暑い」は、禁止にしようと口走った。

実は、桑原家では、「暑い」と、「疲れた」は禁句。
それは、以前にも書かせていただいたかもしれないが
その二言だけは、言語道断である。

確かにそれは、私自身に言い聞かせている
事でもあるし、子供達に言って聞かせていることでもある。

「疲れた」は、私の父が、私に、「俺は言ったことが無い」と
言ってくれた言葉だったし、「暑い」は、長男いさみが、
地元の大学のサッカー部のコーチから絶対言わない。
と教えらえた言葉だった。

そのふたつの言葉の共通する意味は、多分、「言っても仕方ない」
だと思う。
確かに言いたい。「疲れた」、と「暑い」も。
でも・・・、言ったところで、どうにもならない・・・。

だから禁止です。桑原家は。
そして、桐の蔵でも。

これからが夏本番です。
暑いと言わずに、どこまで過ごせるのか。
今年の夏は、それに挑戦したいと思っています。

夏と、汗と、コーラ。

   曇り、時々雨。    まだ、梅雨明けしないみたいです。

今日は、職人さん全員で、桐の柾板の板入れ作業を
行った。(柾板とは、桐たんすの扉や引出しの前に使う大切な板)
数日前から、親方の号令で、柾板を入れるぞ!!と
命令が下されていた。

昨日までは、真夏を思わせる天気だったが、今日は一転、
曇りから雨の予報。
案の定、板入れに出発したら、雲行きが怪しい。
でも、やらねばならぬ・・・。

何とか午前10時くらいまでは騙し、騙し出来た。
しかし、午前10時過ぎに、降ってきた。雨が・・・。

こんな時って、蒸し暑さと、雨で、もう、どうしようもない
位、体からは汗が噴出してくる。
そんな時に欲するのは、なんと言っても、「コーラ」だ。

ペプシだろうが、コカコーラだろうが関係ない。
外仕事、それも肉体労働の後に、なぜか欲するのは
炭酸飲料のコーラなのだ。

今日は、Tシャツ3枚を着替えた。
午前中は、雨のため、午後からは汗で。
そして、その後、仕事をして。
久しぶりだ、一日で着替え3枚なんて。

そして、外仕事の柾板を入れる作業の休憩中には
なんってったて、炭酸のコーラを飲んだ。

昔、子供の頃は、コーラなんて絶対飲んではいけない
飲み物だった。
でも、大人になった今だから、何となく飲んでみたいし
夏の声を聞くと、あの炭酸と、あの味が麻薬のように
私を呼んでいる。

でも、外仕事は、ホント、相当な汗をかく。
今日、一日で、相当な汗をかいたはずだ。

それが夏の過ごし方だと思う。
新人の石山君は、初めてのことだったにもかかわらず
本当に、汗だくになって、頑張ってくれた。

それは、他の職人さんも同じだ。
一つのことを、みんなでやる。
それって、会社やチームが一丸となる証です。

今日は、本当にお疲れ様でした。
明日からは、3連休です。
ゆっくり、夏の暑さを癒してください。

関西とのご縁。

   雨。  特に、関西は午前中は大雨でした。

先週も関西に桐たんすのお届けに伺わせていただいたが
今日も、関西まで桐たんすのお届けに行って来た。

しかし、今日は全国的に雨。
行きは、新潟は曇っていたが、西に近づくに連れて
雨足が激しくなる。
一時は、車のワイパーも効かないほどだった。

雨の中、何とかH様のマンションに到着。
この時の雨は、もう、すごい!を通り越して
激しかった。

今回のH様の桐たんすは、別注の洋服たんすと、
これも別注の整理たんす。

特に、洋服たんすは大雨の中、どうして降ろしたらよいのか
迷った。
でも、その中、意を決して決行。何とかなるものです。
その後は、次第に晴れ、最後には晴れ間が広がった。

そして今日のH様
本当に、お心遣いを頂きましてありがとうございました。
はるばる、和歌山からお越しいただきましたお母様にも
お褒めの言葉を頂き、嬉しかったです。

どうぞ、今後とも、お付き合い宜しくお願いいたします。
帰ってから、某青年団体の会議があり、
この時間に書いてしまいました。

H様。
ありがとうございました。

震災後の杜の都は・・・。

    曇り。   蒸し暑さ、最高です。

今日は、杜の都仙台まで、弟と二人で別注の桐チェストを
お届けに行って来た。

実は、先日の「岩手・宮城内陸地震」の当日、実は
弟と職人・横山さんの二人で仙台市内まで、桐たんすの
お届けに行っていた最中に、この地震に出くわしたのだった。

私は、ある用事で行けなかったのだが、親方からの携帯電話で
その地震を知った。
しかし、そんな時の携帯は、当然ながら繋がらない。

そんな時に限って運悪く、携帯の電波が入らない場所にいるし、
なかなか、電話が使へない状況に置かれている。

でも、そんな時は、公衆電話。
ずっと前の中越地震の時も、京都で展示会中だったが、
その時も同じだった。
携帯は使えず、公衆電話は、問題なく通じたかた、
今回も、公衆電話を探し、電話を掛けた。

お陰様で、その時は無事に桐たんすをお届けし、
帰って来てくれた。
今日は、そんな思いもあったが、久しぶりに入った
仙台市内は、何事もなかったように、平穏を
取り戻していた。

でも、そこに住む方々は、相当な揺れを感じていて
その体験は、そうそう、忘れないだろうと感じた。

今日、チェストをお届けさせていただいたK様の
お住まいは、素敵なマンション。
引っ越されたばかりだというお部屋は、おしゃれで、
桐チェストの3本セット(素晴らしい出来です)は、
畳の敷かれた和室に、ピッタリと納まった。

こう言う時、本当にカッコイイ!と思う。
本物の桐を使って、デザインされた桐チェストは、
和と洋のコラボレーションだ。
多分、桐チェストの御客様のページに紹介されると
思いますので、是非、ご覧下さい。

でも、この季節は、蒸し暑さ最高です。
新潟は、梅雨入りから、雨が少なく、桐たんす業界は
どうやら明日も、雨は降らないような・・・。

K様。
本当に、ありがとうございました。

琵琶湖を見ながら・・・。

    雨。   やっと降ってくれました。

昨日は、関西地方のO様のご自宅まで桐たんすの
お届けに行って来た。

琵琶湖沿いの初めて訪れた町。
走っていた道路沿いからは、琵琶湖が見えた。
琵琶湖って大きいんだな〜と、思わず感じた。

で、目的地のO様のご自宅は閑静なマンション。
わざわざ、ホールまで降りてきていただき、エレベーターで
お部屋まで。

玄関を入り、通された和室はきれいに整っていて
別注の桐たんすが計ったようにピッタリと納まった。

そして説明をして、お茶を頂いた。
O様は、とってもお上品で、美しい奥様。

帰りには、弟(作業日記)のブログを読んで頂いており
そこで書かれていた、老舗のお菓子屋さんの限定のお菓子
まで、お土産に頂いた。

O様。
本当に、ありがとうございました。

帰りも順調に、無事に帰ってこれました。
今後とも、お付き合い、宜しくお願いいたします。

明日は、関西です。

    晴れ。   本当に梅雨なのか? 

明日は、今年の4月、京都での展示会で桐たんすを
お求め頂いた、O様宅へ、桐たんすをお届けに行く。

お蔭様で、本当に関西地方とのご縁が多くなった。
関西向けの出発は、午前5時頃だが、明日は、少し
遅めか・・・。

でも、お届けさせていただく桐たんすは、別注だし
金具も漆金具で、高価なもの。

納まるまでは、緊張です。
事故もなく、怪我もなく、無事にお届けできますように。

で、帰ってきたら翌日の日曜日も、新潟市まで
桐たんすのお届け。

今月から、来月にかけては、桐たんすのお届けが集中する。
桐たんすのお届けは、雨が降らないに越したことは無いが、
製材し、干してある桐には、この時期の雨は、とっても
大切な雨だ。

降りすぎも問題だが、ざーーーと降ってくれないと
外に干してある桐の渋が抜けない。

日本独特の四季。
やはり、冬は寒く、夏は暑く、梅雨は雨が降らないと・・・。

とりあえず、明日は行って来ます。

野球の神様と、桐たんすの神様。

    曇り。   梅雨なのに雨が・・・。降って欲しい・・・。

先週(今週)の日曜日。
自宅で、パソコンに向かいながら仕事をしていた。

10時になったので、ちょっとの休憩でテレビを付けたら
興味深い番組で、仕事そっちのけで最後まで見てしまった。

日テレの「いつもても波瀾万丈」だった。
今回のゲストは、元読売巨人軍の投手「桑田真澄」選手。
これが、本当に、すごかった。

私と桑田選手は、同い年。
だから、高校生の時からホント、興味を抱いていた一人だった。

もう説明が要らないくらいの人だ。
番組では、小学校時代の頃から、野球好きの父に鍛えられ
小学生で毎日、5kmのランニングと、キャッチボールを一年、
365日続けていたと言う。

中学生でも、そのセンスで大阪府大会を優勝。
全国大会に行ったかどうかは?忘れてしまったが、
その後、高校野球の名門、「PL学園」にスカウトされる。

小さい頃から、桑田選手は、「PL、早稲田、巨人」という
夢を描いていたらしい。

そして、PL学園に入学して、あの「清原」に出会う。
彼は、1年生からレギュラー・・・。
でも、桑田選手は、レギュラーどころか、外野で玉拾いの毎日。
PLを辞めることまで考えていたと言う。

実は、この番組。
今週の日曜日も後編がある。

PL学園、3年生のプロ野球ドラフト会議で、まさかの巨人指名。
その反面、清原は涙で西武に行く。

その後、二人の仲は音信不通の状態が続いたと言う。
桑田選手は言った。

ドラフトの数ヶ月前から、神様にお祈りしていたと・・・。
もし、ドラフトで指名されたら、プロに行けますようにと。

その時、桑田選手は言ったのだ。
私は、「野球の神様がいると信じているんです」と。

多分、今週、日曜の後半を見れば、この辺も
詳しく語ってくれるのだろう。

何となくだが、私にもわかる。
多分、商売をしている人は、多かれ少なかれ、
商売の神様の存在を経験しているのではないだろうか?

私も、今まで、随分と「桐たんすの神様」に助けられて来た。
本当に、こんな事があってもいいのか?と言う事を
何度も経験してきたし、その度に、ありがたいと思った。

一生懸命な人には、必ず、この神様が応援しているのだろう。
今週の、「波瀾万丈」が楽しみなのだが、うーーーん、
見れないかもしれない。

私と、同い年の桑田選手。
どう見ても、考え方、身なり、その落ち着き。
私と同じ年には、見えないのです・・・。