1.会社での出来事

桐たんすの組み立て 埼玉県K様の整理たんすを作る

今日からは、埼玉県K様からご注文頂きました整理たんすの制作をお伝えさせていただきます。9月にご夫婦でショール―ムにお越しいただき、和たんすと整理たんすの2本セットでのご注文を頂きました。K様、ありがとうございます。

まずは図面を見て、この図面1枚で整理たんすを制作していきます。

木取り(部材)を出しもらい、長さ切りでそれぞれの材料を、各々の長さ、幅に切り分けていきます。

地板の四方をシャコ万で巻いていきます。

棚板が真っ直ぐになっているか定規で確認しています。

カンナで棚板を仕上げていきます。

今回は大丸という板厚4cmの厚い板のたんすで、本体が且つ丸くなっている高級感のある作りです。その4cm厚のホゾを取り、留めの部分を留め型を当てながらノミで作っていきます。

留め型を当てながら、胴付きノコで留めを切っていきます。

ホゾを取った立側。(上台)

桐たんすの組み立て 三重県M様の和たんすを作る8

三重県M様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、一昨日は、引出しの上面をカンナで削ったところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

丸盆の底板をはめるため、チューブでのりを塗っていきます。

底板をはめ、木釘を打って止めていきます。

帯締め、帯揚げ盆の枠に、仕切りを入れていきます。間隔の狭い方が帯締め盆、広い方が、帯揚げ盆です。

底板は、周りの枠は木釘を打って止めますが、中の仕切りの所には木釘は打てませんので、のりを付けて、シャコ万で挟んで止めていきます。

引出しの底板をカンナで仕上げていきます。

丸盆は、ひっくり返して中に台を入れ、底板がじかに台に当たって仕上げやすいようにして、カンナで仕上げていきます。

丸盆をまとめてハタガネで締めて、ホテ板をカンナで仕上げていきます。

丸盆をまとめてハタガネで締めたまま寝かせ、四方の角をカンナで丸く削っていきます。

引出しを入れていきます。どこが当たっているか?を目と耳と頭で考えながら、スムーズに引出が入るように、当たっている場所を確認していきます。

入れては確認し、出し手は削るを何度も繰り返していきます。

引出しのホテ板(側板)を削っています。

引出が入ると、観音開きの扉に移ります。扉をカンナで仕上げて完成となります。この後は、塗装、金具付け、調整、点検、梱包してお届けとなります。

桐たんすの組み立て 三重県M様の和たんすを作る7

三重県M様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、昨日は、受け板をカンナで仕上げた所までをお伝えしましたが、今日はその続きです。

カガミ板(引出しの前板)を仕込むために、上面をカンナで均しています。

昇降盤で、ホテ板(側板)の幅を決めていきます。

引出しの先板の下側をカンナで均していきます。

丸盆の四隅の内側をノミできれいに取っていきます。

丸盆の四隅の内側を、「隅丸サンダー」という機械で、丸くしていきます。これも慎重に少しずつ丸くしていきます。

丸盆の底板を長さ切りで切っていきます。

引出しの枠を固めていきます。

枠を固めたら、引出しの上面をカンナで削っていきます。

今日はホットプレスを終えた板を削り、板を組みます。3分板の裏板です。明日も全力で頑張ります。

桐の板干しでした。

今日しかなかった。まさに今日は板干しにうってつけの日でした。先月、津南町で仕入れてきた桐丸太を、「雪が降る前に何とか干したい」との思いで、製材所にも無理を言い、大至急、製材してもらい、昨日、工場に運び入れてもらいました。

新潟は明日からの天気予報は雨。それもずっと続く予報。だから板を干す日は今日しかなかったのです。始業の8時と同時に職人さん皆で板干し開始。どの板を、どのメザラに干していくかを干しながら考える。

1寸5分厚、1寸1分厚、8分、7分、4分5厘、3分とそれぞれの厚みに製材した板を、どこに干していくかも同時に考えながら干していきます。

今回は桐丸太46本分の板。板干場には十分干せる量。一日はかからないけど、午前中では無理な量。

フォークリフトの力を借りて、昔に比べればずいぶん楽になりました。今日は気温も上がり、汗ばむほど。ホント、板干しには最高の日でした。

無理言って、早く木を切って頂いたり、すぐに地元の製材所まで運んでくれた業者さんに、大至急、製材してくれた製材所さん、ホント、感謝です。

今年一年の板に関しての仕事は終わりました。あとは、雪が降っても、雨が降っても、天気になっても、じっくりと桐の渋が抜けるのを待つだけ。

明日も全力で頑張ります。

三重県まで桐たんすのお届けでした。

先月の月末に引き続き、今日も三重県鈴鹿市まで桐たんすのお届けに行って来ました。

起床は午前4時半。いつも次男の弁当を作る奥様と同じ時間です。そして、今日の配達のお供は、職人・石山君。新潟市から通ってくれているので、集合時間の午前5時半は少しきつかったと思います。

いつものように北陸道→上信越道→中央道から東海環状に入り、今回初めて伊勢湾岸道路を走ります。先回は、桑名市まで名古屋市内に入り、名古屋高速を使ったのですが、鈴鹿まではこの伊勢湾岸道が早いみたいです。

予定時間よりも少し早く、M様のご自宅に到着。今回は、胴丸の下二の和たんす。丸盆と、受け板盆、そして帯締め、帯揚げ盆が付いた別注の和たんすでした。

お母様と旦那様、そしてお嬢様もおられ、一緒に見て頂きました。M様、本当にありがとうございました。

帰りは、来た道を帰り、途中、石山君にも運転してもらい、助かりました。また、明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 三重県M様の和たんすを作る6

三重県M様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、先週は、丸盆の留めを切ったところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

丸盆のカガミ板、先板、ホテ板の留めを切り、その部分にのりを付けます。

その後、タイヤのチューブで丸盆を巻いて固めていきます。この作業がなかなか大変です。

丸盆の底板の内側に入る方を、カンナで仕上げていきます。底板の木目が美しいです。

留めをチューブで巻いて合わせた丸盆を重ねていきます。今回の丸盆は10枚。重ねた丸盆も美しいです。

今回は、丸盆、受け板盆の他に、帯締め、帯揚げを入れるそれぞれ専用のお盆もついています。その帯締め、帯揚げ盆に入る仕切りの部分を作ります。仕切りの入る部分を溝堀カッターで溝を掘っていきます。

ハシバミを切った受け板盆をカンナで仕上げていきます。

丸盆の内側の丸を作るために、内側に桐を貼り、丸盆を交互に重ねて置いた姿。美しいです。

受け板の前面をカンナで仕上げていきます。

今日は奥様がホットプレス。反ったり狂ったりしている板を、熱で圧してまっすぐに伸ばしていく作業。気温が寒くなってきたので、暖かくてちょうどいいかも。今回は少しの量でしたので、一日で終わりました。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 三重県M様の和たんすを作る5

三重県M様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、昨日は、台輪の角の丸を貼ったところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

たんす本体(胴丸)という本体が4cmで厚く丸くなっている作りで、その本体をカンナで丸くしています。

台輪の下に「畳擦り」と言う、朴の木を付けるため、シャコ万で締めて固定しています。

本体、上台の下に付く「フクリン」と呼ぶ朴の木を付けるため、シャコ万で挟んで固定してドリルを揉んで木釘で止めます。

このたんすには、丸盆の下に「受け板盆」と呼ぶ、丸盆を一旦、置くための板盆が付いています。その板盆を作るために留め型でハシバミを切っています。

上台と下台に胴巻を巻き、長ハタガネとシャコ万で固定して止めていきます。

引き出し周りに入ります。丸盆の材料を手押しカンナで平らにしていきます。

丸盆の内側に入る方を、カンナで仕上げていきます。

丸盆は昇降盤で留めを切り、それぞれを貼っていきます。

今日は雨でしたが、温かな一日でした。11月半ばなのに、気持ち悪いくらいです。明日も全力で頑張ります。

横浜市まで桐たんすのお届けでした。

今日は、神奈川県横浜市まで桐たんすのお届けに行って来ました。起床は午前4時。工場で、今日は職人・横山さんと待ち合わせ、いざ、出発でした。

こんな時期ですから、感染症対策はしっかり。マスク、アルコール消毒持参、着用はもちろん、都内は走りますが、一切車からは降りず、お客様のご自宅とトイレ、昼食以外は立ち寄りません。出来るだけ、トイレ、昼食も都内から離れた場所で、人気のないPAで済ませます。

予定道理に、横浜市のK様のご自宅に、胴丸の小袖和たんすをお届けさせていただきました。K様、ありがとうございました。お部屋は少し狭めでしたが、ぴったりと収まり、安心致しました。

今日は一軒のお届け。帰りも順調で、午後3時過ぎには工場へ戻れました。明日はゆっくりさせていただき、週明けも全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 三重県M様の和たんすを作る4

三重県M様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、昨日は、地板の四方を巻いたところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

上台の立側にタイコを組み入れて、シャコ万で挟んで固めています。また、胴丸の上板を乗せていきます。

胴丸の上板をはみ出さないように乗せて調整しています。

上台と下台の重なる部分のずれを防ぐために、重ねのサンをカンナで削って作っています。

立側ののりが乾く間に、台輪の制作に入ります。

下台の上台と重なる部分(重ね板)をカンナで削って仕上げていきます。

上台の上板をカンナで仕上げていきます。

たんす本体を重ねて横にし、ズレないように長ハタガネで締めて固定して、立側をカンナで一気に仕上げていきます。

このたんすは胴丸という本体が厚くて丸みを帯びているタイプです。その台輪の角に丸くするために桐を貼り、貼った部分を丸く仕上げていくのです。

今日も3分板を切ります。地板、底板、タイコなどなど。明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 三重県M様の和たんすを作る3

三重県M様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、昨日は、上板を長ハタガネで締めて木釘を打って止めるところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

下台の立側と地板、棚板、重ね板を組み入れ、長ハタガネを締めて、下台の立側を固めていきます。後ろは、立側にタイコを組み入れ、シャコ万で止めた上台。

下台の裏板をカンナで削って、合わせています。ピッタリと収まるようにカンナで調整して裏板を打つ準備をします。

ハタガネを締めながら、ドリルを揉んで木釘を打って裏板を止めていきます。

上台の裏板を打つため、長ハタガネで止めながら、ドリルを揉んで木釘を打って裏板を止めていきます。

下台の地板をカンナで削っていきます。平らに削れているかを定規で何度も確認していきます。

地板の前後もカンナで削っていきます。

ここも平らになっているかを定規で確認しながら、カンナで削っていきます。

地板の四方を巻いていきます。

今日も板を組みます。3分板の引出し底板、ヘギ底板です。かなりの量を組みます。

明日も全力で頑張ります。

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