1.会社での出来事

春の匂い。

    晴れ。   今は雷と雨です。

今日は、久しぶりにハッピーマンデーではない祝日。
以前は、祝日と言えばこう言う場合が多かったのだが、
ここ最近は、ハッピーマンデーばかりで週の途中の祝日は
貴重な存在になってしまった。

祝日の今日は、新潟県上越市まで桐たんすのお届けに
行ってきた。
昨年の上越市での展示会でお求め頂きました、M様。
本当にありがとうございました。

ご自宅は新築で、お洒落なたたずまい。
お部屋も、きれいで御嬢様も美しく、本当にありがとうございました。

その後は、また他のお客様のお宅にお邪魔させていただき、
お昼になったのですが、上越市といえばい弟の行きつけの
ラーメン屋さんがあるのでそこに行ったのですが、
あまりにも長蛇の列。

すぐにそこを諦め、今度はわたしに知り合いのお店へ。
でも、そこも行列。
結局は、他のお店で御昼ご飯を食べ、帰宅でした。

でも、その間にも、桐たんすの問い合わせや、再生修理の問い合わ
せが相次ぎ、バタバタでした。

それでも、お電話で桐チェストのご注文も頂き、
本当に感謝しています。

帰ってからは、お見積もりの桐たんすの図面を書き、
それからは残った仕事の雑用をこなし、帰宅でした。

やっぱり祝日は、ハッピーマンデーなんかよりも、
こうした暦にあわせての祝日が良いですね。

今日の新潟県は、春のような気候で、フリースを着ていた
私は、まるで季節外れのよう。
走りながら開けた窓からは、春の何ともいえない匂いが
漂ってきました。

分かりますか?
春の匂いって?

土が躍動する匂いって言うか、新緑の苦い匂いって言うか
そんな感じです。

今年の冬は、雪が全くないので、春の訪れも早いようです。
新潟のこれからの季節は、待ち遠しい季節です。

追伸
今日の、サッカー日本代表の試合。
あーーー、残念でした。
勝てたと思うのですが・・・。
期末試験直前の、冷静な長男と一緒に見ていました。

全国へ向けて。

    曇り、時々雪。   風が強かった一日でした。

先日のこの日記で、地元のBSN(テレビ局)での、取材があり、
桐の蔵の再生事業が取り上げられ、放送されたことを書かせていただいた。

その後は、すぐに多くのお客様からお問い合わせの電話や、メールを
いただいた。
でも、昨日、そのBSNさんから、また、電話を頂いた。

仕事を終え、もう、帰ろうかな?と思っていたその時でした。
新潟放送のBSNさんから電話があり、「先日の放送が、今度は
全国放送のTBSで流れることが決まりました」と。

私は、何の事かもすぐに理解できず、ぼーーーーと
していましたが、その電話をかけてくれた美人記者のSさんから
詳しいことをお聞きした。

時間帯は、夕方のニュースの時間帯(多分、午後6時前からの
全国ニュースの枠だと思う)のですが、
いつ、放送になるかは分からないとの事でした。

何せ、全国放送になると、時間に追われバタバタとし、放送の決定が
新潟支局のBSNに来るのか、来ないのか?
放送されてから、「今日放送しました!」、なんて事もあります。との事でした。

まあ、こればっかりは、私たちはどうすることも出来ない事ですから・・・。
でも、とり急ぎ、桐の蔵ファンの皆さんにお伝えだけでも
させていただこうと、この情報を書かせて頂きました。

えーーーと、TBSテレビですから、新潟では5チャンネルですが、
全国の方々は、何チャンネルなのでしょうか?
多分、ここ数週間の間に、放送されると思うのですが、
すぐにお伝えされない場合もありますので、この場をお借りして
お伝えさせて頂きました。

お時間に余裕のある方は、夕方、6時前からのTBSテレビのニュースに
ご注目ください。
私たちも、放送時間がわかり次第、この場で、お伝えさせていただきます。

全国放送って、どうなのでしょうか?
最初の全校放送に出たときは、NHKの「小さな旅」でした。
これ、予想外の反応でしたが・・・。

今年は、何せ、元旦のおみくじが素晴らしかったおかげで、
いいスタートを切れています。

これも、本当に、多くの方々から支持されたおかげだと思います。
TBSテレビの全国放送、どんな感じになるのか?
楽しみにしています。

寒風、突き刺す中で・・・。

     晴れのち、雨。     晴れ間は覗きましたが・・・。

今年の新潟の冬は、例年になく雪もなく、本当に過ごしやすい。
スキー場は、ハラハラドキドキで、今でも雪が降るのを待っている
そんな状態です。

今年の冬は、冬の国体が新潟で行われるのだが、全くの雪不足で
冬季国体の開催に合わせて、雪を各地から運び込んでいる状態らしい。

この小雪を生かして、私はというと、仕事を終えた後、時間を
見つけてはランニングに励んでいる。

でも、日中は晴れているのだが、夜になると雨、なんていうパターンが
多いのだが、それにも負けず、走りたい気持がある。

この季節、新潟の夜の気温は当然ながら低い。
ともすると、氷点下の気温だ。
でも、そんな中、雪もなく晴れているからといって、走り出す。

当然ながら、防寒で走るのだが寒い。
それも、走っているのに指はかじかんでくる寒さです。

でも、この季節のランニングは、もしかして最高なのかもしれない。
走っている時の空気は研ぎ済ませれていて新鮮この上ない。

そして何よりも、寒いから余計なことを考えずに走れる。
これは本当にいい!

走りながら考えることは、まずは仕事のこと。
経営者としては、走りながらでも考えてしまうのです。
でも、そんな中から、思いがけないアイデアや、今後の経営が
生まれるのだから、なんとも言えないのである。

今日の午前中も、ここ数日のランニング中に思った事を実行できた。
だから、ただ、走っているのではない。(と思う)

人間の脳は、ずーーーと思い込んでいても、ひらめきは生まれない。
そのことを脳に言い聞かせつつ、ふとした瞬間に、脳からの
信号が来るのだと思う。

それは、決して考えている時ではなく、本当に、ふとした時なのだ。
その瞬間を、生かすも殺すも、自分次第である。

新潟の冬の寒風吹き刺す中、ランニングしていると、
ホント、思考がシンプルになってくる。

シンプルイズベスト。
全ては、シンプルになるところから生まれるのではないでしょうか?

また明日、何も考えずにランニングしてきます。

展示会はドラマチック。

    雪、時々、曇り。   新潟市内はここよりも大雪でした。

昨日まで、地元、新潟市内で行っていた今年初めての
展示会を終えた。

金曜日からの3日間だったのだが、初日の金曜日は、
準備の後、午後からの開催だったが、天気も幸いしてか、
この初日が、一番の来場者だった。

で、2日目の土曜日からは、今年一番の冷え込みと
冬型。
会場までの道路は、大雪とツルツルの凍結。
そして、強風が相まって、もう、暴風雪だった。

こんな日に、どうやって会場に足を運んでくれるのか?
不安だった。結果は?

正直に言うが、こんな天候ではお客様に来ていただく事は
難しい。
だって、私だったら行くかと言えば、考えてしまう・・・。

でも、そんな中でも、来ていただけるお客様はいるのです。
ホント、これだけでも感謝なのですが、そこから
お求めいただいたお客様には、ホント、「ありがとう」の
感謝しかありません。

お求め頂きました、「W様」、「K様」、「S様」、「S様」、「T様」
本当にありがとうございました。

特に、最終日の昨日は、ホント、もう、言葉になりませんでした。
だって、午前中、来ていただいたお客様は、0。
誰も、来なかったのです。

そりゃ、そうです、外は大雪。
道路はツルツル。
今年一番の冬型。

でも、そんな時にドラマが待っていました。

午後4時前。
もう、今日は終わりかな?と思った時に、
お一人のご婦人が、「見せてください」と・・・。

その後の会話の後、そのご婦人は、遠く、
海を渡って来て頂いた方でした。

そして、最後の最後に、和たんすをお求めいただきました。
確かに、桐たんすをお求め頂いたことは、本当に
ありがたい、その一言に尽きるのですが、
こんな天気の中、それも、海を渡って来ていただけることが、
私にとって、お求め頂いた以上に、嬉しかったのです。

桐たんすの製造メーカーが、お客様への直接販売を始めて、もう、
6〜7年にもなります。
その間、本当にたくさんのお客様とのご縁と、数々の
ドラマがありました。

今回の、このS様とのご縁も、桐の蔵の数年のドラマの中でも
劇的と言えるドラマチックな幕切れでした。

作り手(私たち職人)と、買い手(お客様)が本当に一つになれる
関係が、私たちの理想だと思うのです。

私は、桐たんすを作りことを生業にしてきましたが、
それは、桐たんすを作り、お客様にお求めいただき、
喜んでいただくことが、私たちの喜びなんだと感じてしまうのです。

職人と、お客様。(作り手と買い手)
本当にシンプルな関係ですが、シンプルであればこそ、
繋がるものがあるように感じるのです。

今回の展示会は、ホント、ドラマチックな展開でした。
ありがとうございました。

今年の初めです。

   晴れ。   暖かい一日でした。

明日からは、地元・新潟市で今年、最初の展示会です。
明日は、まだ天気が良さそうです。

どうぞ、お時間を作っていただきまして、展示会に
お出かけください。

会場は、新潟テルサ3階和室です。
皆様のご来場を、心からお待ちしています。

追伸
  今日のテレビ放送、工場のテレビで弟と見ていました。
  いかがでしたでしょうか?
  早速、お問い合わせがありました。

放送日、決定しました!

撮影中
テレビカメラ

   曇り時々、晴れ。   今日も穏やかです。

ただ今、BSNテレビの取材が終わりました。
午前中、ずーーーとテレビカメラの前で、美しい記者さんの
質問を受け、古い桐たんすが、いかに再生されていくのか?
を説明していました。

倉庫に置いてある、再生前の桐たんすは、汚れと、長い間
使ってきた味わいで、少々、くすんでいる。

でも、それをカンナをかけ、埋木をして、修理していく。
その課程で、デザインを考え、色を考え、金具を考えて
桐の蔵らしい再生が出来上がっていく。

今回、取材に来ていただきましたスタッフの方々も
ちょっと、驚き?みたいでした。

この取材のテレビ放送は、木曜日。
チャンネルはBSNテレビ(5チャンネル)
時間は、夕方6時15分からのニュースの中だそうです。

たぶん、そんなに長くはないって言ってましたので、
短いと思いますが、お時間ありましたら、ご覧下さい。

古いたんすをモダンに再生。

   晴れかな?   今日は穏やかでした。

桐の蔵の再生(桐たんすの修理・再生)は、業界でも
早くから、お客様にその仕事をアピールしてきた。

最初は、もう、6〜7年前だったと思う。
その頃は、どこの工場でも、桐たんすの製造が間に合わないくらいの
注文があった。
でも、桐の蔵は、あえてその頃に、古い桐たんすの修理・再生を
行うと言う意思表示を表し、そのことが、NHKテレビや、読売新聞
そして、地元の新聞、新潟日報でも、取り上げられた。

そのなかでも、NHK日曜日の朝の番組「小さな旅」に
取り上げられたのは、衝撃だった。

放送直後から、問い合わせが殺到し、桐の蔵の工場には
全国各地から、古いたんすがこれでもか!!ってくらい届いた。

そこから、桐の蔵の再生事業は、完全に、一つの柱として
桐の蔵では、欠かせない事業になった。

でも、その頃の再生は、昔のままの、たんすの傷んでいるところを
修理し、その後、桐たんす伝統の、「との粉」塗装で仕上げるという、
一般的な修理・再生だった。

でも、その後、お客様のご要望は、様々で、ありとあらゆるお客様の
ご要望に応えてきた結果、古い桐たんすをモダンに再生するといった、
桐の蔵らしい、再生が出来上がった。

これも、伝統的な桐たんすと、現代的な桐チェストの両方を手がけて
きた「桐の蔵」だから出来たことなのだろう。と思う。

実は、その「古い桐たんすをモダンに再生する」といった仕事が
明日、テレビで放送される。(と思う、確定ではないが)

明日の午前中に取材で、午後は編集、そして夕方、放送だと言う。
テレビ番組は、新潟ローカルの「BSN・イヴニング王国」のニュースの部
らしい。

まだ、前日なので、予定の範囲でしか、言えないのが申し訳ないのですが、
多分、放送は午後5時過ぎなのではないのだろうか?

詳細は、分かり次第、明日の昼過ぎにでもここで
お知らせさせていただきます。

でも、今の同業の桐たんす屋さんが、行う、一般的な古い桐たんすの
再生とは、少し違う、桐の蔵らしい、再生です。
最近では、これが全国のお客様から支持されているのです。
古い桐たんすを、お洒落にモダンに再生したいとお思いのお客様。
弊社のHPの「桐たんすの修理・再生の完成」のページを
参考にして頂き、お問い合わせ下さい。

他ではない、あなただけのお洒落な再生を提案させていただきます。
これも、「桐たんすを捨てないで、使って欲しい」という願いです。
どうか、使い捨ての文化から、捨てないで使いつづけるという
日本の文化を見直して欲しいと願っています。

始業前の雪かき・・・

    晴れ。   やっと雪がやみました。

今週は、連休明けの大雪から、ずーーと雪が降り続きました。
昨日なんて、午前中だけで20cmは降ったな。と思うくらい、
みるみるうちに、ドンドンと雪が積もっていきました。
こういう降り方、久しぶりでした。

で、こう雪が降ってくると雪国の宿命が、雪かき。
朝、工場に行くと、除雪車が置いていった雪の固まりが、入り口に
山となっている。

どうにもこうにも工場へ入れないので、そこは私の4輪駆動車で、
一気に雪の山にアタックをかけ、雪の山を崩してから入るのです。

そこからは、スノーダンプで、広くもなく狭くもない職人さんたちの
駐車場の雪を、せっせと雪かきが始まるのです。
何とか、みんなが来るまでに、車が入れるようにしないと!!!
と、大急ぎ。

でも、雪って重いのです。
数分の作業でも、汗だく・・・。
これが、仕事の前に行う作業だから、ホント、結構くる。

でも、これ、毎年のことだから・・・。
年々、雪かきの回数は減ってるし・・・。

どうやら、寒気は緩んだみたい。
道路の雪も、少しずつ減ってきたしね。
明日は、新潟県の下の方、上越市まで桐チェストのお届け。

明日も雪の心配はないみたいだけど、
雪の多い地方なので、安全運転で行ってきます。

御礼

   雨。   これが雪に変わるみたい・・・。

今年も、早いもので残すところ、あと一日になりました。
今日は、朝から神棚を掃除して、お正月用の買い物を済ませ、
今、誰もいない工場で今年最後の雑用をバタバタと終えたところです。

今年一年、本当にお世話になりました。
ご縁をいただきましたお客様へは、すでに「ご挨拶」が届いているかと
思いますが、改めてこの場をお借りしまして、お礼を言わせて下さい。

「今年も一年、本当にお世話になりありがとうございました」
これも、ご縁をいただきました、お一人、お一人のお陰と
感謝しています。

今年は、昨日まで、お客様のお宅にお邪魔させていただいたりで、
何かと、せわしい年末でした。
でも、私の性格上、じっとしてはいられませんから、これでちょうどいいくらいです。

明日は、一日、嫁さんの料理を手伝い、子供の面倒を見て、
新年を迎えたいと思います。

また、来るべき新年も、希望を持って進みたいと思います。
来年も、よろしくお願いいたします。
桐の蔵  三代目   桑原 隆

千葉の日差しは暑かった。

桐たんす

     新潟は雪。  千葉は快晴。

今朝の起床は、午前3時40分。
昨日からの大荒れの天気が心配で、なかなか寝付かれず
一晩に何度も起きてしまった。

早朝4時半に工房を出発なので、できるだけ早めに工房に行って
忘れ物がないか確かめながら、トラックのエンジンをかけた。

地元、加茂市は雪がパラパラと散らつく程度だったのだが、
いざ、高速道路を進むと、そこはやはり雪国だった。

途中、県境の峠に差し掛かる前、余りの雪に、トラックが
スピンしかけた。
当然ながら、まだ、夜明け前。
視界は悪く、天候は猛吹雪。
まるで、真冬の状態だった。

運良く、何とか最悪の事態は免れたが、その後の
運転は、慎重になったのは言うまでもない。

その後、峠を越え、関東に入ればそこはもう、天国である。
スピードも知らず知らずで120km。
それからは、雪道でかかった時間を取り戻すべく、必死で
アクセルを踏む。

でも、千葉県・銚子市は、遠かった。
日本海側から、太平洋までだから。

東京の首都高を走っていたときは、全く感じなかったのだが
千葉県の、東関東道や、千葉県内の道路を走っていたときは、
本当に、日差しの強さを感じた。

この時期、新潟では車の暖房を切ることなんて考えられないが、
千葉県内では、余りの暑さに暖房を切り、窓まで開けた。
それでも足りずに、フリースも脱いだ。

相当、千葉県の日差しは強い。
太陽に位置が高いような気もするし・・・。

で、6時間余りの運転で、銚子市のN様の新築の
ご自宅に到着した。
まだ、一部、未完成の部分もあったが、素晴らしい平屋のご自宅
アプローチの広さが目を引いた、素敵なご自宅でした。

そこに、桐たんす二本と、桐チェスト一本を収めた。
桐たんすは、予め測っていただいた場所に、ピッタリと収まった。
これは、見事でした。
N様、本当にありがとうございました。

帰りは、首都高の渋滞もなく、帰省ラッシュにも合わず、
そして、県境の峠には雪もなく、順調に帰れました。

あすは、地元、新潟市に桐たんすのお届けです。
でも、冬型の天気も何とか落ち着くそうです。

嫁さんには、「いつ、家の手伝いしてくれるの?」と、
怒られモード。
30日には、出来るかも知れません。