十四代、続く味。

     曇り、時々、雪。   三寒四温です。

昨日は、新潟県上越市まで桐たんすのお届けに行ってきた。
着物がとても多く収納できる、別注の最高級の桐たんすです。

雪国のご自宅らしく、桐たんすを置く場所は、高床式の一階の
和室と予め伺っていたのだが、心配もよそに、
難なく、和室に収めることが出来た。(良かった・・・)

で、和室に収めた後、お茶をいただき、お話をさせていただいた時に
お茶請けに出されたのが、十四代続いている近所のお店のお菓子
だった。

まずは、春の装いお菓子。
桜色の上品な味と香りで、ホント、お菓子で春を感じてしまった。
その次は、そのお店の看板商品とも言うべき「粟飴」
昔ながらの水あめ状の粟飴。

割り箸ですくって頂き、頂いたのですが、甘さ控えめで
懐かしい味で、ホント、美味しかった。
その後も、色々とお菓子を頂き、ドリップしていただいた
コーヒーと共に、有意義なひと時でした。

お客様のご自宅を後にした時、弟が、そのお菓子屋さんの
お店に掛かっている、歴史を感じさせる看板の写真を撮っていた。

その後、おもむろにお店に入り、看板商品の「粟飴」を買う。
思わず、私も頼んで買ってもらった。

お土産として買ってきたのだが、まだ、嫁さんは空けていないよう。
十四代続くって、ホント、すごい!!

昔は、たいそう甘かったみたいだけれど、今は、とっても甘さ控えめ
の味。
これも、時代の流れなのだろう。

味も、環境の変化に対応するべく、少しずつ変わっていくものですね。
M様。
ありがとうございました。

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