2019年 4月 の投稿一覧

桐たんすの組み立て 新潟県H様の洋服たんすを作る

今日からは新潟県上越市からご注文いただきましたH様の洋服たんすの制作をお伝えしていきます。

なぜかここのところ、洋服たんすの注文が続き、今月だけで2本目。そして来月も1本とありがたいことに洋服たんすのご注文が続きます。総桐の洋服たんすはいいですよね。やはり今は洋服の時代ですし、高価な洋服を湿気や害虫から総桐の洋服たんすは守ってくれますから。

洋服たんすの立側。これを長さ切りで切っていきます。

実は、今回のお客様は和たんすと洋服たんすの2本セットでのご注文なのですが、和たんすの方は、すでに出来上がっておりますので、洋服たんすだけをお伝えしていきます。まずは、木取り(材料)一式を出してもらい、長さ切りでそれぞれの材料を、各々の長さに切っていきます。

洋服たんすの木取り一式です。


長さ切りで材料一式をそれぞれの長さに切っていきます。

その後は、それぞれの材料をカンナ掛けして仕上げていきます。そして次に、ホゾを取っていくのですが、洋服たんすは奥行きが深いので、通常のように機械でホゾは取れないので、手でホゾを取っていきます。

それぞれの材料をカンナ掛けしていきます。

今回手で取るホゾは、「蟻ホゾ」といい、引き出しの「蟻組」と同じ形のホゾを「蟻ホゾ」といいます。
その形を、鉛筆で印をつけ、縦挽きノコとノミで鉛筆で付けた線の蟻ホゾを取っていきます。

立側に鉛筆で線を書き、縦引きノコで切っていきます。


次に線の上にノミを入れ、ホゾを取っていきます。

縦引きノコとノミで大まかに蟻ホゾを取ったら、シラガキで細かいところを取っていきます。

蟻ホゾを取ったら、細かいところはシラガキで取っていきます。

蟻ホゾを取ったら次は、付属品で付く、小引き出しを作ります。そして地板の四方をシャコ万で巻いていきます。

付属の小引き出しを作ります。


地板の四方をシャコ万で付けていきます。

今日の私は昨日に引き続き、板を組んでいました。地板、先板、胴厚の上板と三種類の板を組みました。

今日組んだ板です。

また、午後からは製材所にお願いしていました、桐丸太の製材が終わったとのことで、「柾丸太」と「並丸太」の製材が終わり、柾丸太は午後から板干し場に運んでもらいました。

製材が終わった柾が板干し場に届きました。

また、やっと今日は天気になりしばらくこの天気が続きそうなので、明日、昨年の5月に干した板を倉庫に入れて、今日、製材が終わった板を干す作業に取り掛かります。

何とか連休前に板を干せそうで安心しました。
明日も、全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 東京都K様の整理たんすを作る6

今日は久しぶりに親方が工場にやってきました。土曜日に親方の仕事である「柾」を作っておきましたので、「今日仕事があるよ」と伝えておきましたので、工場にやってきました。

工場で「柾」を作る親方。

久々の工場ですが、相変わらず元気に「柾割り」をして、帰っていきました。

そろそろ終わり近づいてきた東京都K様の整理たんすの制作ですが、先回は引き出しの底板を仕上げるところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

引き出しの底板を仕上げ終えたら、引き出しを入れていく工程です。ホテ板(引き出しの側板)を仕上げつつ、削りながら引き出しを少しずつ入れていくのですが、少し入れてはどこが当たっているのかを見極めながら、
引き出しを出しては入れ、出しては入れを繰り返しながら進めていきます。

引き出しを入れていく工程。どこが当たっているのか手をかざして見ています。

引き出しをつっかえるところまで入れて、その場所を隙間から見て、当たっている場所を確認して引き出しを取り出して削ります。

当たっている場所を確認し、取り出して削ります。

この工程が、隙間のないくらいに引き出しを仕込む大切な工程で、引き出しを入れると、他の引き出しがすーーっと出てくる気密性が、この工程によって生み出されるのです。

引き出しを入れたり出したりしながら当たっている場所を確認します。

ですから、引き出しを入れる作業は時間を掛けてじっくりと行います。この工程をないがしろにすると、良い桐たんすは出来ません。引き出しは密閉度があるため、大きな吸盤で引き出します。そしてまた当たっているところを削って引き出しを入れていきます。

大きな吸盤で引き出しを取り出し、また削っていきます。

こうして最後まできっちりと引き出しを入れて、引違い戸を仕込み、整理たんすの木地の完成となります。

この後、引き戸を作って、完成となります。

今日の私は、午前中は先板を組んで、ツカを作っていました。午後からは、長岡市まで再生たんすのご依頼があり、桐たんすを引き取りに行ってきました。

今日は先板を組んでいました。

今日は強風で運転していても車が流されるようでした。
明日も全力で頑張ります。

休日の土曜日です。

今日の桐の蔵は休日の土曜日ですが、来週は留守にすることが多く、どうしても今日、やらなければと思い、今日は仕事でした。

久しぶりに気持ちのいい天気です。

今日は朝から久しぶりに気持ちのいい天気でした。やっと晴れたーっていう感じでした。休日ですが始業時間通りに仕事を始め、黙々と板を切っていきました。今日は、立側、裏板を中心に3分板を切っていきます。

この板の木目、本当に素晴らしいです。


今日切った板です。午前中だけでかなり切りました。

その後は、週明けに出荷する桐たんすの梱包をしていたら、あっという間の午後3時。その後は、帰宅しゆっくりさせていただきました。

明日は一日、休養させていただきます。
また、来週から全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 東京都K様の整理たんすを作る5

桐の蔵の工場がある団地の一角に桜の木があります。毎年、この季節になると工場の二階から見える桜は、何とも言えない華やかな雰囲気を醸し出してくれます。

今日は、午前中は曇っていたものの雨は降らなかったため職人さんに午後から「板を入れます」と伝え、私も午前中は仕事の合間に準備に取り掛かっていましたが、昼食を終えた昼休みに、予報に反してコンチキショウの雨。
段取りも予定も来週に持ち越しとなりました。

天気予報では明日は晴れるものの、日曜、月曜と雨。火曜日からは数日天気が続くみたいなので、その間に板入れ、板干しを行いたいと願っていますが・・・。

さて、東京都K様からご注文頂いております整理たんすですが、昨日は、引き出しの本体を固め、次に底板を打つ所までをお伝えしましたが、今日はその続きです。

引き出しの本体を固めたら、底板を木釘で打って止めていきます。底板を打ち終えたら、余分に出た底板の端を長台(台の長いカンナ)で削っていきます。

小引き出しの底板を木釘で打っていきます。


余分に出た底板の端を、長台(台の長いカンナ)で削っていきます。

そして次に底板を手カンナで仕上げていきます。この時に、そのまま引き出しをひっくり返して底板を仕上げても、底板がしゃくんでしまい、カンナが底板に乗らないので、ひっくり返した引き出しの中に台を入れて、底板が直接当たるようにして、底板を仕上げていきます。

引き出しをひっくり返して、台を中に入れ、底板を仕上げていきます。

整理たんすは、大きな引き出しが6段と小物用の三割の小引き出し、そして引き戸の中にも、小さな引き出しが2つあります。大小合わせて11個もの引き出しがあるので、引き出しの制作や仕込み、そして引き出しの仕上げも結構な時間がかかります。
底板を仕上げ終えると、これからは引き出しを入れていく作業に入ります。

今日の私は、午前中はヘギ底(衣装盆の底板)を組む仕事をしていました。昨日までに、職人・石山君が削って、あいばを擦ってくれた大量の底板を、今日は私が組んでいきます。

ヘギ底を組んでいます。


組んだヘギ底は80枚を超えました。

回はかなりの数の板を切ったので、今日組めたヘギ底は80枚を超えました。そして午後からは、予定していた板入れが雨で中止になったので、「柾」を切っていました。

午後からは「柾」を切りました。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 東京都K様の整理たんすを作る4

昨日は整理たんすの上台と下台の立側を固め、裏板をカンナで仕上げたところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

本体(立側)が立ちましたので次は引き出し周りに入っていきます。引き出しの木取り(材料)を出してもらい、長さ切りでそれぞれの寸法に切り分けていきます。

立側がたったら引き出し周りに入ります。引き出しの材料を切り分けます。

その後は各部材をカンナを掛けて仕上げていきます。そして次に引き出しを仕込んでいきます。「仕込む」とは引き出しが入る場所に、ピッタリと隙間なく引き出しが入るように、カガミ板(前板)を合わせていきます。

引き出しの材料をカンナで仕上げていきます。


カガミ板を隙間なく、ぴったりと仕込んでいきます。

まずはカガミ板を引き出しが入る場所に合わせて、シラガキで印を付けます。その後は、長さ切りで少しずつ切り、カンナで削りながらカガミ板をはめ込んでいきます。今回のたんすは小引き出しが3つ、大きな引き出しが6個あるので、それぞれにみんな仕込んでいきます。

カガミ板を引き出しが入るサイズに合わせてシラガキで印をつけます。


ピッタリと隙間なく入れます。

その後は、カガミ板とホテ板を「蟻組」と呼ぶ組み手を取ります。今では機械で取りますが、昔は全て手で取っていました。
蟻組みを取ったら、カガミの内側を面取りカンナで面を取り、カガミ板をホテ板がくっつきやすいように、内側を少しノミで取っていきます。

蟻組を取ります。


蟻組がくっつきやすいように、のみで内側を少し取ります。

その後は、引き出しの本体を固めていきます。まずは小引き出しの本体を固め、次に大きな引き出しの本体を固めていきます。

引き出しの本体を固めていきます。


大きな引き出しの本体も固めていきます。

引き出しの本体を固めたら、次は底板を木釘で打っていきます。

本体を固めたら、底板を木釘で打っていきます。

今日の私は、午前中は胴丸の立側を作り、午後からは胴厚の上板を切り組む仕事をしていました。先日仕入れた桐丸太の製材が終わり、いつでも干せる状態なのですが、まだ板干場には、板が干してあり早く倉庫に取り入れたいのですが、天気が続かず、取り入れられない日々が続いています。

今日は胴厚の上板を作っていました。

毎日天気予報とにらめっこですが、今日の午前中まで雨が降っていたので、明日の午後からくらいなら板入れが出来るかどうか。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 東京都K様の整理たんすを作る3

昨日は整理たんすの上台、下台を長ハタガネで固めたところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

本体を固めたら、上台、下台共に裏板を木釘で打って止めていきます。このたんすは四方丸(上の両角と下の両角の四方が丸です)ですので、固めたばかりの角から、カンナで削りながら丸くしていきます。

本体を固めたばかりの上台。


下台の両端を丸く削っていきます。

丸の部分は毛引きを引き、その線を頼りにそこまでを丸くしていきます。外側と内側を丸くしていくのですが、外側はカンナで丸を見ながら、少しずつ削っていきます。

カンナの向きを変えたりしながら、丸く削っていきます。

丸が出来たら、下台に足と呼ぶ台輪が乗る部分を作り、長ハタガネとシャコ万で止めていきます。

足を長ハタガネとシャコマンで止めていきます。

そうしたら本体を上下逆に重ねて(上台を下にして、その上に下台を乗せます)、重なりをピッタリと合うように、本体を削っていきます。

本体を重ねて、重なりをぴったり合うように削っていきます。

その後は、本体を寝せて長ハタガネを締めながら本体を仕上げていきます。本体が仕上がったら、上台、下台を別にして、裏板をカンナで仕上げていきます。

裏板をカンナで仕上げていきます。

今日の私は、1寸1部の板(胴厚の上板)を倉庫から探してきて、切っていました。毎日のように、倉庫に行き板を切っていると当然ながら板も少なくなってきます。

山のように積んであった板も少なくなってきました。

一昨年取り入れて山のように積んであった板が、もう残り少なくなってきました。そろそろ昨年干した板を入れる頃なのですが、天気が続かずに晴れの日待ちの状態です。

今週は今日明日と雨の予報。板を入れるのは来週になりそうです。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 東京都K様の整理たんすを作る2

昨日から東京都K様の整理たんすの制作をお伝えしていますが、昨日は立側に棚板が入る部分の線を引いてそこを溝掘りカッターで掘っていく所までをお伝えしましたが、今日はその続きです。

整理たんすですので引き出しが多く、それ以外は引き戸と小引き出しで構成される切りたんすです。ですので、棚板が入る部分が多く、立側に棚板が入る溝をどんどん掘っていきます。

引き出しが入る部分が多いので、棚板が入る溝を多く掘っていきます。

その後は、立側と棚板の総面取りの部分をノミで作っていきます。斜めの留め型を当てながら、ノミを入れていきます。

定規を使い、立側と棚板が入る総面の部分をノミで作っていきます。

次に、棚板、立側共に、面取りカンナで面を取っていきます。

棚板の面を面取りカンナで取っていきます。

その後は、まずは三割の小引き出しが入る部分の「ツカ」と「棚板」の部分から組んでいきます。

三割の小引き出しが入る、ツカと棚板の部分から組み立てていきます。

そして立側に棚板を入れていき立側から木釘を打って組んでいきます。立側から棚板を止めるために打つ木釘は3寸。一番長い木釘をドリルで穴を開けてから打ち込んでいきます。

立側から3寸の木釘を打って、棚板を止めていきます。

その後は、上板と立側をホゾで組んで長ハタガネでしっかりと締めて、のりが乾くまでそのまま置いておきます。

上板と立側をホゾで組み、棚板を入れて上台の本体を組んでいき、長ハタガネでしっかりと締めていきます。

今日の私は、午前中は新潟市内のお客様のもとに伺い、桐チェストの説明を、その後はダッシュで帰り、胴丸の立側を作る作業に入りました。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 東京都K様の整理たんすを作る

週の初め月曜日です。今週は明日から雨が続く予報が出ており、先日、津南町産のホテ板が来たので、一年間屋根の上に干してアクを抜き、乾燥したホテ板を取り込まなければならなく、今日は、急いで職人横山さんと一緒に屋根に上り、ホテ板を取り込みました。

屋根に干したホテ板を急いで取り入れました。

今日からは東京都のK様からご注文いただきました整理たんすの制作をお伝えしていきます。

まずは木取り一式を出してもらい、長さ切りでそれぞれの長さに切り分けます。その後は、各部材をカンナ掛けしていきます。

東京都K様の整理たんすの木取りです。

そして上板と立側、地板のホゾを取ります。

立側と上板、地板のホゾを取ります。

次に、上板の幅を棚板にも写します。そしてモノサシの寸法を毛引きに取って、その寸法を棚板に引いていきます。

上板の幅を棚板に写します。


モノサシの寸法を毛引きに取って棚板に引いていきます。

そして上台の引違いとの入る溝を掘り、溝の両端を埋めていきます。その後は、立側の棚板の入る場所をシラガキで印をつけ、定規で線を引いていきます。

引き戸の入る溝を掘っていきます。


棚板の入る場所をシラガキで印をつけ、定規で線を引いていきます。

立側の前面の部分に毛引きで線を引き、総面の部分を作っていきます。その後は、棚板が入る部分の線を引いた場所を、溝掘りカッターで掘っていきます。

棚板の入る場所を溝掘りカッターで掘っていきます。


溝が掘れました。

今日はここまでで、明日に続きます。明日も全力で頑張ります。

大阪まで桐たんすのお届けでした。

先週は名古屋での展示会。そして深夜に帰宅しその後、一週間現場での仕事を終え、週末の今日、大阪まで桐たんすのお届けに行ってきました。起床は久しぶりの午前4時。辺りはまだ真っ暗ですが、心なしか少しずつ空が明るくなってくる気配が漂っています。

工場で弟の到着を待って、午前5時前に大阪まで出発です。今日は、突然の雪もなく、順調に走れます。途中、いつもの福井県の南条SAで休憩し、弟に運転を代わってもらい、いざ、大阪を目指します。今日の高速道路は渋滞もなくスムーズに大阪まで行くことが出来ました。

いつもの休憩のSA南条で休憩です。

予定した時間とほぼ同じ時刻に、大阪市中央区の市内のど真ん中にある、超高層マンションの桐チェストをお届けさせていただきました。M様、ありがとうございました。

超高級な高層マンションにお届けさせていただきました。

その後は、阪神高速を乗り都島区まで。K様のご自宅のマンションに、和たんすと洋服たんすの2本セットをお届けさせていただきました。K様、お世話になりましてありがとうございました。

和たんすと洋服たんすの2本セットをお届けさせていただきました。

今回は、大阪でのお届けですが順調にお届けすることが出来ました。本当にありがとうございました。

帰りも順調に帰ることが出来ました。明日は、久しぶりの休日です。
ゆっくり英気を養います。

桐たんすの組み立て 大阪府K様の洋服たんすを作る4

今朝は、久しぶりに暖かな朝でした。工場に行くと朝陽が輝き、思わず「冬が終わったな」と感じました。4月に入ってからも雪が降る変な天気も、もう終わりかもです。

冬が終わったと感じる朝陽でした。

昨日は、洋服たんすの立側を立てて、台輪を作るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

立側(本体)が立ちましたので、次は引き出し周りに入ります。木取りを出してもらい、長さ切で底板、先板、ホテ板、カガミ板をそれぞれのサイズに切り分けます。

引き出しの木取りを長さ切りで切っていきます。

観音開きの中は、洋服を吊れるようになっているので、引き出しは一段です。その一段の引き出しを作っていきます。

まずは、底板、先板、ホテ板をカンナ掛けしていきます。次に、カガミ板(前板)を仕込んでいきます。
仕込むとは、カガミ板を引き出しが入る場所にぴったりと入るように、合わせていくことを「仕込む」と言います。
カガミ板を仕込んだら、ホテ板と先板を組み、次にカガミ板を組んで、引き出しの本体を固めます。

カガミ板を引き出しのはいる場所に合わせて、ピッタリと仕込んでいきます。

引き出しの本体を固めたら、底板を木釘で打っていきます。一段の引き出しの底板を打ったら、引き出しを削りながら、出したり入れたりしながら、引き出しを入れていきます。これを繰り返して、ピッタリと引き出しが入れば、引き出しは完成です。最後に、扉(観音開き)を合わせて、仕上げれば洋服たんすの完成です。

引き出しの底板を木釘で打っていきます。

今日は、久しぶりに親方が工場にやってきました。昨日、親方の仕事を作りましたので、今日は、ホテ板を組む仕事をしてもらいました。久しぶりですが、いきいきと仕事をしていました。

ホテ板を組む親方。

今日の私は、引き出しのカガミ(前板)が板目のたんすの引き出しを作っていました。桐たんすの通常は、直線の「柾目」で組むのですが、少し個性的な「板目」で組むこともお客様の好みでたまにあります。

板目用の引き出しの板。

引き出しに入る、ちょうどいい板目の板を探すのに大変ですが、それはお客様の好みですので、いい仕事と言われるように頑張ります。