晴れ。 暖かい。 いい天気です。
今日は朝から暖かい。
朝礼では、ストーブの周りに集まるのだが、今日はいつものように
ストーブの近くで・・・、とはいかず、あまりの暖かさに、職人・横山さんは、
「ストーブ消す?」と言う。
もう、新潟は春かもしれない。
そんな陽気に誘われて、この冬に持って来ていただいた、
「新潟県・十日町産」の新しい桐材を干そう!!と横山さんが言い出した。
この人。結構、そういう仕事が好き。
せっかく仕入れた材料が、干されもせず(冬で干せなかっただけなのだが)
にいるのを見ていると、せわしないらしい。
だから、久しぶりのこの天気に、思わずそういったのだろう。
で、言えばすぐに行うのは、桐の蔵の小回りの利くところだ。
今回の桐材は、「ホテ板」と呼ぶ、桐たんすの引き出しの両側に使う部分の板。
あらかじめ、それに近いサイズに切ってきてもらっているので、それを屋根まで持って
上がって、屋根に干す。
昔は、こうして屋根に板を干している光景を、そこかしこで見た。
今は、屋根に板を干す光景は少なくなったが、やはり、雨が当たり、日も当たる
屋根に板を干すのは、理にかなっている。
でも、そこまで持っていくのが辛い・・・。
でも、小池さんと、横山さんと私の三人で干したが、
今回の桐材は、いい!!。
さすがに、新潟県・十日町の桐だ。
柾目のものが多くて、いい材料だった。
これが使えるのは、まだまだ、先になるが、でも、楽しみ。
でも、久しぶりに重い板を持って屋根までいくと、虚弱体質の私にとっては、
結構、辛い。
でも、この陽気、完全にストーブを消して、気持ちがいい。
もう、これからは、こんな日が続くのかもしれない。
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