桐を焼く。

    晴れ。   今日も晴れて暖かい。

昨日、今日と、桐を焼いて仕上げる「焼桐」の作業が相次いだ。
昨日は、週末に富山にお届けする「掛け軸」を入れるたんす。

このお客様は、桐の蔵の桐たんすは、今回で4本目の
本当にありがたいお客様だ。

掛け軸を入れる桐たんすなのですが、仕上がりは、以外とモダン。
全体は、焼き色のこげ茶色ですが、金具は、銀色の角型。
本体も、四隅は、角なので、尚のこと、モダンに見える。

こんな感じもいいものです。

お客様には、焼桐仕上げでとは、お伝えしてあるが、
「金具は、どうしますか?」と聞いたら、「お任せで・・・。」ご返事だった。

このお任せって、以外と難しい。
今回のように、以前から4本も買っていただき、使っていただいている
お客様は、我々を信用して、言ってくださっているのだが、
さすがに、お任せとなると、趣味に合わなかったらどうしよう?と、考えてしまう。

今回も、高価な作品だし・・・。

でも、出来上がりは、多分、満足していただけると思う・・・・。どうだろう?

そして、今、さっきまで、倉庫の片隅で、「桐・米びつ」を焼いていた。
昨日、今日と、弟が風邪で休んでいるので、私がやる羽目に・・・。

自分の仕事も当然こなしながら、段取りを付けて、無理やり、米びつを焼く。
久しぶりにやった作業は、結構・・・。

でも、この作業は、私が弟に教えたので、私のほうが上手いのだが。
焼き桐って、桐をバーナーで焼き、その後、ススを落としていくので、
この作業をやると、鼻の穴まで、真っ黒になる。

今日も、この状態で帰宅です。

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