宮城県まで桐たんすのお届けでした。

今日は、宮城県石巻市まで桐たんすのお届けに行ってきました。起床は、午前5時。もう、空は明るいです。

久しぶりの磐越道と東北道、高速道路沿いの桜は満開!愛でる余裕もなく、東北道をひた走り、菅生SAで休憩。

その後、仙台南部道路を走り石巻市まで。この辺りまで来るとまだダンプカーが多いんですよね。大震災の復興がまだ続いているのでしょうか。

そして今日の目的地、M様の素敵な新築のご自宅に整理たんす3本をお届けさせていただきました。

1本は普通サイズの小袖たんす、2本目は置かれる場所にピッタリの80cm幅の小袖たんす、そして3本目は、1本目の隣に置く、これまたぴったりサイズの55cmの小袖たんすでした。

金具もこだわりの桐の蔵オリジナルの「漆金具」お部屋にぴったりと収まりました。

M様、本当にありがとうございました。

その後は、仙台市まで戻り、再生のご依頼をいただいていましたお客様のご自宅に伺い、再生する桐たんすをお引取りさせていただき、夕方、工場に戻りました。

今日は、ホント小春日和。運転していると暑いくらいでした。

新潟も桜はもう少し楽しめそうです。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 宮城県M様の整理たんすを作る4

宮城県M様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、先週は本体の立側をカンナで仕上げたところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

本体外側(四方丸)の外側の丸をカンナで削って作っていきます。

本体の上板をカンナで仕上げていきます。

本体が完成したら、引き出し周りに入っていきます。

長さ切りで、引き出し周りの材料(底板、先板、ホテ板、カガミ板)を、それぞれの長さ、幅に切り分けていきます。

長さを切り分けたら、それぞれの部材をカンナで仕上げていきます。

整理たんす本体に立てかけた底板。底板をカンナで仕上げていきます。

カガミ板(前板)の上口を削って、カガミを仕込む準備をします。

カガミ板(引き出しの前板)を仕込みます。仕込むとは、引き出しが入る場所に、カガミ板を当てて、引き出しがぴったりと合うようにしていくことを仕込むと言います。

カガミを仕込んだら、ホテ板のカガミ板が入る部分をケヒキで取っていきます。

今日の私は板を組みます。立側、衣装箱のフタ、裏板などなど。

明日も全力で頑張ります。

板干し完了。

今日は「板を干そう!」と数日前から決めていました。天気は今日迄って、天気予報も言ってましたし、運よく、製材も終わって板も来ましたので、今日は朝から職人さん、みんなで板干しを行いました。

工場から少し離れたお借りしている場所に板を干します。

製材所で指示通りの厚みに製材された板を、一枚一枚、職人さんの手で干していきます。

3月に製材所で親方と「木はずみ」する時にあった大きな丸太、直径2尺8寸(約85cm)の丸太が製材されてきたのですが、厚さ1寸1分、長さを切らずに1本もので製材したものですから、1人、2人では持てず、4人で持ってやっとで干しました。

職人・横山さんからは、40年やってるけどこんな板、今度からはよく寸法を測って、今度からは、測って切ってから干しますね。

この丸太が、上のような大きな幅の広い板に製材されました。

午後からは、別の場所で「柾」板を干します。今回は「柾」用にはあまり本数を取らなかったので数少ないので、約2時間ほどで終わりました。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 宮城県M様の整理たんすを作る3

宮城県M様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、昨日は、立側が立ったところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

これから裏板を木釘で打つために、棚板の裏側を裏板が付きやすいように、カンナで仕上げていきます。

裏板を木釘で打っていきます。その後、釘切ノコで木釘を切っていきます。裏板も木目が美しいです。

本体の四方丸を作るため、内側が丸になるように、内側に桐を貼っていきます。

外側の丸をカンナで削って作りました。

台輪と本体を繋ぐ、「足」という部分を長ハタガネとシャコ万で付けていきます。

長ハタガネのアップ。当て木を当てて、足を付けます。

次は台輪の制作に入ります。台輪のホテ板(側板)と先板を木釘で止めていきます。

本体を寝せて、立側をカンナで仕上げていきます。

今日は、奥様がホットプレスです。(反りや狂いのある板を熱を当て直していく作業です)少しだけですが、足りない板があり、急遽、やってもらいました。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 宮城県M様の整理たんすを作る2

昨日から始めました、宮城県M様からご注文いただきました、整理たんすの制作ですが、昨日は、棚板の入りの部分をペーパーをかける所までをお伝えしましたが、今日はその続きです。

整理たんす(小袖たんす)の上板と棚板。上板はホゾを取り、棚板は立側に入る「入り」の部分を取りました。

棚板の入りの部分にカンナで面を取っています。こうすることで、棚板が入る溝に入りやすくなります。今回の整理たんすは幅が55㎝なので、棚板も狭いです。

棚板の前面部分に、面取りカンナで面を取っていきます。

棚板の「入り」の部分のアップ。ケヒキの線が引かれているところまで、立側の溝に入ります。

立側(内側)に引き出しが入る棚板の溝を掘るために、モノサシで計ってシラガキで印を付けていきます。

木取りの切り組みが終わると、本体を固めに入ります。立側の溝に棚板を入れ、反対側の立側の溝にも棚板を入れて、外側から木釘で打っていきます。

地板のホゾと立側のホゾを組み、地板側から木釘で打って止めていきます。

木釘で棚板、地板を打ち終え、立側が立ちました。

今日も私は、ホテ板を組みます。かなりの枚数のホテ板を組みましたので、積み上げました。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 宮城県M様の整理たんすを作る

今日からは宮城県M様からご注文いただきました整理たんすの制作をお伝えさせていただきます。今回、M様からは小袖たんす3本のご注文をいただきました。

置かれるお部屋の寸法があるとのことで、1本は通常の3尺5寸幅(1m6cm)なのですが、2本目は幅80cm、3本目が幅55㎝の別注の小袖たんすです。

まずは木取りと図面を出します。

長さ切りでそれぞれの部材を、各々の長さに切り分けます。

その後、それぞれの部材をカンナ掛けしていきます。

機械で立側と上板、地板のホゾを取った後に、上板と立側の交わる部分を留め型で留めを作っていきます。(ノミで留め(45度)に取っていきます)

55cm幅の立側の木目。自画自賛ですが、ホント、いい木目です。

地板の前口の部分を、際カンナを掛けていきます。(際カンナとは、通常の面ではなく凹凸がある部分を掛けることが出来るカンナを際カンナといいます。左用、右用があります)

地板の前口、足の着く部分を際カンナで削り、定規を当てて平らになっているか確認しています。

地板に付く、小箱の位置をモノサシで計り、付ける場所を決めていきます。

棚板の立側への入りの部分を作り、入りの部分をぺーパーを掛けて滑らかにしていきます。

今日、仕事が一段落した合間に、桐たんすのホゾを取る機械の刃物の交換をしていました。この機械、かなり大きな機械で、刃物もそれなりに大きく重いのです。ですので、交換も2人で行います。

今日の私はホテ板を作ります。

自動カンナを掛けて、アイバを擦った板を、ホテ板2枚分の幅、1尺1寸で組んでいきます。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 愛媛県K様の整理たんすを作る4

愛媛県K様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、少し時間が空きましたが、今日が最後です。

先回は、引き出しのカガミ板(前板)を仕込むところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

引き出しのカガミ板を仕込んだら、カガミ板の大きさを先板に写していきます。

原始的な方法ですが、カガミ板の大きさをそのままシラガキで先板に写していくのです。

機械で、カガミ板、ホテ板の蟻組みを取っていきます。

そして、先板、ホテ板のもう一方を「ホゾ組」で取っていくため、昇降盤でノコの切り込みを入れていきます。

ホゾ組のノコを入れた部分を、ケヒキで取っていきます。これもなかなかの力のいる作業です。

今回の先板とホテ板は、「先留め」という仕事で、先板とホテ板を「留め」(45度)で組んでいくという高度な技術を用います。

先板の「留め」の部分を作っています。留め型と呼ぶ型で、留めの部分をノミで作っていきます。

ホテ板のホゾ組と「留め」の部分のアップ。手作業で、45度の留めの部分を作っていきます。

引き出しのホテ板を削りながら、引き出しを入れていきます。入れては当たっているところを確認し、また少しずつ削っていくという工程を何度も繰り返します。

引き出しの上の部分も少しずつ削っては入れていき、確認し、また削るという工程も繰り返し行います。

この工程を、何十回と繰り返し、引き出しを入れていきます。

この少しずつ、その引き出しに合わせながら入れていくことで、引き出しを入れると、他の引き出しが出てくるような密閉度の高い引き出し(桐たんす)が完成します。

ここで愛媛県K様からご注文いただきました整理たんすの木地が完成しました。

この後、塗装、金具付けを経て、最終点検、梱包、お届けとなります。

今日は、工場の近所、田上町に桐チェストをお届けに行ってきました。

茶色の天然オイルを塗ったチェストで金具もシンプルです。E様、ありがとうございます。

明日も全力で頑張ります。

東京と神奈川県まで桐たんすのお届けでした。

全国的に新型コロナウイルスが猛威を振るい、首都圏では週末の外出が自粛される中、今日は、神奈川県と東京まで桐たんすのお届けに行ってきました。

起床は午前5時。すでに空は明るくなり始める頃、小雨交じりの新潟を出発し、一路、神奈川県まで向かいます。

高坂SAで休憩し、そこから圏央道→東名と走って横浜青葉ICで下車し、一軒目のおお客様のご自宅に向かいます。やはりコロナの影響なのか、予定よりも早めの到着でした。

素敵なご自宅の和室のお部屋に、和たんすを納品させていただきました。

今回は、衣装盆が「板盆」と帯締め、帯揚げ盆が付いた個性的な和たんすをお届けさせていただきました。

T様、本当にありがとうございました。

その後は、下道を走り世田谷区まで。

再生たんすをお届けさせていただきました。奥様がお留守でしたので、玄関先に置いて下さいとの事で写真は撮れませんでしたが、K様、本当にありがとうございました。

今日は首都高は走りませんでしたが、確かに空いていたようですが、帰りの環八は結構渋滞していました。

来週も全力で頑張ります。

「板入れ完了」

今年の新潟県は雪は少なかったものの(無かった)雨が比較的多く、春になっても、晴れが続く日は少ないような気がしています。

春の桐丸太を仕入れ製材もしているので、新しい板もやってくるし、昨年の春に干した板を入れなければならないので、数日前から天気が気になっていました。

一昨日と昨日は天気だったのですが、昨日は兵庫県まで桐たんすのお届けのため見送り、今日、予報では雨だったのですが、午前中はかろうじて曇りだったので、今日、午前中、板入れを決行しました。

まずは干してある板を、一枚一枚手作業でまとめてトラックに積んでいきます。

そして倉庫に丁寧に崩れないように積んでいきます。

その後、昨秋に一枚広ろげにした板を、ひっくり返してまた干します。

そんなこんなで11時を過ぎて小雨が降って来ましたから、決行して良かったです。後は、製材途中の板を待って、干すだけです。

明日も全力で頑張ります。

兵庫県まで桐たんすのお届けでした。

新潟は寒くなったり暖かかったりで、まさに三寒四温の頃。

今日は兵庫県加古川市まで桐たんすのお届けに行ってきました。

起床は午前4時。いつものように工場で弟と合流し、北陸道を西へ向けて走ります。

今日は5時半頃には空が明るくなってきました。夜が明けるのが早くなりましたね。

いつものように福井県の南条SAで休憩し、そこから舞鶴若狭道→中国道→六甲有料道路を走り阪神高速→加古川バイパスを通り今日の目的地のお客様のご自宅に到着しました。加古川市って姫路の少し手前なんですね。以外と時間がかかった印象でした。

今日のお客様は、愛媛県のK様。お嬢様の婚礼道具として弊社の総桐たんすをお求めいただきました。愛媛県から兵庫県へ嫁ぎます。

今日は愛媛県からお母さまとお嬢様にお出かけいただき、一緒に納品を見守っていただきました。

4尺幅の胴丸の和たんすとワイドの整理たんすをセットでお求めいただきました。

K様、本当にありがとうございました。

納品後には、いろいろとお話させていただきました。

昨年の12月にお電話をいただいた際には、実際に見るところがないですか?とのお話をいただいておりました。

丁度よい展示会がなく、ご迷惑をおかけしました。そんな中、たんすも見なく、一度も顔を合わせたこともない私どもから、桐たんすを購入していただきました。

「不安ではなかったですか?」と聞きましたら、他の家具屋さんも見ましたが、良いものがなく、桐の蔵さんのカタログを信用しました。とのお言葉をいただき嬉しかったです。

最近は、婚礼道具として桐たんすをお持ちになるお客様が減って来ましたが、今日のような、婚礼道具としての納品は、ホント、いいものです。

日本の文化である、「桐たんすを持って嫁ぐ」そんな伝統文化を復活させたいな。と感じました。

K様、本当にありがとうございました。