桐たんすの組み立て 埼玉県K様の整理たんすを作る9

埼玉県K様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、昨日は、先板のホゾを取るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

引出しのホテ板(側板)のホゾを取り、取ったところをシラガキできれいにしていきます。

先板のホゾをケヒキで取っていきます。

蟻組を取ったカガミ板の内側を、カガミ板とホテ板が良く付くように、内側をノミで取っていきます。

今回の引出は「先留め」という高度な加工技術を用います。先板とホテ板の継ぎ目を「留め」(45度)で止める技術です。その留めをノミで作っています。

カガミ板の蟻組みとホテ板の蟻組みを入れ込んでいきます。まずは玄翁で叩いて入れて行きます。

その後に、打ち当てを当てて叩いて入れて行きます。

ホテ板と先板の「留め」。45度と45度のきれいな仕事です。

引出しの枠を固めていきます。

今日も板を組みます。8分板のホテ板、先板です。明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県K様の整理たんすを作る8

埼玉県K様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、昨日は、地板に定規を当てながら真っ直ぐになってるか確認しながらカンナで仕上げた所までをお伝えしましたが、今日はその続きです。

たんす本体の四方丸(写真は地板の両端の外側の丸)をカンナで削りながら作った後、ペーパー(紙やすり)で丸く仕上げていきます。

本体が完成したら、引出しに入っていきます。引出しのホテ板(側板)の内側に入る方をカンナで仕上げていきます。

引出しの先板の幅を、昇降盤で決めていきます。

上台の小物用の小引き出しのカガミ板を仕込むために、カガミ板を擦り台で削っています。

引出しのカガミ板を本体の入る場所に当てながら、カガミ板を仕込んでいます。

カガミ板の内側のホテ板が入る部分に、ケヒキでホテ板の厚みの線を引き、ホテ板が入る部分を作っていきます。

引出しのカガミ板、ホテ板の蟻組みを機械で取りました。

引出しの先板のホゾ作るため、昇降盤でノコを入れていきます。

今日は朝から雨。慌ただしく一日が終わります。明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県K様の整理たんすを作る7

埼玉県K様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、昨日は、下台の棚板の溝を掘るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

下台の立側の溝に棚板を入れ込み、立側から木釘を打って止めていきます。

中台の立側に棚板を入れ込み、固めました。この後、裏板を木釘で打っていきます。

下台の棚板を入れ込み、立側を固めました。裏板を打つ前に、棚板に風穴を開けます。この穴を通して、引出を入れたときに風が抜け、他の引出が出てくるようになります。この風穴がないと、引出がスムーズにひったり出たりしないのです。

裏板を打つ前に、棚板の曲がりを見て、つっかえ棒を入れながら真っ直ぐにして、その状態で裏板を木釘で打ちます。(つっかえ棒のお陰で、棚板は真っ直ぐな状態で木釘が打てます)

ハタガネを締めながら、下台の裏板をドリルで揉んで木釘で打っていきます。

上台の左右の内側に丸を作るため、内側に桐を小さなハタガネで貼っていきます。この貼った桐片を小刀で削りながら、内側の丸を作っていきます。

下台の立側をカンナで仕上げていきます。

下台の地板を定規を当てながら、真っ直ぐになっているかを確かめながらカンナで削っていきます。

今日はこの時期の新潟には珍しく、日が差しました。こんな一日は大事にしたいですね。明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県K様の整理たんすを作る6

埼玉県K様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、昨日は、フル戸の中の小引き出しを組んだところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

上台の立側。棚板や小引き出しの上板が入る溝が掘られています。

上台の前面を面取りカンナで面を取っていきます。

上台の立側、地板、棚板を組み入れて長ハタガネを締めて立側を固めていきます。

ツカを木釘で打った後、出た木釘をノミできれいに取っています。

上台の上板を組み入れるために、のりを付けています。

上板と立側のホゾを組み込み、打ち当てを当てて、ホゾを入れていきます。

上台を固め、シャコ万と長ハタガネで締めて、ストーブの近くに置きながら、のりが乾いていくのを待ちます。

下台の立側に、棚板が入る溝を掘るために、シラガキで溝の位置を印を付けていきます。

12月に入り、残すところあと一か月。年内に納品したいたんすの制作に追われながら、今日もバタバタと、引出しを作り、ホテ板を組む。そして台輪を作る。明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県K様の整理たんすを作る5

埼玉県K様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、昨日は、小引き出しのゲス板を作るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

上台の棚板と地板にツカを木釘で打ち、シャコ万で締めて固定します。

上台の小引き出しのゲス板に縦引きで切り込みを入れて行きます。

上台の移動式の棚が入るツカに小引き出しが入る溝を掘るため、シラガキで線を付けていきます。

溝堀カッターで溝を掘り、ツカが入る部分にツカを当てて、入りを見ています。

上台の上板に、フル戸のツカが入る溝を、溝堀カッターで掘っていきます。

掘った跡に、ノミでキレイに仕上げていきます。

フル戸の中の小引き出しを組んでいきます。

のりを付けた後、木釘で打って止めていきます。

今日は雨の一日。今年は冷え込みが緩く、寒いなぁと感じる日がまだありません。このまま行くはずはないのですが。明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県K様の整理たんすを作る4

埼玉県K様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、昨日は、棚板の立側に入る部分をケヒキで引くところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

棚板を欠き、立側に入る部分をペーパー(紙やすり)をかけてきれいにしていきます。

上台の棚板が入る溝に、棚板を仮に入れて様子を見ています。

上台の三ツ割の小引き出しが入る部分のツカを作ります。棚板と地板に入る入りの部分を、ケヒキで線を引いていきます。

上台のツカの入る部分にツカを置いて合わせて見ます。

ツカの前面を留め型を使って、留めの部分をノミで作っていきます。

地板にツカを立てて、地板の裏側から木釘を打って止めていきます。

上台の小引き出しが入るゲス板を作ります。入りの部分に胴付きノコを入れて作っていきます。

上台の立側の内側。木目が美しいです。

来週も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県K様の整理たんすを作る3

埼玉県K様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、一昨日は、地板の立側に入る部分を作るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

今回は三つ重ねのたんすですので、重ね板が2枚、地板がそれぞれ3枚あります。それぞれの地板の立側に入る部分をケヒキで線を引いていきます。

棚板の立側に入る部分に縦引きノコを入れていきます。

上板のホゾ。その部分を玄翁で叩いて、木殺ししていきます。こうする事で、ホゾとホゾを組んだ時に、しっかりと付くようになります。上板の柾目が美しいです。

地板の留めを留め型を当てながら、ノミで作っていきます。

上台の地板が入る部分を昇降盤でノコ目を入れ、ノミで取っていきます。

油壷の油をノミに付けながら地板が入る部分を取っていきます。

ホゾを取り、木殺しをした上台の立側と、中台の立側

棚板の立あぐぁに入る部分をケヒキで引いていきます。

今日も板を組みます。8分板のホテ板、3分板のヘギ底など。明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県K様の整理たんすを作る2

昨日からは埼玉県K様からご注文頂きました整理たんすの制作をお伝えさせていただいております。昨日は、立側の留めを胴付きノコで切るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

4cm厚の地板の後ろを昇降盤で欠いています。地板の柾目が美しいです。

上台のホゾの角を玄翁で叩いて、木殺しをしています。木殺しとは、木を叩いて潰すことで、ホゾを組んだ時に、ホゾとホゾを付きやすくするために叩いて潰すのです。

ホゾを取った上板と立側。上板の木目が美しいです。

上板の面を面取りカンナで取っていきます。

上台の取り外し式の棚をカンナで仕上げていきます。

地板の立側に入る部分をケヒキで取って、線を引いていきます。

それを表面にも引いていきます。

今日は、引出しのホテ板(側板)を組みます。組んだ板はどんどん積み上げていきます。明日も全力で頑張ります。

京都まで桐たんすのお届けでした。

今日は、京都市まで桐たんすのお届けに行って来ました。先週の三重県に引き続き、今日も職人・石山君と一緒です。起床は午前4時半、工場で石山君と待ち合わせ、北陸道をひたすら京都に向けて走ります。

京都東IC付近で車両火災との事で、大渋滞。ここで予定時間よりも遅れる事に。それでも、お昼前に今日のお客様K様のご自宅に到着でした。

2階の和室に今回の和たんすを納品させていただきました。K様、ありがとうございました。今回は弊社の「春」という和たんすで、本体は4cm厚の板を使い、大きく丸みを付けた高級品です。

金具もシンプルな総唐草、油単の色も素敵でした。また、本当に多くのお客様は、お茶とお土産まで持たせていただき、感謝です。ありがとうございます。

今日は、帰りは少し遅くなりましたが、無事にお届けできました。明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県K様の整理たんすを作る

今日からは、埼玉県K様からご注文頂きました整理たんすの制作をお伝えさせていただきます。9月にご夫婦でショール―ムにお越しいただき、和たんすと整理たんすの2本セットでのご注文を頂きました。K様、ありがとうございます。

まずは図面を見て、この図面1枚で整理たんすを制作していきます。

木取り(部材)を出しもらい、長さ切りでそれぞれの材料を、各々の長さ、幅に切り分けていきます。

地板の四方をシャコ万で巻いていきます。

棚板が真っ直ぐになっているか定規で確認しています。

カンナで棚板を仕上げていきます。

今回は大丸という板厚4cmの厚い板のたんすで、本体が且つ丸くなっている高級感のある作りです。その4cm厚のホゾを取り、留めの部分を留め型を当てながらノミで作っていきます。

留め型を当てながら、胴付きノコで留めを切っていきます。

ホゾを取った立側。(上台)