1.会社での出来事

三重県I様の三味線たんすを作る。

三重県I様からご注文いただきました三味線を収納する2段たんすの制作ですが、今日が最後です。昨日は、引出し周りのカンナ掛けを行いましたが、今日はその続きです。

引出しのホテ板のホゾを昇降盤でノコを入れ、ノミできれいに取っていきます。

先板のホゾを取るために、昇降盤でのノコ目を入れた先板。

ここで引出しを組んでいくためにノリの準備です。

引出しの枠を組み、その後、引出しの底板を木釘で打って止めていきます。

引出しの先板を、カンナで仕上げていきます。

引出しを逆さにして、底板をカンナで仕上げていきます。(底板の木目が美しいです)

そして、三重県I様からご注文頂きました三味線を収納する2段桐箪笥が完成しました。桐に関する事なら、何なりとご相談ください。I様、ありがとうございました。

雪も少し落ち着いてきました。

昨日までの雪も少しは落ち着いてきた感じです。週末はまた天気になるみたいです。

三重県I様からご注文いただきました、三味線を入れる2段の桐たんすの制作ですが、先回は、立側を固めたところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

本体の裏板を打つ前に、棚板の裏側に「風穴」と呼ぶ、引出しを入れたときに空気が通る穴を開けていきます。

裏板を木釘で打つために、ドリルで揉んでいきます。

本体を固めた後に、足と呼ぶ本体が乗る部分を作っていきます。

本体を固めたら、地板を平らにカンナで削っていきます。

本体が完成したら、引き出し周りに入っていきます。引出しの先板をカンナで仕上げていきます。

引出しの底板をカンナで仕上げていきます。底板の木目が美しいです。

リモートでのご相談でした。

月曜日からの大荒れの天気が昨晩から雪に変わって来ました。予報通り、今朝起きれば雪。自宅前を軽く除雪し、早めに工場に来てまた除雪。それから、どんどんと雪が降り、夕方までに30㎝は積もったのでしょうか。

昨年お電話で、お嬢様のご結婚に際して桐たんすのご検討を考えておられる、和歌山県のH様からお問い合わせをいただいておりました。その後、3月に予定しておりました東京・代官山の展示会と、京都で行う予定の展示会のご案内をさせて頂く予定でしたが、今回は東京が中止、京都が未定という事で、改めてご連絡をいただきまして、今回はリモートでのご説明と言う事になり、本日、パソコンを使ってリモートでの桐たんすのご説明をさせて頂きました。

以前から何度か行わせていただきましたので準備も万全に、スムーズにご説明させていただけたのではないかと思います。細かい部分や板の厚み、引出しの底板や、本体の裏板までお伝えさせていただきました。また、お客様からは、カタログでの金具の色(感じ)とリモート画面とでは全然違う、リモートの方がわかりやすい!とのお言葉を頂きました。

実際にお会いしてご説明させていただくのがベストなのですが、この状況下ではなかなか難しい事も。リモートでの説明、リモートで展示会は一対一で行いますので、突っ込んだお話も出来、ホント、良いと思います。

あっという間に1時間半は過ぎてしまいます。このブログをお読みのお客様、是非、体験してみて下さい。難しい設定はありません。和歌山県のH様、本当にありがとうございました。

暴風です。

昨晩から暴風が吹き荒れ、凄い風と音で、干してある板が心配になって寝付けませんでした。今朝、雪は降っていないことを確認し、少し早めに工場へ行くと、案の定、干してある板は飛ばされ、そのメザラまでもが「かしがって」しまい、板が全て外れていました。

雨の中、板を一枚一枚直したのですが、今でも吹く強風に板がなびいています。

三重県I様からご注文頂きました三味線を入れる2段の桐たんすの制作の続きです。立側に地板と棚板の溝を溝堀カッターで掘りこんだ後、ノミできれいに溝を掘っていきます。

立側に棚板と地板を組み入れます。

組み入れた後、玄翁で叩きながら面を(面と面)を合わせていきます。

上板を乗せ、ホゾを組み入れて長ハタガネを締めながら木釘を打って止めていきます。

横山さんは、間たんすをばらし、各部材の幅を足したりしながら立側、上板、地板を作り、4段引出しを固めていきます。立側から木釘を打って棚板を止めていきます。

そしてカンナを研いだ後は、カンナの刃と裏金を台に入れ調整していきます。古い桐たんすの修理は、金釘が入っていたり、石があったりでカンナの刃が傷つきます。なのでカンナがすぐに傷んでしまいます。

明日は大雪の予報。今日は風は強かったのですが、雪は降らなかったのですが、明日はいかに・・・。

暖かな雨ですが・・・。

週末は驚くほどのいい天気でしたが、今日は雨。でも、気持ちの悪い暖かな雨です。

三重県I様からご注文頂きました三味線を入れる桐たんすの制作ですが、立側、上板のホゾを取り、棚板が入る寸法を物差しで測っています。

ホゾを取った上板と棚板。(上板の木目が素晴らしいです!)

立側に棚板が入る溝を、溝堀カッターで掘っていきます。

地板と棚板が入る溝が掘れました。

職人・横山さんは、今日から間たんすの再生です。間箪笥とは、幅が一間(約1m80㎝)もある大きな箪笥です。今となっては貴重なたんすです。その箪笥を、たんすの部材を使いながら、一回り小さい引出し2段のたんすと、今の引出しを使い、4段にレベルアップするたんすを制作します。なかなか高度の技術を要する今回の再生。ベテラン職人の腕の見せ所です。

たんすを分解し、立側を長さ切りで切っています。

私は、ご注文をいただきました洋服たんすの木取りを開始です。まずは、洋服たんす様に取っておいた幅広の板(直径2尺、約60cmの幅広の板)を倉庫の奥から出してきて、図面を見ながら寸法に合わせて板を切っていきます。裏板、立側を切ります。

幅が広く長い板なので大変です。

明日からはまたしても冬型の予報。大雪の予報も出ているとか。大荒れしないで!と祈るばかりです。

穏やかな一日でした。

天気予報通り、今日は穏やかな天気。板干場の雪もだいぶ消え、雪に埋まっていた板も見えてきました。でも、雪の重みで板を干す鉄パイプが崩れ、所々、板が崩れていました。早く直さなくては。

今日からは、三重県I様からご注文いただきました、引出し2段のチェストの制作をお伝えしていきます。以前にも、I様からは桐チェストを2本ご注文頂きました。この桐チェストに入れるものは「三味線」 I様のご趣味で、以前にもお作りさせて頂きました桐チェストには、三味線を入れられているのですが、今回、新しく三味線が増えたとの事で、新たに桐チェストのご注文を頂きました。I様、ありがとうございます。

長さ切りで、木取りをチェストの長さ、幅にそれぞれ切り分けていきます。

それぞれの木取り(部材)の内側に入る方を、カンナで仕上げていきます。これは、立側をカンナで仕上げていきます。

地板を勘案で仕上げていきます。

今日の横山さんは、再生たんすの引出しの仕込み。ホテ板をカンナで削って引出しを入れていきます。

昨日は祝日でしたが、午前中と午後に桐たんすのお届け。明日からの週末は、久しぶりに連休を頂き、ゆっくりさせていただきます!

今日の桐の蔵。02.10

昨日の夜の雪はさほどでもなく、今日は穏やかな天気でした。今日の私は引出しの底板を組みます。

組んだ板を3枚セットにして積んでいくのですが、今日は78枚の底板を組みました。

弟の鈴木は、古い桐たんすの修理の合間に、某所からご注文いただきました小物入れを、修理と同時進行で作っていきます。

まとまった注文ですので、これはこれでなかなかです。

修理の桐たんすも同時進行です。

ベテラン職人横山さんも、桐箪笥の修理です。本体、立側のカンナ掛けです。

あまりこのブログに出てこない仕上げ職人石山君。丸盆を塗った後、との粉をペーパーで落としています。

そして最後に奥様。今日は棚板を作ってもらいました。もう、十数年のベテランになって来ました。

明日は祝日ですが、桐たんすの配達です。

桐たんすの組み立て 広島県M様の和たんすを作る10

広島県M様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、今日が最後です。昨日は、引出しのホテ板を削りながら、本体に入れていくところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

引出しを立てながら、ホテ板をカンナで削っています。盤に置いて削る時と、立てて削る場合と、その時、削る場所にもよって使い分けて削っていきます。

引出しの底板を盤に乗せてホテ板を削る場合。ホテ板全体を削る場合は、このように盤に乗せて削る場合が多いです。

こうして引出しを本体に入れ終えたら、上台の観音開きの扉に移ります。扉を仕込んでから、扉の表裏をカンナで仕上げて完成となります。

この後、塗装、金具付け、調整、検品、梱包してお届けとなります。塗装、金具付け後の写真です。広島県までお届けに上がるのですが、緊急事態宣言中のため、現在、待機中です。

今日も大雪の予報でしたが大雪にはならず。良かったです。週末にかけて天気が良さそうです。春が少しづつ近づいています。

桐たんすの組み立て 広島県M様の和たんすを作る9

広島県M様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、昨日は、丸盆の底板をカンナで仕上げるところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

引出しの枠を組み、底板を木釘で打って、カンナで底板を仕上げました。これから引出しを本体に入れて行く前に、きれいに引出が並んでいます。

三ツ割の小引き出しを、本体に入れていきます。引出しの上口をカンナで削って調整しています。

引出しのホテ板(側板)をカンナで削りながら、本体に入れていきます。

三ツ割の小引き出しを本体に入れていきます。一回ですーっと入れることはありません。何度も、何十回と削っては入れ、入れては確認しながら引出しを入れることで、密閉度の高い引出が完成します。

大引き出しを入れていきます。本体に入れてみて、どこが当たっているか、どこを削ればいいのかを見て確認しています。

当たっている部分(上口)をカンナで削っています。

引出しを出して、ホテ板をカンナで削っていきます。削りすぎてもガタガタになるし、削らな過ぎでも硬くて引出が入っていきません。その塩梅が難しいのです。

週明けの月曜日は大雪の予報でしたが、さほど降らず一安心。でも明日も大雪の予報。今日みたいに落ち着いてくれたらいいのですが。

桐たんすの組み立て 広島県M様の和たんすを作る8

広島県M様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、昨日は、引出しの底板を木釘で打って止めるところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

丸盆の内側の丸を貼った場所と、底板が入る場所をノミできれいに取っていきます。

隅丸サンダーで、丸盆の内側の丸を丸くしていきます。この機械、とても便利です。

丸盆の底板を本体に合わせながら、ぴったりと入るのかをカンナを削って調整していきます。

丸盆の底板を削っては、本体に当てて見て、また削っては当てて見る、これを何度も繰り返して、隙間のないように丸盆の底板を仕込みます。

隙間のないように丸盆の底板を仕込んだら、木釘で底板を打って止めていきます。

引出しの先板をカンナで仕上げていきます。

引出しをひっくり返して、中に台を入れ、引出しの底板をカンナで仕上げていきます。中に台を入れないと、底板がたわんでしまい、うまく仕上げられないのです。

丸盆の底板の仕上げも、丸盆をひっくり返して中に台を入れ、底板が台に当たって、しっかりとカンナが掛けれるようにして、底板をカンナで仕上げていきます。

昨日までの暴風雪もやっと収まりました。週末は穏やかな天気とか。日も少しづつ長くなってきました。

Warning: Trying to access array offset on false in /home/kirizo/1kirizo.com/public_html/wp-content/themes/xeory_base/lib/functions/bzb-functions.php on line 299

Warning: Trying to access array offset on false in /home/kirizo/1kirizo.com/public_html/wp-content/themes/xeory_base/lib/functions/bzb-functions.php on line 301
class="col-md-4" role="complementary" itemscope="itemscope" itemtype="http://schema.org/WPSideBar">
カタログ請求

カテゴリー

最近のコメント

アーカイブ