桐たんすの組み立て 広島県M様の和たんすを作る

今日からは、広島県M様からご注文いただきました和たんすに制作をお伝えしていきます。実は、数年前に胴丸の洋服たんすをお求めいただきましたM様は、納品の時も、弊社の「彩」というモデルも欲しかったのですが、と語ってくれました。それから数年、今回、「彩」上開きの和たんすを胴丸仕様でのご注文でした。M様、ありがとうございます。

まずは、図面をもとに長さ切りで木取りを切り分けていきます。

裏板の内側に入る方を、カンナで仕上げていきます。裏板の木目が美しいです。

立側の地板が入る部分に、昇降盤でノコを入れていきます。

上台は、丸盆が4枚入る小さな観音開き。そのタイコに付けるサンを斜めに面を取っていきます。

下台の立側の内側に棚板が入る溝を溝堀カッターで掘った後、棚板が入り込む総面の部分を、ノミで取っていきます。

留め型を使って棚板が入る部分の斜めの部分を、ノミで取っていきます。

三ツ割の小引き出し用のツカに忍び用の穴を開けていきます。それにしても、後ろにある上板の木目が美しいです。

今日は奥様が、反ったり狂ったりしている板を熱で平らにする作業の「ホットプレス」。この仕事は奥様にお任せです。意外と考える仕事で、何を先にやって、どう置いていくのかと頭を使います。いつも助かっています。ありがとうござます。

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