1.会社での出来事

明日からは、京都です。

       晴れ。    秋晴れです。

先週末の地元、新潟市での展示会を終えたばかりなのに、
もう、今週末は京都での展示会です。

明日の朝、早朝に出発し、京都に向かいます。
秋の結婚シーズンを前にし、また、関西地方での
貴重な展示会です。

どうぞ、関西地方の皆様、お時間を作ってお出かけください。
秋の京都は、まだ、残暑が厳しいのでしょうか?

それでは、行ってきます。

時代の反映。

     晴れ。     秋晴れと気持のいい風でした。

今年に入ってから、ずーーーーーと、桐たんすの修理・再生の
ご依頼が続いている。
この部門は、確かに、ずーーーと切れ間がないくらい
お客様からのご依頼が多いのだが、ここのところは、
本当に多くのご依頼を頂いている。

今日も、愛知県から3本、神奈川県から1本と、
工房の玄関前は、修理の桐たんすでいっぱいになっていた。

お陰様です。
こうして、全国各地から、送料を使ってでも、桐の蔵に
ご依頼いただけることを、ありがたく思っています。

そんな中、今日、届いた桐たんすは、まだ、修理したばかりと
思う桐たんす。
でも、どこかが違う・・・・。

確かに、全体的には新しくなってるのだが、
裏板は、桐の木目を印刷した合板を張ってあったし、
ところどころの傷は、木工用のパテで埋めてあるだけの
粗末な仕事。

本当に、これでお金を頂いたのだろうか?と
思ってしまうほどの、仕事でした。

私たちの仕事が一番なんて、おおそれたことは言えませんが、
職人が見て、恥ずかしい仕事はしたくない。
まずは、それが基本です。

桐たんすの修理・再生の仕事は、手間が本当にかかるのですが、
それ以上に、お客様に喜んでいただけることが、
その仕事を続けられる意味があるのです。

それには、手間がかかるが、決して手を抜かず、
喜んでもらえる仕事をするしかありません。

ここに、損得(限界はありますが)が見え隠れするようになると、
ご依頼いただいた、お客様の信頼を裏切るようになるような
気がするのです。

基本的に、私たちは職人ですから、まず、第一に考えることは、
きれいにして、お届けすること。
そして、お客様に喜んでいただけることを一番に考え、
桐たんすの修理・再生を行っています。

こんな時代だからこそ、古いたんすの修理・再生が増えている
気がしますが、新しい桐たんすも、古い桐たんすの修理も、
職人の気持や、取り組み方は、全く一緒です。

最後には、お客様に喜んでいただけるように。
ただ、それだけを思い、仕事に打ち込んでいます。

残暑と大雨の中で・・・

タレかつ
     雨のち、曇り。    ここ最近はスコールのように降ります。
金曜日から始った後半戦の地元・新潟市での展示会。
初日は、開始時間前からお客様が来場し、思わず、
ホントか!と思ってしまう。
それでも、後半戦の初日は上出来な成果で終えた。
で、向かえた2日目。
この時期としてはめずらしく、残暑が厳しい。
会場にいた我々には、外の気温は分からないが、
昼食を買いに外に出た弟が、外の気温計が32度をさしていたという。
これでは、厳しい・・・。
でも、そんな中、いつもお世話になっている240さんが、
お土産まで持って、会場に来てくれた。
これから仕事があると言うのに、本当に申し訳ない。
そして、このお土産が絶賛である。
ある種、新潟名物だと思うのだが、タレカツ丼(タレで食べるカツ丼)の
カツを本当に、いっぱい頂いた。
私と、弟の家族の分まで。
帰りは、夕食には間に合わなかったのだが、これ、
子供達と、嫁さんは絶賛の味である。
次男のたっくんは、アッと言う間にカツ2枚をペロリ。
また、子供達は、美味い!!!を連発。
240さん、本当にありがとうございました。
長女には、お父さん、今度、買って来て!と頼まれる始末。
新潟には、美味いものがたくさんあります。
そして今日。
最終日なので、気合を入れたのですが、始る前から、
スコールのような豪雨と雷が・・・。
おいおい・・・・、って感じでした。
そのお陰か、午前中は閑古鳥が・・・。
で、やっと午後からは晴れ間が覗いたが、時、すでに遅い
って感じでした。
今回の展示会は、初日ですでに勝負がついていたように・・。
でも、明日からもこの展示会の続きがあるし・・・。
展示会は、毎回、色々なドラマがあります。
だから面白いし、やめられない。
これが魅力です。
今週末は、京都での展示会。
どうか、関西にお住まいのお客様、来場をお待ちしています。
京都は、今ごろ、まだ、暑いのでしょうか?

そして、始ります・・・。

     晴れ。      いくらか涼しくなってきました・・・。

明日から、地元、新潟市での展示会が始る。
前半戦の所沢での展示会から、すでに、一ヶ月半が過ぎ、
展示会欲求モードだ。

数週間前から、用意周到に準備してきたが、
いつもの事ながら、心配。

でも、心配したところでどうにもならない。
精一杯、やらせていただきます。
一生懸命に・・・。

どうぞ、明日からの展示会、お時間作ってお出かけ
下さい。
心より、お待ちしています。

追伸。
新作も揃えました。
どんな風に仕上がったか、感想を教えて下さい。

職人の昼休みは・・・。

    晴れ、後、曇り、時々、雨。     残暑がまだ、厳しいです。

今年の夏、私は、職人の正しい昼休みの過ごし方を
初めて身に付けた。
職人になって、22年目にして・・・。

でも、修行時代は、毎日、そうだったので正確には、
20年ぶりだろうか。

業種を越えて、職人と呼ばれる方の昼休みの過ごし方は、
「昼寝」に決まっている。
桐の蔵も親方は、御昼ご飯が済んだら、すぐに横になり
お昼ねに入る。
多分、どの業種でも、職人さんは、こんな感じだろう。

でも、私は、御昼ご飯が済んでも、お客様へのお手紙など、
お昼休みでしか出来ないことを集中してやる。
その後、残り時間の十数分。
その時は、あまりに疲れていたのだろう、私が仕事をしている
現場に段ボールをしいて、横になったのが始りだった。

それが、7月のある日。
それ以来、ずーーーと毎日、食事の後は、一仕事して、
昼寝をする習慣になった。

時間にして十数分でしかないのだが、これが午後の
仕事の出来を左右する。

桐の蔵の職人さんは、新人石山君を始め、
みんなが、昼はお昼ねをする。
だから、ハードな仕事でも、午後からも体力が持つのだろう。

私も、年をとったのだろう。
ちょっと忙しくて、昼寝が出来ないときは、午後3時を回ると
ちょっと、ふーーーーっと、来ることもある。

肉体労働には、昼寝って大事なものなのだ。
確か、都会には、昼寝をする有料のスペースがあると
何かの雑誌で読んだが、やはり、働くビジネスマンにとって
お昼寝って、大事なのだろう。

何の気なしに、横になった昼寝が、
もう、今では、癖になってしまった。

私もこれで、やっと一人前の職人の仲間入りが
出来ました。
あと残された、一人前職人コースの課題は、お酒の飲み方と
お客様との会話なのかもしれません・・・。

長男と二人で・・・。

    曇り時々、雨。   朝は晴れていたんだけど・・・。

今日は、久しぶりに桐たんすのお届けに行ってきた。
お盆前は、何だか駆け込みで集中してしまったが、
お盆休みを境に、一段落していたので、とっても久しぶりといった
感じ。

実は、今朝5時30分に目覚ましをセットしたはずなのに鳴らない。
目が覚めて、目覚まし時計を見ると、なんと!6時。
思わず、飛び起きた!!

後で、よく考えたら、多分、6時30分にセットしたのだろう。
何とも、幸先が・・・。

その後は、何ともなく一路、西へ。
でも、予定していた時間について、何の問題もなく、
お届けできた。(良)

全国的には、雨の被害で大変な中、私も今日は、どうなるか?
不安だったが、思いのほか、雨の被害はなかった。
帰りは、小雨が降り続いていたが、お湿り程度だったし・・・。

今日は、嫁さんが長女の陸上クラブの合宿で、夜が遅い。
だから長男と、どこかで食事してきてね!と、お金を渡される。

こういう時は、正直、困る。
行きつけのお店なんて持ってないし、車で行けば、
お酒は飲めないし・・・。

長男に聞くと、何でもいい。とのこと。
だから、近所のラーメン屋さんに決定!

長男と二人だけの食事なんて初めて。(あっ、2回目だった)
彼は、もう、中学生なので、黙々と大量に食べる。

それって、見ているだけでも気持ちの良いもの。
私らも、その頃はそんなだったかも・・・。

その傍らで、私はビールと餃子でも・・・。

では、これから帰って、行ってきます。
でも、今年の夏も、いっぱいビール飲んだなぁ。
お蔭様で、お腹のお肉が心なしか、気になってきました・・・。

夏の終わり・・・。

   晴れ。   今日は残暑厳しかった・・・。

北京オリンピックも終わり、今年の夏もそろそろ終わりに
近づいてきた。
桐の蔵の工房には、毎日、嫁さんと一緒に、長女と次女が来て、
工場で宿題や、時には電話番、そして、現場でも掃除などの
手伝いをしてくれた。

子供達にとって、大人の世界は新鮮らしく、事務所で宿題をしている
時、電話がかかってくると出るように言っているのですが、それが
二人で、競い合うように出る。

それでも、電話の対応は「はい!、桐の蔵です」と、元気に言って
いるから本当に大したものだ。

電話を掛けた相手の方は、小学生が出るので驚く方が多いが、
それでも、夏休みの経験としては、貴重な経験だと思う。

こういった経験は、早いうちから、多く経験させておいたほうが、
私は良いと思う。

そして、工場には職人さんも働いている。
いつもは中々話をしない、職人さんと交わり、
時には会話を交わす。
そんな、小学校では出来ない体験を、夏休みにしてくれたことは
今後の人生に、いい経験をしてくれたと思う。

学校は、学校の生活があるが、人間、いつかは社会に
出なければならない。
その予習というには早すぎるが、大人の社会、仕事の現場を
知るには、早いに越したことはない。

だって、毎年来る、総合学習の生徒達よりも、
より深く、現場を知ってもらったのだから・・・。

もう、夏休みも残すところあと、数日。
子供達は、残った宿題のラストスパート。

私も決算前のラストスパートなので、子供達と一緒の
気分。
だから、子供達に、しっかりやれ!!などと、言えない。

自分にもしっかりやれ!!と言い聞かせながら、
残された夏を、ラストスパートしたいと思っています。

後半戦へ向けて・・・。

   雨。     急に涼しくなってきました。

いつもよりも長めのお盆休みが終わって、昨日から
仕事が始った。

今年のお盆休みは、お墓参りに始り、地元の夏祭りに参加、
そして、同窓会と、お休みの前半は予定通りに過ぎていった。

その後16日、17日と家族サービスになったのだが、
休みの後半は、いつでも仕事モードに戻れるように、この2日間は
工場に行って、鈍った体を仕事モードにするべく整えていた。

一年の半分以上が終わり、後は、残された少しの後半戦が待っている。
この後半戦、桐の蔵は今月が決算月なので、休みが終わって所から
また、戦いが始る。といった感じである。

私自身、昨日までは、長い休みボケ(?)の影響か?、体が
しっくり行かなかったが、今日、仕事を終え、来期の経営計画を
作りはじめてからは、体が目覚めてきた。

経営者は休んでなんか、いられないのだ。
今、思い出すだけでも、やらなければならない事は多い。

その一つ一つをメモし、明日からの戦略に落とし込んでいく。
来期の経営計画も、おぼろげながら見えてきた。
この時期になって、遅いのだが、やっと、と言う感じだ。

いつもながら思うのだが、経営とスポーツの勝ち負けはよく似ていると思う。
プロのスポーツ選手の絶え間ない努力は、経営者も見習うべきもの
だと思う。

あれほどまでに努力するプロスポーツ選手。
それと同じような努力を会社経営者がすれば、絶対に、
毎年のように、黒字、どころか、倍々で会社の業績が上がるに違いない。

経営者もプロスポーツ選手に学ぶべきところが多い。
と私は感じる。

そんな事を、自分自身に言い聞かせながら、今年の後半戦に向けて
ギヤをまた一つ入れ直したい。

そして、来期に向けての計画を、確実にものにして行きたいと
思っています。

よっしゃー!
行きまっせーーー!!!

追い込みの最中で・・・。

     晴れ。  暑い!   でも、朝晩の風は確実に秋の気配です。

昨日で、お盆前の桐たんすのお届けのラッシュが終わった。
これも、本当に桐の蔵でお求め頂いたお客様のお陰である。

金曜日は、甲子園へ向かう応援団や帰省ラッシュのお陰で
渋滞する中国道を走り兵庫県まで。
また、昨日の土曜日は、完全に帰省ラッシュの関越高速を東京まで
走り桐たんすをお届けしてきた。

今日は、8月10日。
どうやら世間では、もう、お盆休みらしい。

桐の蔵では、お盆休みは13日から。
それでも、、今年はお盆休みは早いのに・・・。
世間では、どうなっているのだろう。

この週末は、ホント、桐たんすのお届けでクタクタだった。
昨日の東京のお届けまでは良かったのだが、その後、
県北の村上市まで、再生たんすのお届けに出かけた。

午後6時までに伺える予定だったが、渋滞の影響もあり
午後6時は過ぎに到着。
下道を1時間半もかけて伺ったのだが、もう、この辺で限界だった。

帰り道は、途切れ途切れの高速道路を走らせて頂き、
工場に着いたのは、何とか午後8時前。

それから残された仕事を一つこなし、帰宅したのは、午後9時前だった。
嫁さんが、遅かったね〜。と出迎えてくれたのだが、
もう、体はクタクタだった。

3日間で、1700km以上を走破。
さすがに体力の限界だった。

13日から始るお盆休みがあるから・・・。

でも、さすがに私も40歳。
日に日に、体力がなくなっていく気がします。

出来れば、今年のお盆休みは、じっくりと休みたい。
でも、桐の蔵の決算月は今月。
さあ、最後の追い込みです・・・。

秋の気配も・・・。

   晴れ。  今日は暑かった。

ここのところ、日中は暑さが戻り、工場で仕事をしていても
暑いと感じることが多々ある。
でも、昨年の猛暑に比べれば、どうって事はないが・・・。

朝方、工場に向かうとき、運転する車のウインドウから差し込む風や
工場からの帰りに、差し込む風は、もう、心なしか秋の気配を
感じずに入られない。

だって、夏至から数えてもう、ひと月位は達し、暦の上では
秋なのですから・・・。

桐の蔵は、お盆前の桐たんすのお届けのラッシュ。
明日は、またまた、早朝4時おきで、兵庫県まで桐たんすのお届け。

そして、帰ってきて翌日は、東京まで桐たんすをおとどけして、
帰ってきて県北の町まで、再生たんすをお届けに上がる。

やはり、なんて言ってもお盆前と、お正月前は、お届けの節目。
日本人には、この節目が大切なこと。
だから、つくり手である私たちも、この時期は、精一杯、
頑張って、お届けに伺うような努力をする。

兵庫、東京、新潟。
節目にしては、結構な距離である。

どうぞ、事故も、怪我もなく、無事にお届け出来て
帰って来れますように。
前半戦、最後の追い込みです。