桐たんすのお届けでした。

昨日は、桐たんすのお届けに行って来ました。

一軒目は、再生させていただきました桐たんすのお届けでした。A様、ありがとうございました。

そして2軒目も、再生させていただいた桐たんすでした。二件目のU様は九州からのご依頼で、幅が一間(約1m80cm)もある大きなたんすでしたが、その部材を使い、小さく2個の引出したんすに変更させていただきました。こういった事も出来ます。U様、ありがとうございました。

そして三軒目は、大開の和たんすをお届けさせていただきました。新築の一軒家でまだ完成前のお届けでしたが、大きなクローゼットにお納めさせていただきました。M様、ありがとうございました。

東京都A様の整理たんすを作る3

東京都A様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、順調に進んでいます。上台に付くツカの入りの部分をケヒキで引いて作っています。

上板掘りこんだ引き戸の溝。上板の木目が美しいです。

上板にツカを立てていきます。

上台の立側に棚板が入る溝を掘ります。

下台の立側、棚板、重ね板を組み入れ、長ハタガネを締めて固めていきます。

立側と地板のホゾを組み入れ、長ハタガネを締めながら木釘(3寸)を打って止めていきます。

今日は新潟市まで桐たんすのお届けでした。お届けしたのは整理たんす「甘栗」

深い引出しを5段に変更した形です。M様、ありがとうございました!

東京都A様の整理たんすを作る2

昨日から始めました、東京都A様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、着々と進みます。

4cm厚の無垢板の上板のホゾを取り、胴付きノコで留め型を当てながら上板の留めを切っていきます。

地板に付く小箱を作っています。

上台の立側の地板が入る部分をノミで取っていきます。

上台に引出が入る部分をモノサシで計って、棚板の場所を印を付けていきます。

小物用の三ツ割の引出が入る棚板に、ツカを立てるため、ツカが立つ位置を定規で計っています。

上台の上板。引き戸が入る溝を掘りました。

奥様がホットプレスに入れている板は、特注のテレビボードに使用する板。

1m95cmの長いテレビボードのため、切った板は余裕を見て2mの長さ。ホットプレスに入る長さが2mのため、ギリギリです。ここは慎重にやっていきます。

新潟市までお届けでした。

昨日の夕方からの雪にはびっくりしましたが、今日はチラホラ降る程度。そんな中、新潟市までお届けに行って来ました。

お届けしたのは、桐テーブル、桐文机、桐イスの3点セット。昨年末に大丸の洋服たんすをお届けさせていただきました新潟市のY様のマンションにお届けさせていただきました。

洋服たんすのご注文の時から拘りがあり、材料選びから慎重に進めさせていただきました。息子様がお使いになる桐文机も、材料から細部に至るまで拘り満載の仕様です。

また、文机の上に乗っている茶筒も桐製。細かな柾目で仕上げた特注です。今回は2個目のご注文でした。

そして桐のイスと今回はダイニング系のご注文でした。Y様、ありがとうございました。

東京都A様の整理たんすを作る

今日の新潟は暖かな雨だったのですが、夕方から雪。おいおい!って感じです。今日の午前中は新潟市まで再生たんすのお届けをし、和室にあった素晴らしい書を拝見させていただきました。そして、今日からは東京都A様からご注文いただきました整理たんすの制作をお伝えしていきます。

今回は、大丸の整理たんすです。まずは図面を渡して、この一枚の図面で整理たんすを制作していきます。

長さ切りで、整理たんす一本分の木取り(部材)をそれぞれの長さ、幅に切り分けていきます。

上台の裏板をカンナで仕上げていきます。本体の内側に入る方を仕上げます。

立側の内側に入る方も、カンナで仕上げていきます。

4cm厚の立側と上板、地板のホゾを取って、下台の立側の留めの部分を留め型を当てながらノミで作っていきます。

ホゾを取った、上板、地板、立側。

今日は奥様がホットプレス(反ったり狂ったりしている板を熱で真っ直ぐにしていく作業です)私が、ここ数日切り貯めた板を、彼女なりに計算しながら各部材事に、きちんとホットプレスに入れてその後、置いておいてくれます。

慣れないと大変な作業ですが、ベテランですのでお任せです。

明日も全力で頑張ります。

千葉県M様の和たんすを作る4

昨日の新潟は天気も良く、暖かな日でしたが、今日も引き続き春満開の暖かさです。

先週までは、和たんすの本体を固めるところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。裏板を木釘で打ち、カンナで裏板を仕上げています。

本体は四方丸(箪笥の四方が丸くなっている作り)です。内側の丸を小刀で削りながら丸く仕上げていきます。

台輪の制作に入ります。

立側(本体)が完成し、中に入る衣装盆(角盆)の枠を木釘を打ちながら固めていきます。

枠を固めたら、長さ切りで衣装盆の底板をまとめて切っていきます。

木釘で衣装盆の底板を打っていきます。

今日は一日中、板を切りました。3分板で底板、裏板、タイコなど。明日も全力で頑張ります。

消雪ホースを片付けました。

天気予報にも雪のマークが消えはじめ、少しずつ春の足音が聞こえてきたような・・・。昨日、桐の蔵も消雪のために敷地内に張り巡らせた消雪ホースを回収しました。もう降らなければいいのですが・・・。

さて、千葉県M様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、今日は、台輪の制作から始めます。

台輪のカガミ板に、サンが入るケヒキを入れていきます。

立側が完成した後、中周りに入ります。衣装盆の材料を長さ切りで切っていきます。

衣装盆のカガミ板をカンナで仕上げていきます。

和たんすの本体を寝かせて、立側をカンナで一気に仕上げていきます。

たんす本体が乗る台輪を固めています。

たんす本体の上板をカンナで仕上げています。

今日の私は、胴丸の台輪の下に付く朴の木の「畳刷り」の面を、ルーターで取ります。この作業が珍しかったのでしょう、奥様が写真を撮ってくれました。

明日も全力で頑張ります。

千葉県M様の和たんすを作る3

今回は、親方の仕事(柾割)をかなり作ったので、今日も工場に来てもらっています。10時の休憩のお茶を飲んで、また少し仕事をして帰っていきます。そのくらいがちょうどいいかもです。

千葉県M様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、今日は、立側に上板を乗せホゾを組んで、打ち当てで叩きながらホゾを入れていきます。

立側の中に、タイコと中棚を入れ込んでいきます。

和たんすの本体にタイコと中棚を入れ子に、シャコ万で締めながら、固定していきます。その時に、はみ出たノリをブラシで拭いていきます。

裏板を木釘で打つため、あらかじめどの場所に木釘を打つかを中棚の位置を確認しながら、定規を使って木釘を打つ位置を印を付けていきます。

裏板を木釘で打ったら、内側にはみ出たノリをブラシで拭いていきます。

そして立側が完成したら、本体と台輪を繋ぐ「足」と呼ぶ部分を、長ハタガネです締めて固定していきます。

今日に私は、親方に仕事を追加するために「柾板」を切ります。私が倉庫から柾板を選び、目を見て柾板を切ったものを、親方が割るという流れです。

明日も全力で頑張ります。

千葉県M様の和たんすの制作2

三寒四温で、暖かな日が続いたと思えば、今日は冷え込みました。今日も親方が工場に来て、柾割の仕事です。

そして千葉県M様からご注文いただきました和たんすの制作の続きです。タイコの面を面取りカンナで取っていきます。

地板にタイコが入る溝を、溝堀カッターで掘っていきます。

溝が掘られた地板。ホゾも取っています。

タイコに衣装盆が乗るサンを木釘で打って止めていきます。

上板に縦側を組み入れていきます。ホゾとホゾを組んで木釘を打って止めていきます。

タイコに中棚を組み入れています。

まだまだ寒い日が続くみたいですね。すぐには春とはいかない新潟です。

新潟市まで桐たんすのお届けでした。

昨日の季節外れの天気とは一転、今日は晴れ間はあるのですが、風が寒いいつもの新潟の天気です。

天皇誕生日の今日は、新潟市まで桐たんすのお届けでした。昨年の秋に、弊社ショールームまでお出かけいただき、色々とお話をさせていただき、整理たんすをお求めいただきました。

N様のお部屋の寸法にあったサイズで、1m幅のたんすと、78cm幅のたんすを隣に並べ、お部屋の空間に入るようにお作りさせて頂きました。お部屋に納めさせていただき、ピッタリと入ったときは安心しました。また、天然オイル仕上げでの塗装も、お部屋の雰囲気と合い、喜んでいただきました。

N様、本当にありがとうございました。