1.会社での出来事

東京・代官山での展示会です。

昨日からの大荒れの新潟を早朝出発し、道中、湯沢周辺は雪の中、太陽が眩しい東京にやって来ました。

今日から日曜日までの3日間、東京・代官山で桐の蔵の展示会を行っています。

会場周辺の代官山は予想していたよりも多くの方々が街を歩いている印象です。

マスク、消毒用アルコールの準備も万端に、皆様のお越しをお待ちしております。

3日間、全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県S様の整理たんすを作る7

埼玉県S様からご注文いただきました整理たんすですが、今回が最後です。

昨日は、引き出しのカガミ板とホテ板の蟻組みを取ったところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

蟻組みを取ったカガミの奥の部分をノミで少しだけ取っていきます。

先に引き出しの枠を作っていきます。作った枠は、重ねて積んでいきます。

ドリルで穴を開けて、引き出しの底板を木釘で打っていきます。

底板をハタガネで締めながら木釘を打っていきます。

底板を木釘で打ったら、カンナで底板を仕上げていきます。

底板をカンナで仕上げたら、引き出しの前と後ろの部分をペーパー(紙やすり)横ずりを掛けていきます。

引き出しのホテ板をカンナで削りながら、引き出しを入れていきます。

引き出しは少しずつ入れながら、どこが当たっているのかを確認しながら、出しては削り、入れては確認するを、引き出しが入るまで何度も繰り返していきます。

最後に一番下の引き出しの丸の部分をカンナで丸くし、仕上げにペーパーを掛けて完成です。

この後、塗装、金具付け、調整、梱包してお届けとなります。

今日の私は、ホテ板を組みます。

木取りの部材が次々と出来上がって来ました。後は、貼るだけです。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県S様の整理たんすを作る6

埼玉県S様からご注文いただいております整理たんすの制作ですが、昨日は、台輪を作るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

引き出し周りに入っていきます。

引き出しの材料(ホテ板、先板、底板、カガミ板)を出してもらい、長さ切りでそれぞれの長さ、幅に切り分けていきます。

底板をカンナで仕上げていきます。幅の広い木目がしっかりした底板が美しいです。

先板の上面を擦り台に擦らせながら、長台(台の長いカンナ)で削っていきます。

カガミ板(前板)を仕込んでいます。

仕込むとは、引き出しの入る場所に、カガミ板を合わせていくことを仕込むと言います。

一番下の引き出しの内側の丸に合わせて、カガミ板の下もノミで丸くしていきます。

先板、ホテ板のホゾを取るために、昇降盤で切り込みを入れます。

切り込みを入れた先板を、ケヒキでホゾを取っていきます。

ケヒキの刃を油壷に付けながら、ホゾを取っていきます。

カガミ板とホテ板の蟻組みを取ります。

今日の私は、柾を組みます。

ご注文をいただいた桐たんすの柾を切り、親方から柾割をしてもらい、奥様から柾の目直しをしてもらってから(ここまででかなり手間かかっています)、やっと柾を組みます。

そして今日はFM新潟さんの取材がありました。

パーソナリティー(?)芸人さん(?)のヤンさんが工場に来て、カンナ掛けを体験されたり、いろいろなお話をさせていただきました。

この方、新潟ローカルだとは思うのですが、めちゃくちゃ面白い人ですね。

最後に全員で写真に入ってくれました。

ヤンさん、ありがとうございました!

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県S様の整理たんすを作る5

埼玉県S様からご注文いただいております整理たんすの制作ですが、先週は、たんす本体の重なりの目違いをカンナで取るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

桐たんす本体の上台の上に下台を乗せて、ひっくり返した状態で重なり具合を見ていくのですが、上に乗せた下台をずらして、上台と下台の重なりをカンナで削って調整していきます。

上台と下台がぴったりと合わさるように、重ねた状態で出ている部分を長台(台の長いカンナ)で最初は削っていきます。

上台と下台が重なる部分には、重ねたときにずれないように、重ね板に「サン」を打つのですが、そのサンを打ち位置をケヒキで取っています。

桐たんす本体の重なりが合ったら、重ねた状態でハタガネを締めて固定して、仕上げる準備をしています。

重ねた状態でハタガネで固定し、桐たんす本体を寝かせて立側をカンナで仕上げています。カンナは止めずに一気にかけていきます。

桐たんすを寝かせて、前面の面を面取りカンナで取っていきます。

前面の内側の丸と面をペーパー(紙やすり)をかけて仕上げて滑らかにしていきます。

本体が仕上がったら、台輪を作り、下台に合わせていきます。

今日の私はヘギ底(衣装盆の底板)を組んでいました。今回は、100枚以上のヘギ底を切ったので、100枚はあるかと思います。山積です。

明日も全力で頑張ります。

今日も東京まで桐たんすのお届けでした。

木曜日に東京まで桐たんすのお届けに行ってきましたが、今日も、東京まで桐たんすのお届けでした。ありがたいです。

最近は年のせいで、トイレを高坂SAや三芳SAまで我慢できません。

で、いつも上里です。

今日は1軒のお客様が午後のお届けでしたので、最初のお客様にも無理を聞いていただき、午後1時の予定でしたが、あまりにも順調に行き、お電話をして急遽、正午過ぎにお届けさせていただきました。

焼桐仕上げの和たんすです。

U様、本当にありがとうございました。

今日は、高速道路を走っていても快晴で、珍しく渋滞もなく全てが予定以上に行くお届けでした。(これもコロナの影響でしょうか)

無事にU様へのお届けを終え、次は都内の上野に向かいます。

木曜日は渋滞の中央道、首都高でしたが、今日は全くスムーズに上野の二件目のY様のご自宅に到着でした。

昨年も再生タンスをお届けさせていただき、今日で3本目の再生たんすのお届けです。

広いご自宅に、三つ重ねの桐たんす2本を、それぞれ高さを合わせて全て重ねずに隣に置くという贅沢な置き方のご指定で再生させていただきました。

再生させていただきました桐たんすの上には、大型テレビを置くそうです。

こういった使い方も再生桐たんすは出来ますので、ご興味のある方は、ご連絡ください。

帰りも順調に帰って来れました。

明日は日曜日でお休みいただき、週明けから全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県S様の整理たんすを作る4

埼玉県S様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、一昨日は、下台の足を付けるところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

上台の裏板を木釘で打った後は、カンナで裏板を仕上げていきます。

まずは、長台(台の長いカンナ)で横ずりをかけます。(裏板の上の上板の部分を最初に削ります)

そして仕上げカンナで、裏板を一気に仕上げていきます。

カンナは途中で止めずに一気に仕上げます。

カンナの裏金を見ています。

仕上げの最中でも、逆目(木目が巡目ではなく逆になっていて仕上がらない)になると、

カンナの裏金を調整します。日の光が入る外を向いて裏金を合わせます)

上台の重ねの部分(地板)をカンナで仕上げていきます。(縦方向)

上台の地板(横方向)をカンナで仕上げていきます。

桐たんす本体の上台の上に下台を乗せ、ひっくり返した状態で、たんすの重なり具合を見ます。(上台の上に下台を乗せた方が軽くて楽なのです)

桐たんす本体の上台と下台の重なり具合を見ています。

ここがガタガタしていると、桐たんすになりません。

重なりが決まったら、立側の目違い(段差)をカンナで取っていきます。

今日の私は、立側を作り、裏板を貼り、板を切ります。

足りない木取りを作るために、次から次へとです。

明日も全力で頑張ります。

東京まで桐たんすのお届でした。

天気予報では昨日から新潟は雪の予報。

まあ、暖冬だし大丈夫かな?と思いつつ、今日は東京まで桐たんすのお届けに行ってきました。

起床は午前4時半。

奥様が起きた後に暖かい部屋に起きていきます。いつものように工場で弟と待ち合わせて関越高速を東京に向けて走ります。

長岡を過ぎると予報通り、雪が降ってきます。

湯沢周辺は、道路も真っ白で、久しぶりに緊張しました。

三国トンネルを過ぎても今日は珍しく雪で、月夜野までは結構な雪がありました。

鶴ヶ島から圏央道に入り日の出ICで下車。

あきる野市のK様のご自宅に予定通り到着でした。

ご注文いただきました和たんすと、再生たんすを2階の和室にお届けさせていただきました。

K様、本当にありがとうございました。

その後は、中央道から首都高を走り日本橋まで。

ところどころ、渋滞に巻き込まれながら、素敵なマンションのM様へ、再生たんすをお届けさせていただきました。

M様、ありがとうございました。

東京は、街中でも高速のSAでも、ほとんどの方がマスク姿ですね。これでは、マスクがないわけです。私も、至るところで手をアルコール消毒して、気を付けていました。

帰りも越道、湯沢周辺は雪が降っていて、今日は一日中、降っていたのかも知れません。

夕方には工場に到着し、少しですが仕事も出来ました。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県S様の整理たんすを作る3

埼玉県S様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、昨日は、引き戸の中に付く小引き出しの部分を制作するところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

上台の本体を長ハタガネで固め、下台の本体も固めていきます。

下台の引き出しが入る部分に定規を当て、当たっている場所がないか、引き出しがスムーズに入るかを確認しています。

下台のホゾの部分にのりを付けていきます。

下台の立側のホゾと地板のホゾを組み合わせていきます。

下台の裏板を木釘で打っていきます。

ハタガネで締めながら、ドリルで穴を開けていきます。

上台の裏板を木釘で打ったら、四方丸の内側の丸を付けています。

下台の四方丸の内側の丸を小さなハタガネで付けています。

上台、下台の立側の本体を固めたら、下台の下に付く「足」を作っていきます。

「足」を下台に取り付けるために、のりを付けています。

下台に足をシャコ万とハタガネで取り付けていきます。

今日も親方が工場にやって来ました。

いつものように「柾割」の仕事を作っておきましたので、それを行いにやって来ました。

工場に来て、仕事をし職人さんと話をしてお茶を飲み、帰っていきますが、それだけでリラックスするみたいですね。

さすが、職人。仕事場が好きなんですね。

明日も全力で頑張ります。

桐たんすの組み立て 埼玉県S様の整理たんすを作る2

先回から始めました埼玉県S様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、先回は、立側のホゾを取ったところまでをお伝えしましたが、今日のその続きです。

棚板の立側への入りの部分を昇降盤で取り、その後、ノミできれいに取っていきます。

ノミできれいに取ったら、ペーパー(紙やすりをペーパーと呼びます)で、取った跡をきれいに仕上げていきます。

ツカの入る部分の位置を定規で計り、微調整しながらシラガキで印を付けます。

棚板の面を面取りカンナで取っていきます。

整理たんすの上板に引き戸が通る溝を掘ります。

その後で、引き戸が止まる部分を埋木(木を埋める作業を埋木といいます)していきます。小さなハタガネはこういう細かな部分で使います。

上台の引き戸の中にある小引き出しが入る部分の上板。

ケヒキで印を付けていきます。

上台の引き戸の中に付くツカ。きれいな木目です。

引き戸の中に付く、小引き出し用の上板に胴付きノコで切れ目を入れていきます。

今日は先週に引き続き、奥様がホットプレスです。

今回もかなりの量の板を切りましたので、2日間に渡りホットプレスを行います。

かなり高く積み上げてあるのは、引き出しの底板。

これから、自動カンナを掛けて板を組んでいきます。

明日も全力で頑張ります。

愛知県まで桐たんすのお届でした。

何と!明日は令和2年2月22日という2つながりのおめでたい日だとか。そんなおめでたい日の前日、今日は愛知県岡崎市まで桐たんすのお届けに行ってきました。

起床は午前4時半。この時間、奥様は起きて次男のお弁当を作っています。これが毎日、頭が下がります。

工場で弟と待ち合わせ、午前5時半過ぎに出発です。相変わらず雪のない北陸道から上信越道に入り、中央道から東海環状に入ります。

いつものように中央道の駒ケ岳SAで休憩し、一路、愛知県へ向かいます。

今回のお客様は、昨年に桐の蔵の工場まで、家族でお出かけいただき、桐たんすをお求めいただきました。

4尺という一番大きなサイズの、大丸という4cm厚の厚さの板を贅沢に使った整理たんすです。

引き出しのカガミ板(前板)やホテ板(側板)、先板もとっても厚く、特別仕様です。あまりに重いため、引き出しを抜いての搬入でした。

そして油単も、お客様のこだわりで、桜の絵図を染め抜いた別注品でした。

納品後、お茶とお土産までいただきました。O様、本当にありがとうございました。

その後、来た道を無事に帰り、午後7時頃に工場に到着でした。この季節、雪がないから愛知県までこうやって早く帰ってこれるのですね。

明日も全力で頑張ります。

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