桐たんすの組み立て 大阪府Y様の洋服たんすを作る2

大阪府Y様からご注文いただきました洋服たんすの制作ですが、昨日は、上板の留めを作るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

地板の大丸の丸を、少し取って木目を確かめます。

こんな機械(面取りカッター)で丸の面を取っていきます。

洋服たんすの上台の地板が入る部分に、昇降盤のノコを入れていきます。

洋服たんすは奥行が深いので、製作が大変です。

下台の重ね板が入る部分を昇降盤でノコを入れた後、ノミできれいに取っていきます。

機械で取った縦側のホゾを、ゲンノウで叩いて「木殺し」していきます。

木殺しとは、ホゾの部分を叩くことによって、組んだ時に水分を含むと、ホゾがぴっちりと付き、抜けにくくなるように木を叩きます。

立側に裏板止めを付ける位置を決めていきます。

「裏板止め」とは、洋服たんすの上台、は本体を支える部分がないため、裏板に横のサン打って(付けて)裏板と本体(立側)を支えます。

立側の地板の入る部分をノミできれいに仕上げていきます。

立側に入る部分を欠いた地板。木目がきれいな地板です。

地板の面を面取りカンナで取っていきます。

今日はいつもお世話になっている桐屋さんが、津南町(新潟県津南町)から津南町産の桐材(ホテ板)を持ってきてくれました。

今年は61束、結構多いです。

これからみんなで屋根に上げて、約1年間、この板を干します。

明日も全力で頑張ります。

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