桐たんすの組み立て 大阪府Y様の洋服たんすを作る

今日からは大阪府Y様からご注文いただきました洋服たんすの制作をお伝えしていきます。

桐たんすにも洋服たんすはあります。サイズ的には奥行が深くなりますが、総桐の洋服たんすは贅沢でいいですね。今回は、本体が4cm厚の大丸仕様でご注文いただきました。

まずは木取り(部材)を出してもらい、長さ切りでそれぞれの部材を各々の長さに切り分けていきます。

今回の図面。この図面一枚で職人は洋服たんすを作っていきます。

長さ切りでそれぞれのサイズに切り分けたら、それぞれの部材をカンナ掛けしていきます。

洋服たんすは奥行が2尺(60.6cm)あるので、通常の和たんすよりも奥行が深いです。

この機械で立側と上板、地板のホゾを取ります。

1寸3分(約4cm)の厚みのホゾを取れる機械はこの機械。もう20年は使っているイタリヤ製の機械です。

ホゾを取った上板。4cm厚の無垢板です。

機械で取りっぱなしではホゾがきれいに取れていないので、ノミでホゾをきれいに仕上げていきます。

上板の留めを作るために、前面の部分にケヒキを入れていきます。

その後、ケヒキの線に従って縦引きのノコを入れていきます。

今日の私は、板を組みます。その後は、立側を作ったり、観音扉を作ったりの作業でした。

明日も全力で頑張ります。

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