週末は、東京・代官山での展示会でした。金曜日の早朝に弟と2人でトラックにたんすを積んで出かけ、週末の3日間の展示会を行い、昨日の夜に帰ってきました。
東京は金曜日は曇っていて蒸し暑かったものの、土曜、日曜と雨。そして少しわかりにくい会場にも関わらず、多くはありませんでしたが、ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました。

どちらかと言うと小さな会場なのですが、緑に囲まれたヒルサイドテラスの一角にあり、静かで雰囲気が私は好きなのですが、欲を言えば、もう少しわかりやすいところにあるといいのですが・・・。(迷いながらもお出かけいただきましたお客様、ありがとうございました)
さて、今日からは福岡県からご注文いただきましたF様の和たんすの制作をお伝えしていきます。

まずは木取りを出してもらい、長さ切りでそれぞれの部材を各々の長さに切り分けていきます。

それぞれの部材をカンナ掛けしていきます。

下台の地板の入るところをノミで欠いて作っていきます。

タイコに入る中棚の位置を決めて、シラガキで印をつけます。

タイコに衣装盆が入るサンを木釘で打っていきます。

上台に付く「戸渡り」を作っています。「戸渡り」とは、観音開きの扉が、それ以上奥に入らないように、扉を止めるものを「戸渡り」といいます。

中棚にツカを立てて組み立てます。

今日の私は、午前中の奥様が貼った「底板」を自動カンナに掛け、超仕上げを掛けて底板を作っていました。

その後は、大阪からご依頼いただきました再生たんすが完成したので、その調整と、梱包を行っていました。
年のせいで週末の展示会の疲れが取れませんが、明日も全力で頑張ります。
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