今日からは、静岡県T様からご注文いただきました桐チェストの制作をお伝えしていきます。まずは、図面を出して、この図面で桐チェストを作っていきます。

木取り(部材)を出して、その木取りを長さ切りでそれぞれのサイズに切り分けていきます。

各部材をカンナで仕上げていきます。

桐チェストの立側、無垢板の木目が美しいです。

立側、上板のホゾを取り、立側の留めを胴付きノコで切っていきます。

ホゾを取った、無垢板の立側。木目が美しいです。

明日も全力で頑張ります。
今日からは、静岡県T様からご注文いただきました桐チェストの制作をお伝えしていきます。まずは、図面を出して、この図面で桐チェストを作っていきます。
木取り(部材)を出して、その木取りを長さ切りでそれぞれのサイズに切り分けていきます。
各部材をカンナで仕上げていきます。
桐チェストの立側、無垢板の木目が美しいです。
立側、上板のホゾを取り、立側の留めを胴付きノコで切っていきます。
ホゾを取った、無垢板の立側。木目が美しいです。
明日も全力で頑張ります。
昨日、今、桐丸太を製材してもらっている製材所から並丸太の製材が終わったとの連絡があり、急遽、昨年の4月に干した板の板入れを行いました。
そして今日、製材したばかりの桐板を干す作業を、全員で行いました。今回は、立側用の丸太と、底板、裏板用に取る丸太合わせて13本分の桐板を干します。
職人が板を干す「目皿」と呼ぶ「櫛型」になっているところまで板を運び、一枚一枚、そこに板を差し込んで干していきます。この状態で、雨に当て、風に当て、雪にも当て、日に当てながら一年間、ずっと干していきます。
並べて干された桐板。美しささえ感じます。この状態で来年の4月まで干していきます。
桐たんす屋は、手間と暇(時間)がかかりますね。
東京都Y様からご注文いただきました小袖たんすですが、順調に進んでいます。裏板を木釘で打って止めています。木釘の配列が美しいです。
本体を固め、地板をシャコ万で止めています。
上板を長ハタガネで止めています。
小袖たんすの本体を固め、その後は引出し周りに入っていきます。長さ切りで、引出しの材料を切っています。
引出しのホテ板の内側に入る方を、カンナで仕上げています。
明日も全力で頑張ります。
桐の蔵の工場がある工業団地内の沿道の桜が満開に近いです。毎年のことながら二階の作業場から見える一本の桜、あーお花見したいです!
さて、少し間が空きました東京都Y様からご注文いただきました小袖たんすの制作ですが、棚板の立側への入りの部分をノミで取り、ペーパー(紙やすり)をかけて滑らかにしていきます。
立側の内側に、棚板が入る溝を溝堀カッターで掘っていきます。
定規を当てながら、定規に沿わせてカッターを進めます。
立側に棚板を入れ込み、本体を固めていきます。
本体を固めたら、裏板を木釘で打って止めていきます。
今日は、ホテ板を組みます。今回はチェスト用の7分板のホテ板でした。
明日も全力で頑張ります。
昨日の話になって申し訳ありませんが、昨日は、箪笥組合の代表として、加茂市に貢献した方を表彰する「加茂市表彰」に来賓として出席させていただきました。
今回、表彰された方の一人は、加茂箪笥協同組合からの推薦で、桐たんす職人、三本和好氏。
長岡市出身の彼は学校を卒業後、加茂市の桐たんす工場に就職し、その後、数十年と務めた後、独立、今では「和好桐工房」を立ち上げ、一人で頑張っておられます。
加茂市の美しい女性市長の「藤田明美」様より、表彰状と記念品の目録を受け取る姿も様になっています。
三本さん、おめでとうございます!
先日、新潟県津南町産のホテ板(引出しの側板)用に製材された板が44束、届きました。それを屋根に干します。昔から、桐たんす屋さんでは、屋根に板を干す習慣があります。板を干すには広大な場所が必要なので、それには屋根がうってつけなのです。
束になっている板を、一枚一枚手で干していきます。
きれいに並べられたホテ板。これで半年、雨、風、日に当て渋を抜き、半年たったら裏返して、再び、雨、風、日に当てながら1年間この状態で干して、来年の4月頃に取り入れます。
この後、先日、仕入れて「木はずみ」した丸太は、今、製材中。それが終わったら、板干しです。
今日は、木曜日に引き続き桐たんすのお届けに行って来ました。今朝は、久しぶりに午前5時に起床、工場で弟と集合し、いざ、関東へ。
一軒目は、神奈川県のK様。素敵なマンションの和室に小袖の整理たんすをお届けさせていただきました。K様、ありがとうございました。
2軒目は、東京都のY様。Y様は今回で2本目のご購入頂きました。1本目は、大開の和たんすでしたが、今回は小袖の整理たんす。胴丸での仕様でした。Y様、本当にありがとうございました。
3軒目は、木曜日にお届けさせていただいたI様のご自宅にちょっと寄って、その後、新潟県に戻り、再生たんすをお届けさせていただきました。K様、本当にありがとうございました。
今日の東京の道路は大渋滞。ホント、全く動きません。予定の時間通りには行かないものですね。
今朝は、結構な雨。天気予報では午後から曇りの予報でしたので、先日、仕入れてきた「柾」用の丸太と並木用の丸太の木はずみに製材所まで行って来ました。
「木はずみ」とは、丸太の曲がり具合や通りを見ながら、どこで切って、どのくらいの厚みに製材して等を決める大切な作業です。今回は、太く長い立派な「柾丸太」を仕入れることが出来ました。
今日は、午後から親方と一緒に行って来ました。午前中、雨が降っていたので、丸太にチョークで印を付けるのですが、雨なのでなかなか印が付きません。親方がノコギリを借りて、丸太を切る場所にノコギリで印を入れています。
丸太の木口にチョークで何分に製材するかを書いていきます。
84歳の親方も、現役バリバリの仕事です。長年の経験で丸太を見る目は、さすがです。
全部で38本の丸太でしたが、1時間ちょっとで終了しました。後は、製材してもらい、その後、職人の手で一枚一枚干していくのですが、それまでにはまだ時間がかかります。
緊急事態宣言が明け、何とか新潟からも東京まで桐たんすをお届けに行けるか、という雰囲気の中、今日は桐たんすのお届けに行って来ました。
今回はかなり特別なたんすです。幅は4尺(1m21㎝)の板厚4cmの大丸という作り。本体は2つに分かれるのですが、扉は一本というかなりこだわりのある作り。このため、丁番は特注で、燕で金色のメッキ迄していただいた作品です。
衣装盆は8枚、そして下台には引出が7段とこれもかなりのこだわり。お届けもやっとでお部屋に入りました。
本体が2つ重ねですが、扉は1本なのです。こんなたんす、なかなかありません。
I様、本当にありがとうございました。
今日からは、東京都Y様からご注文いただきました、小袖の整理たんすの制作をお伝えしていきます。Y様からは以前に和たんすをお求めいただき、今回は2本目になります。Y様、ありがとうございます。
まずは図面をもとに、これ1枚で小袖たんすを制作していきます。
長さ切りで木取り(部材)をそれぞれの長さ、幅に切り分けていきます。
部材をカンナで仕上げていきます。
棚板の木口に立側に入る部分をケヒキで線を引いていきます。
立側に入る部分を昇降盤でノコ目を入れ、その後、ノミできれいに取っていきます。
今日は暖かな一日でした。明日も全力で頑張ります。
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