先日、新潟県津南町産のホテ板(引出しの側板)用に製材された板が44束、届きました。それを屋根に干します。昔から、桐たんす屋さんでは、屋根に板を干す習慣があります。板を干すには広大な場所が必要なので、それには屋根がうってつけなのです。

束になっている板を、一枚一枚手で干していきます。

きれいに並べられたホテ板。これで半年、雨、風、日に当て渋を抜き、半年たったら裏返して、再び、雨、風、日に当てながら1年間この状態で干して、来年の4月頃に取り入れます。

この後、先日、仕入れて「木はずみ」した丸太は、今、製材中。それが終わったら、板干しです。