追いまくられてます・・・。

      晴れのち、曇り。   風は少し寒かったかも。

以前にも書いた記憶があるが、ここ最近は、
作っても作っても、桐たんすの「棚板」や、引出しの「底板」、
そして引き出しの側板(ほて板)が、勢いよくなくなっていく。

これは、引出しの多い桐たんすのご注文が多い証なのですが、
それにしても、ホント、木取り職人としては、追いまくられています。

常に、私としては、桐たんすの部材の有る無しをチェックしている
つもりなのですが、今日、衣装箱のふたの板がなくなったのに
気がついた。

急遽、板を切り、段取りを始めたのですが、今日の製作の段取りが
予想に反して多かったため、衣装箱のふたの板が、なくなってしまった。

こうなるとちょっと、ピンチ!
今までやっていた仕事をやめ、急遽、衣装箱のふたの部材作りに
仕事切り替える。

そこは何とかなったのですが、もっと、余裕を持って
しなければ!といつも思うのですが・・・。

いやーーー、今日も、充実した仕事でした。
次から次へと、自分で考えた段取りを進めるのですが、
そこに急に入ってくる仕事と同時進行で進める、この
緊張感!

これは、緊張感と言うよりは、充実感ですね!!

明日も、これやって、こうして、その次は・・・。と。
組み立て職人さんの足を引っ張らないように、
私も、○○ないよ!と、言われないように、
明日も、頑張ります!!!

新作の写真撮影。

       晴れ。     雨は降りませんでした。

久しぶりというか、数年ぶりに桐たんすの写真撮影を
行ってきた。
数年前までは、結構な頻度で、写真撮影を行ってきたのだが、
ここ最近は、少しご無沙汰だったから・・・。

それも、新作の登場にも伴い、これは撮っておきたいという
桐たんすがあったので、一緒にプロのカメラマンに撮ってもらいました。

でも、写真撮影って言っても、梱包を解いて、きちんと並べ、
写真撮影中は、「その角度よりも、もっとこうして!」など、
一つ一つチェックさせてもらい、私がこう使いたいという
イメージの元、一つ一つ撮ってもらうので、ほんと、
時間がかかってしまう。

今回は、5本を撮ってもらったのだが、終わった後は、
何だか、ヘトヘトになってしまった。

それだけ、一生懸命に撮ってもらうのです。
だって、プロのカメラマンって、結構、いい値段です。

今では、デジタルカメラの普及で、ある程度の写真は、
自分で撮れる時代。
でも、あえて、プロのカメラマンさんに撮ってもらう意味は、
最終的に、その写真を使う時に現れるような気がするのです。

でも、今日撮ってもらった写真を使うのは、多分、数年後。
その時まで、成熟させて待つのです。

新作も、表に出るまでは、数年間の時間がかかります。
今日の写真も、それと同じ過程を踏むのです。

初めての岡山県。

     朝は雨でしたが、岡山は蒸し暑かった。

さすがに午前3時20分起床は、辛かった。
目覚まし時計が鳴ったのに、少しばかり気づかなかったから・・・。

嫁さんの「気をつけて行ってね〜」という寝ながらの言葉を後に
小雨降る早朝3時30分、工場へ向かった。
さすがに、この時間は、まだ暗い!
でも、桐の蔵の工場の前の、24時間営業の工場は、
シャッターが開き。演歌をかけながらの仕事中だった。(えっ・・)

一路、高速を西へ。
隣りの弟は、当然ながら爆睡。
私は、○○○kmで走る。

大阪までは、もう、慣れた道。
今回は、そこから始めての中国道に入る。
意外にも、中国道って、山道が多い。
走行中、弟の電話に岡山の方から電話があり、
「中国道は、事故が多いから気をつけて」と、
ありがたいお言葉をいただく。

確かに、長距離のトラックも運転が荒く、
道路もクネクネとカーブが続き、アップダウンも
激しい。

で、兵庫県に入ると、道路の標識は、鳥取や、
広島との表示が!!
こういうのを見ると、結構来たな!と感じてしまうのですが、
今回の岡山県のT市は、まだまだ、兵庫県寄りだったので、
近いほうでした。

今日、お届けさせて頂きました「G様」
本当に、ありがとうございました。
最高の和たんすでしたが、我々の我がままを聞いていただき、
平日にお届けさせて頂きました。(すみませんでした)

でも、お母様の温かなおもてなしで、無事にお届けさせて
いただくことが出来ました。
本当に、ありがとうございました。

でも、岡山県より先でも日帰りは行けそうです。
無理すれば、何とか、あと200km先の広島県まで
行けるかも?(若いうちですが・・・)

でも、無理せず、行きますよ。
G様、ありがとうございました。

日帰りの限界に望む・・・。

     晴れ。   新潟も梅雨に入りました。

明日は、桐の蔵お得意の「弾丸・日帰り」の桐たんすのお届け。
行く先は、岡山県。

春の京都での展示会にご夫婦でお出かけいただき、
その会場で、最高級の和たんすをお求めいただきました。

桐の蔵は、極力、こういう場合でも、自らお届けに
伺います。

実は、今日も、桐チェストのお届けに
隣町まで行ってきたばかり。
明日は、午前3時半起きの4時出発。

久しぶりに気合の入った、お届けになりそうです。
まずは、事故もなく怪我もなく、無事にお届けして
帰ってこれますように。

行って来ます。

日本橋を後にして・・・。

    晴れ。     東京は、何だか梅雨のようでした。

週末の、3日間は、東京・日本橋での展示会でした。
3月に行ってから、まだ数ヶ月しか経っていませんでしたが、
今回も、本当に充実した3日間でした。

桐の蔵が各地で行う展示会は、
その土地、その土地での、カラーというか、特色が結構、
出る展示会です。

だから、お客様と一対一で話せる展示会は、面白く、
かつ、勉強にもなるのです。

結果的には、売れて欲しいのですが、それ以前に、
「お客様と直接お話が出来る」
これこそが、私の目指していたものであり、桐の蔵の
基本だと思うのです。

数年前、「自分で作ったものは、極力、自分で売りたい」と、
思うようになり、そこから、桐の蔵の展示会が始ったのです。

今回の、日本橋での展示会も本当に、たくさんにのお客様に
ご来場いただき、お求め頂きました。

ご来場頂きましたお客様。
そして、お求め頂きましたお客様。
本当にありがとうございました。

今回の展示会は、お求め頂きました一人一人のお客様に
物語がありました。
加茂まで、行くつもりで出かけたI様。

以前に、再生が出来ますか?とお問い合わせいただきました
T様。
そして、初日にお出かけいただきました、s様。
また、数年前にお求めいただき、今回、整理たんすを
お求め頂きましたA様。
そして、T様。

お一人お一人と、お話させて頂きましたことが、
すでに私にとっての財産であり、最高の作品をお届けする事が
使命だと感じています。

桐の蔵は、本当に小さな工房ですが、
作り手と使い手の、最高の関係を目指して行きたいと思っています。

どうぞ、今後とも、お付き合いの程、
よろしくお願いいたします。

東京へ向けて・・・。

    晴れ。     今日もいい天気でした。

明日からは、東京・日本橋での展示会です。
もう、恒例になった日本橋での展示会ですが、
今回も、「伺いますよ!」と、ご連絡をいただいた
お客様。本当にありがとうございます。

ここのところ、新潟はずっと晴れの天気ですが、
東京の週末はどうなのでしょうか?

どうぞ、関東圏にお住まいのお客様。
お時間を作って、お出かけいただければ幸いです。

さて、今回はどんなご縁があるのか楽しみです。
心から、お待ちしています。

5年後の桐の蔵を・・・。

   晴れ。   今日は、暑かったです。

毎年、毎年、期末になると当然ながら、次期の
経営計画が気になるというか・・・、経営計画の
準備をしなければならない!という観念に襲われてしまう。

桐の蔵は、8月決算なので、もう来期の計画まで、あと、
2ヶ月しかない。
もう、ギリギリのところです。

1年前位からだろうか、今までの自己流の経営計画の立てかたに
少し不安と疑問を持っていたので、機会があれば、何とか
経営計画の勉強をしたいと思っていた。

それこそ経営計画なんて星の数ほどのセミナーや、専門書が
出ているが、自分と桐の蔵にあったやり方で。と思っていたので、
そのご縁があるまで待とうと、思っていた。

そして先日、お世話になっている方から、メールで経営計画
セミナーの案内があった。

厳しいかな?と、思いつつ、申し込んだら、
滑り込みで何とか、申し込めた。

今日、一日。
午前10時から午後5時までの短い時間でしたが、
参加者一人一人に、スタッフか付いていただくマンツーマンで、
本当に分かりやすいセミナーでした。

私も経営者なので、何となくは分かっていたつもりでしたが、
やはり、そこは、まだまだでした。

今日は、セミナーと言えども、たった一日でしたから
全てとはいえませんが、基本的なことは、何とか
学べたのではないかと思います。

いつもは、職人として工房に立っていますが、
経営者としての立場もあるのですから、数字にも
強く、数字から経営計画を立てる重要性も感じました。

あっという間の、一日でした。
これからは、今日学んだ事を自分に落としこみ、
復習して、きっちりとした経営計画を立てますよ。

それは、会社のため、職人さんのため、家族のため、
そして、桐の蔵と関係がある全ての方々のためにも
この経営計画から、第一歩が始ると思うのです。

別注の桐チェストをお届けに。

    雨、のち、曇り。    久しぶりの雨でした。

今朝は何日ぶりなんだろうか?
雨の音で目が覚めました。
久しぶりの雨です。

今日は、別注の桐チェストをお届けに中越地方の
まちへ。

今回のお客様は、メールにてご注文を頂きましたN様
そのご注文いただいた桐チェストは、少々、変わったサイズの
桐チェストでしたが、お届けして、その理由がわかりました。

ここに置いて下さい!って言われたその場所は、お部屋の角で
その向こう側には少し上がった畳の場所が。
その間の場所が、桐チェストがすっぽりと納まる場所だったのです。

その間に収まるサイズが、今回のチェストのサイズ
だったというわけでした。

でも、今回の別注のブラックシリーズのチェスト。
少しスリムですが、引出しの数も結構あり、
収納力もたっぷりです。

で、アクセントに鍵も一箇所付いています。
これを選んだお客様のセンスがうかがえます。

少し背が高かったので、階段も心配だったのですが
無事に入って何よりでした。

N様
ありがとうございました。

東京直行便!

    晴れ。   東京は暑かったです。

予定では、今日は埼玉県へのお届けで、そのついでに
無理を言わせていただいて、東京のK様へのお届けの予定でした。

しかし、急遽、埼玉県のF様が入院されたとのお電話をいただき
東京のK様だけのお届けでした。

今日はお仕事のK様。
朝早い時間に無理を言って申し訳ございませんでした。
でも、素敵なマンションと、素敵なお部屋に収まった
桐たんすと、お揃いの桐机はピッタリと合っていました。

今日は、午前4時過ぎに起床。
そして工場を午前5時に出発でした。

順調に高速を走り、K様のマンションに着いたのは
午前8時半。
順調そのものでした。

その後、9時前には新潟へ向けて走り、
何と!!、工場に着いたのは午後12時半。
これまでの最短でした。

当然ながら、午後からは仕事が出来、
思いのほか、はかどりました。

K様。
本当に、ありがとうございました。

東京は、新幹線でも近いですが、
高速道路でも近いですね。

職人さん達の頑張り。

       晴れ。   午後からは天気が良くなってきました。

ここ数ヶ月の事、お陰様でお客様からのご注文が続き、
急遽、土曜日に仕事をしてもらったり、バタバタとした
空気が工房の中に流れている。(私だけかも知れません)

そんなことを朝礼で、何だかんだ話しているからか、
職人さん達が、ホント、頑張ってくれている。

いつもこの場で話題にさせていただいている、仕上げ職人の
「石山君」は、休憩時間や、終業までには、必ずその仕事の
区切りを付けてくれる。

当然ながら、見ていて「この時間で終わるかな?」と感じる事も
あるが、ここ最近の頑張りは、ホント、素晴らしいものです。

仕上げの技術は、もう、文句なく一級品(まだ失敗もありますが)
って感じですが、そこに、スピードが加われば、もう、
一人前でしょう。

そして、ベテランの組み立て職人の小池さん、横山さんの二人は
もう、口出しする事もない位、安定し、忙しい空気を察して、
自ずと、頑張ってくれています。

会社を経営する上で、大切なものは、「お客様」であり、「職人さん」であり、
「仕入先」であり、そして桐の蔵に関わる全ての会社であり、
全ての人達なのです。

そのどれかが欠けても、現状を維持する事は出来ないのでしょう。
職人さんに頑張っていただける事も、ホント、ありがとうです。

どうか、怪我なく、頑張って下さい。
いつも感謝しています。