先日、津南町から仕入れ、地元の製材所で製材を終えた桐板が工場に運ばれてきました。

束の間の晴れ間を見つけて板干しです。

板干しは、製材された桐板を、職人の手で一枚一枚干していく、桐たんすづくりの第一歩です。

今回は、50本の桐丸太を仕入れ、その板を干しましたが、多分、干せないんじゃないかと思うくらいのかなりの量でしたが、何とかギリギリですが、干し終えました。

職人さん達、皆さんの力とアイデア。

この厚み、この長さの板をどこに、どう干していくと効率がいいか。そんな事を考えながら、板を干していきます。

最終的には、隙間がないほどに板が埋まりました。これで、雪が降っても安心です。

この状態で、約一年間、雨に当て、雪に当て、陽に当てながら渋を抜いていきます。
使えるまでは、まだまだです。