茨城県K様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、昨日は、タイコの上板に入る部分を作るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

上台の立側。ホゾを取り、地板が入る部分が取ってあります。

タイコのサンをカンナで斜めに削っていきます。

上板にタイコが入る溝を掘り、その後、ノミできれいに取っていきます。

下台の立側に、棚板が入る溝を溝堀カッターで掘っていきます。

タイコにタイコのサンを木釘で打ち、カンナで仕上げていきます。

上台の立側のホゾに上板のホゾを組み合わせ、長ハタガネを締めて木釘で打っていきます。

上台の立側と中台の立側にタイコを組み入れて、シャコ万で締めて固定しています。

中台の立側に重ね板と地板を組み入れて、長ハタガネを締めて木釘を打って止めていきます。

強い冬型になっている新潟県。工場に来たら、積雪約20㎝は積もっていました。今日は一日、冷蔵庫の中にいるような気温。寒い一日でした。これからが新潟の冬本番です。