桐たんすの組み立て 埼玉県K様の整理たんすを作る10

埼玉県K様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、先週は、引出しの枠を固めた所までをお伝えしましたが、今日が最後です。

引出しの先板、ホテ板をドリルで揉み、木釘を打って止めていきます。整理たんすですので、大引き出しが7段、小引き出しが3個と引出が多くあります。

ホテ板と先板の45度の留めが美しいです。

引出しの枠を固めたら、ハタガネを締めながら底板を木釘で打っていきます。

底板を木釘で打った引出し。幅の広い底板の木目が美しいです。

底板を木釘で打ったら、カンナで仕上げていきます。

底板を仕上げ、先板を仕上げた後、ホテ板を仕上げながら引出しを入れていきます。

引出しを入れて、どこが当たっているのか?を確認しながら出しては削り、入れては確認する。を、何度も行っていきます。

そしてまた引出しを入れて、奥まで見ます。

そしてまた出してホテ板を削って調整していきます。

また入れて、日差しを手でかざして細かな隙間を見ながら、当たっているところを確認します。

引出が入ったら、上台の引き戸(ふるど)を仕込んでいきます。

最後に引き戸(ふるど)をカンナで仕上げて完成です。

その後、塗装、金具付け、調整、検品、梱包してお届けとなります。

K様、ありがとうございました。

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