桐たんすの組み立て 埼玉県K様の整理たんすを作る9

埼玉県K様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、昨日は、先板のホゾを取るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

引出しのホテ板(側板)のホゾを取り、取ったところをシラガキできれいにしていきます。

先板のホゾをケヒキで取っていきます。

蟻組を取ったカガミ板の内側を、カガミ板とホテ板が良く付くように、内側をノミで取っていきます。

今回の引出は「先留め」という高度な加工技術を用います。先板とホテ板の継ぎ目を「留め」(45度)で止める技術です。その留めをノミで作っています。

カガミ板の蟻組みとホテ板の蟻組みを入れ込んでいきます。まずは玄翁で叩いて入れて行きます。

その後に、打ち当てを当てて叩いて入れて行きます。

ホテ板と先板の「留め」。45度と45度のきれいな仕事です。

引出しの枠を固めていきます。

今日も板を組みます。8分板のホテ板、先板です。明日も全力で頑張ります。

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