桐たんすの組み立て 愛媛県K様の整理たんすを作る2

昨日から始めました愛媛県K様からご注文いただきました整理たんすの制作ですが、昨日は、立側に掘った溝をノミできれいに取っていくところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

溝を掘った立側の内側に、ロウを塗って引き出しが入る時に滑りがよくなるようにします。

ツカの地板に入る部分をノミできれいに取っていきます。

立側にツカ、棚板を組み入れて固めていきます。立側の上から木釘を打っていきます。

本体を寝せて、立側に入る棚板をしっかりと締めるために、長ハタガネで締めていきます。

整理たんすを逆さにして地板が真っ直ぐになっているか、定規を当てて見ています。

地板を真っ直ぐにするようにカンナで削っていきます。

カンナで削っては定規を当て真っ直ぐになっているか確認し、また削るを繰り返して、地板を真っ直ぐにしていきます。

このたんすは板厚4cmの胴丸という形です。台輪を当てて感じを見ています。

今日の私は、先日、組んだ底板を奥様が貼り、それを私が削って仕上げて、また貼るように仕上げます。

幅の広い底板は、一度に貼れないので、一回貼ってまた削り、そしてまた貼るという、削るのも2回、貼るのも2回行ってやっと完成します。この作業だけでも結構手間がかかっています。

明日も全力で頑張ります。

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