桐たんすの組み立て 神奈川県M様の整理たんすを作る6

神奈川県M様からご注文いただいております整理たんすの制作ですが、昨日は、先板のホゾを取るところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

引き出しの枠を固め、木口にブラシで水を塗っていきます。

木口に水を付けてカンナで仕上げると、木口がバサバサにならずにきれいに仕上がるのです。

大きな引き出しの枠を固めたら、定規で直角になってるかを確認しています。

直角が出ていないと、きちんとした引き出しになりません。

大きな引き出しの枠を先に固めていきます。

小引き出しの枠も固めました。

のりを乾かすために、ストーブの近くに置いておきます。

小引き出しの枠を固めたら、底板を木釘で打っていきます。

底板は、ハタガネで締めて固定してから、ドリルで穴を開け、木釘を打っていきます。

次に大引き出しも底板を木釘で打っていきます。

これも、ハタガネで底板を締めて(寄せて)、ドリルで穴を開け、木釘を打っていきます。

引き出しの枠に底板を打ったら、木釘を切ったところに、ブラシで水を付けていきます。

水を付けると、のこぎりで切った傷や木釘自体も水を吸い、膨張して、傷も膨らみ、その後、カンナを掛ければきれいに仕上がるし、木釘も膨張してより効いてきます。

大引き出しも底板を打ち終え、順番に並べていきます。

今日の私は、3分板を切ります。

ヘギ底、タイコ、地板と一日中、板を切る作業です。

明日は、この板を熱でまっすぐに平らにする作業、ホットプレスのため、出来るだけ多くの板を切りたいです。

明日も全力で頑張ります。

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