桐たんすの組み立て 北海道S様の和たんすを作る6

北海道S様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、昨日は、引き出し周りのカンナ掛けまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。

衣装盆(丸盆)の留めを、留めを切る型に合わせながら、昇降盤で切っていきます。

留めを切った丸盆のカガミ板と先板、そしてホテ板。きれいに留めが切れています。

衣装盆(丸盆)の底板をカンナ掛けしていきます。

カンナ掛けする時は、途中で止めないで一気に掛けます。

丸盆の留めを切ったら、留めの部分にのりを付けて、ゴムチューブで固定してのりを乾かします。

そしてカガミ板を仕込んでいきます。

仕込むとは、引き出しの前板(カガミ板)を、引き出しが入る場所に合わせていくことを、引き出しを仕込むといいます。これが、引き出しを入れると、他の引き出しが、ピット出てくるような、密閉度の高い引き出しになります。

カガミ板を仕込んだら、底板の入る部分を昇降盤で欠き、きれいにノミで取っていきます。

今回の引き出しは、先板とホテ板が留め加工ですので、ホテ板と先板の交わる部分を留め(45度)に胴付きで切り、ノミできれいに取っていきます。

先板のホゾをノミで取っていきます。

今日は、夕方から雪が降り始めました。

今週はやっと雪の予報です。明日までにどれくらい積もるのでしょうか。

明日も全力で頑張ります。

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