桐たんすの組み立て 埼玉県S様の和たんすを作る7

週末は京都での展示会でした。2日間共に京都は猛暑。35度、36度と続き、さすが京都!本当の暑さを体験しました。
夕方展示会を終え、昨日の深夜に工場に到着しました。さすがに今日は疲れとの戦いでしたが、やはり歳をとってきたなと感じる日々です。

埼玉県S様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、先週は、引き出し周りに入り、衣装盆の底板をカンナで仕上げるところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。


カガミ板(引き出しの前板)を仕込んで、(引き出しがピッタリと隙間なく入るように、本体に引き出しのカガミ板をあわせていくことを仕込むといいます)仕込んだカガミ板の大きさを先板に写し、先板の木口を、木口カンナで削っています。


カガミ板とホテ板の組みて(蟻組み)を取ります。


昇降盤で、先板のホゾ組みの切れ目を入れます。


毛引きでホゾ組みを取ります。


引き出しの枠を蟻組、ホゾ組と木釘で固めていきます。


引き出しの底板を木釘で打っていきます。


底板はドリルで穴を開けてから、木釘を打っていきます。このドリルの刃は、木釘の大きさと合うように作られています。


今日の私は、またまた丸盆の材料がなくなったので、7分板を切り、手押しカンナで均して、丸盆を組み貼るところまでを終えました。

明日も全力で頑張ります。

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