桐たんすの組み立て 岐阜県I様の桐チェストを作る

今日からは岐阜県のI様からご注文をいただきました桐チェストの製作をお伝えしていきます。

しかし、私が居なかったため作業が思いの外進んでおり、すでに桐チェストの立側が完成し、引き出し周りからのお伝えになります。ご了承下さい。


引き出し周りの材料をそれぞれの長さに切り分け、その後、各部材をカンナ掛けしていきます。


引き出しの入る場所に合わせて、カガミを仕込んでいきます。(カガミを仕込むとは、カガミ板(前板)を引き出しが入る場所に当てて、隙間なく入れるようにすることをいいます)


各引き出しの入る場所に、カガミ板を当てて、ピッタリと入るように隙間なく合わせていきます。


カガミを仕込んだら、引き出しのホテ板と先板を先に組み、木釘を打っていきます。


そしてカガミ板を組んで、本体を先に固めていきます。


先板をすこし削ってしゃくむようにして、底板を付きやすくしていきます。


先板の上を玄能で木殺しして(木殺しとは、木を凹まして、そこに貼る板が付きやすいようにして行く事をいいます)、底板を打つ準備をします。


今日の私は、1寸1分板を切り、胴厚の上板を作っていました。


その後は、タイコのサンなどを作りました。

毎日、今日が一番暑い!が口癖になるほど、毎日が暑さとの戦いです。明日も全力で頑張ります。

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