桐たんすの組み立て 愛媛県O様の和たんすを作る4

昨日の夜の地震は本当にびっくりでした。私は早くも寝ていたのですが、大きな揺れと「ゴーー」という音、そして奥様が次男を呼ぶ叫び声で飛び起き、一階に行きすぐにテレビを付けました。

この辺は大事に至らないで良かったですが、県北の被害が大きいようで、被害に遭われました方には、心よりお見舞い申し上げます。

愛媛県のO様からご注文頂いている和たんすの制作をお伝えしています。昨日は、上台と下台の本体を固めてところまでをお伝えしましたが、今日はその続きです。


下台の立側をカンナで仕上げていきます。


上台の両角(四方丸)をカンナで仕上げていきます。


厚さが1寸3分(約4cm)もあると、丸くするのも大変です。


台の重ね板をカンナで仕上げていきます。


重ね板が平らになっているか、定規を当てて確認します。


たんす本体をひっくり返して、上台の上に下台を乗せて、上下を合わせるためにカンナで削っていきます。


長ハタガネで上下を固定し、立側をカンナで仕上げていきます。


前面の四方丸の部分を作っていきます。(ノミで荒削りしています)


上台の裏板をカンナで仕上げていきます。


今回の台輪は大丸に合わせて、台も丸く加工しています。


今日の私は、午前中は再生たんすの調整と梱包を、午後からは奥様が午前中に貼ってくれた「柾」を自動カンナで削り、扉と引き出しの柾を作っていました。

明日も全力で頑張ります。

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