桐たんすの組み立て 栃木県I様の整理たんすを作る3

昨日は栃木県I様からご注文いただきました、小袖整理たんすの上台をカンナで仕上げたところまでを、お伝えしましたが今日はその続きです。

上台、下台共に立側を固めたら次に、カンナでそれぞれを仕上げていきます。


上台と、下台の重なる部分の重ね板を仕上げます。

ここから約2日間、工場を留守にしていたたため、仕事が進んでいます。いきなりですが引き出しに入っています。


引出しの枠を固め、底板を木釘で打って引出しを削りながら本体に入れていきます。


引出しを本体に入れながら、どこが当たっているのかを見て、感じながら引出しを入れていきます。


まだ引出しはスムーズに入りません。入れては見て、出しては削っての繰り返しです。


引出しが入ると、引出しのカガミ板(前板)を仕上げます。


全部の引出しを入れ、全て仕上げて木地の完成となります。後半、かなり端折ってしまいました。すみません。


今日の私は、昨日のヘギ底に引き続き、裏板、ツカ、タイコ、棚板作りに時間を費やしました。

午後3時からは、桐の蔵のある工業団地内の泥上げの日で、私と職人横山さんで、工場の周りの側溝の泥上げでした。
桐の蔵は角地なので、泥がこれでもか!と言うくらい溜まります。約一時間掛けて泥上げと草刈りを行い、終業を迎えました。

明日も全力で頑張ります。

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