再生たんすのお届けでした。

晴れ。    秋晴れです。

朝晩の風は冷たくなり、本格的な秋を迎えようとしています。

今日は、再生桐たんすのお届けに行って来ました。
午前中は弟が新潟市へ、午後からは私が燕市までお届けに行って来ました。

午前中のお届けは、との粉仕上げの三つ重ねの和たんすでした。との粉仕上げとは、桐たんすの伝統的な仕上げ方法で、
「との粉」と染料である「やまと液」を水で溶いて刷毛で塗っていくという伝統的な仕上げ方法。桐たんすらしい仕上げで、不動の人気がある仕上げです。

そして午後から私がお届けした再生たんすは、三つ重ねのたんすを、2つに分けて使いたいとの要望で再生しました。下台は独立して使い、中台と上台を重ねて使うというちょっとおしゃれな使い方。

仕上げは、こげ茶色の天然オイルで仕上げ、金具は今まで付いていた金具をメッキし直して使いました。素敵なお部屋の和室に、横に並べておいた使い方はとっても素敵です。

金具もなかなか凝った金具でしたので、「メッキし直して使いましょうか」と提案させていただき、こげ茶色のカラーと、当時の凝ったデザインの金具も、ピッタリと相まっていい雰囲気に仕上がりました。

K様、ありがとうございました。

桐たんすは、古くなって壊れていても、修理・再生して改めて使っていける、本当にエコで素晴らしい日本の伝統文化です。
修理の仕方や仕上げ次第では、洋風にも和風にもお使いでき、お部屋のインテリアとしても十分に活用出来ます。

最近では、若い方からご年配の方までご依頼が多く、捨てずに使っていくという日本人の大切な生活スタイルが、改めて見直されており、桐たんす屋としては嬉しい限りです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

オリジナル無料カタログ・プレゼント

桐の蔵の商品をいつでもどこでもゆっくりとご覧になりませんか?
桐たんすの違いや仕様まで、わかりやすく細かく説明しています。

・桐たんす・桐チェスト 全74竿掲載
・A4版 全95ページのボリューム
・豊富な写真と細かな説明でわかりやすい

お申し込み後、1週間ほどでお届けいたします。
ぜひ、あなた様の桐たんす選びにご活用して下さい。


無料カタログ請求