今年も新潟県産です。

     晴れ。  過ごしやすい天気でした。

毎年、この時期は桐たんす原材料となる「桐丸太」の仕入れ
の季節です。
昨年は、福島県会津産の桐丸太を少し仕入れたのですが、
やっぱり、新潟県の桐がいいな!ということで、
新潟県津南町産の桐丸太を仕入れてきました。

5月の連休中に、親方と私と弟の三人で、長野県にほど近い
県境の町、新潟県津南町まで行き、集められた桐丸太を見てきたのでした。

この津南町、町の至る所に桐が植えられており、そのどれもが
見事な桐ばかり。
さすが、桐を植えてきた方が多いまちです。

今回お世話になった方も、自分で桐を植えており
その桐林も見てきましたが、いやー良い桐でした。
今秋、切る予定という桐丸太は、まさに素晴らしい桐でした。
(それも予約です)

現在は、地元の製材所に運ばれ、製材中。
製材が終わると、今度は職人さんみんなで、板干しの作業が
待っています。

桐板を外に干し、「渋(あく)を抜き、自然乾燥させるのです。
人工的に渋を抜いたり、人工的に乾燥させるのではなく、
私たちは、あくまで雨で渋を抜き、自然乾燥にこだわるのです。

ずーーーと昔からやってきたこと。
「外に板を干す」。
何でもないようなことが、
実は、一番大切だったりするのです・・・。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る