大雨。 すごい雨です。 明日は遠出なのに・・・。
週末の新潟県・上越市での展示会は、無事に終了。
この会場、本当に多くのお客様に来ていただけるのだが、
なぜか?おじさんや、おじいちゃんなど、男性が多い。
だから、こちらとしては複雑な気持だ。
私たちの作品を購入していただけるお客様はたいてい、女性。
もしくは、ご夫婦である。
だから、今回のように、おじさん一人での来場はとっても複雑
な気持だ。
でも、今回の展示会は、いつものようにありがたかった。
出だしは良かったものの、2日目は波風なく、
最終日にやっと動きがあった。
最近はいつもそうだが、心臓に悪い。
でも、今回も、前に買っていただいたO様や、
S様にお出かけいただきお求め頂いた。
そして、今日も、お見積もりをいただいていたS様から
桐たんすのご注文をいただいた。
本当に、ありがとうございます。
11月は、2回目の展示会。
あと残るは、仙台での展示会。
11月だけで、3回の展示会だ。
同じく、嫁さんも、今月は長男いさみのサッカーの試合が
毎週のようにあり、送り迎えで、ヘトヘトになっている。
今週末も、サッカーの試合の送り迎えがあるらしい。
私はと言うと、次週の仙台の展示会までは、気が抜けない日々が
続く。
それを終えれば、何とかお休みが取れるかもしれないが・・・。
でも、毎日が充実しているのは、多くのお客様のお陰である。
本当に、ありがといございます。
晴れ。 週末の天候は不安定らしい・・・。
今週は、地元、新潟県の上越市での展示会。
この地域、桐の蔵のお客様も多く、いつも賑わっていただく地域。
で、今回は、搬入と準備を午前中で終わらせ、午後から
本番を開始した。
お陰様で、午後からも平日にしては多くのお客様に
お出かけいただき、桐たんすのご注文も頂けた。
本当に、ありがたいものです。
そして、午後6時の終了を終え、工場に帰ってみたら
驚き(すみません)だった。
一つ目は、新人君に任せていた、桐たんすの仕上げが、
問題なく完成していた。
細かく言えばいろいろあるが、ここまで出来れば
合格点である。
そして、二点目は、FAXで桐たんすの注文が入っていた。
ありがとうございます。H様。
しっかりと、最高の作品をお届けさせていただきます。
人生って、本当に分からない。
明日のことなんて、だれも予測できないし、
どうなるのかも分からない。
だから、面白いのだろうし、緊張もするのだろう。
でも、私たちの作品を信用して、桐の蔵から
桐たんすをお求めいただける事は
本当に、ありがたい。
明日からもどんあ、ご縁があるのだろうか。
それを楽しみにしつつ、明日も頑張ります。
晴れ。 週末にひいた風邪が直って良かった。
皆さんは、「釘!」って言われたらどうするだろか?
実は、私、修行時代にこの「言葉」を嫌というほど聞かされてきた。
しかし、今日、いつものように新人君と一緒に仕事をしていて
何の気なしに、「釘ちょうだい」と言った。
そうしたら、新人君は、「釘」と「かなづち」を一緒に持ってきてくれた。
これが正解である。
修行時代の私は、「釘!!」と言われると、「釘」だけ持って親方の元に
行くという、片手落ちの見習いだった。
一回ならまだしも、何度もそうだった記憶がある。
だから、今日、思わず口にした言葉が自分でも新鮮だったし
その要望に、正解の答えを出してくれた新人君に、「俺より気が効く」
と、マジで思ってしまった。
人間って、言われた事以上に返してくれると、思わず感動したりする。
だから、気が効くって、ホント、嬉しい。
こうしたことって、お客様にもしてあげたいし、
自然にできるようになりたい。
今回の新人君のように・・・。
「釘と言えばかなづち」
これと同じ事って、ほかにも多いような気がするのですが・・・。
雨のち、曇り。 昨晩はすごい雨だった・・・。
一年前、近隣のある町のお客様H様の御嬢様が
中国地方のある町に嫁ぐことになり、桐の蔵の
洋服たんすと、チェストをお求め頂いた。
その御嬢様。
最初は、桐たんすなんて絶対にイヤ!!!って言っていたのを
今でも鮮明に思い出してしまう。
でも、その御嬢様、桐の蔵のショールームに来たら、
すぐに、気持が変わった。(みたいだ・・・)
桐の蔵のショールームは、桐チェストを中心に、伝統的な
和たんすも並んでいるが、桐チェストを見たとたん、イメージが
変わった・・・。と言っていただいた。
そして、ブラックシリーズの洋服たんすと、チェストをご注文いただき、
遠く、中国地方のある県まで、お届けさせていただいた。
そして、一年ぶりの今日、H様からの電話。
伺ってもいいですか?と・・・。
夕方、一年ぶりにH様ご家族で、来店。
H様の御嬢様(お姉さん)が、新築され、着物をしまう
桐たんすが欲しい・・・っていうのですが、普通の桐たんすは嫌っだって・・・。
来店していただき、すぐに一番人気のチェストをお求め頂いた。
H様、本当にありがとうございました。
一度、ご縁を頂いて、また、お出かけいただきお求め頂く。
本当に、ありがたいものです。
お母様は、言ってくださいました。
「昨年から、ずーーーーと、この子にも買ってあげたいと思っていました。」
と、この言葉って、桐たんす職人として、もらう最上級の言葉です。
一年間もの間、桐の蔵を気にかけていただきまして感謝しています。
そのお礼は、最高の作品でお返しさせていただきたいと思います。
晴れ。 予想では雨のはずなのに・・・。
10月も、残すところ明日、1日だけ。
もう、クリスマスの話題が出るようになってきました。
作業日記(弟)でも書かれているように、明後日から、東京ドーム
に隣接する「東京ドーム・プリズムホール」で、新潟県主催の
「大新潟物産展」に桐の蔵も出展させていただきます。
で、10月は日本橋で展示会を行ったばかりで、今月は
東京での展示会は2回目。
日本橋での展示会にお出かけいただけなかったお客様。
是非、お出かけください。
この展示会、来場のお客様は、ものすごい!!!
タイトルからして「大新潟物産展」だけあって、新潟の食から、工芸
全てのものが見て取れて、体験できる。
当然ながら、飲食は大充実。
一見、一食の価値ありです。
私は、明日、夕方トラックで搬入して、その後、とんぼ返り。
帰宅は、何時になるやら・・・。
このイベントは11月4日までの長丁場。
元気に、たくさんのご縁があるように祈っています。
曇り一時、雨・・・。
ここ数日、新人I君との仕事の様子を、先日、書かせて頂いたが、
全くの素人であり、初めて木工の現場に足を踏み入れた彼。
そんな彼をどうしたら一人前の職人にさせられるか?
常にそんなことを考えている。
先日も書いたが、当然、失敗すれば怒られるし、注意なんて
日常茶飯事。
職人の世界は甘くない。
でも、そんな中、ある名言の言葉が頭に浮かんできた。
ホント、そのとおりなのだが・・・。
その言葉は、山本五十六の名言だった。
「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」
当然ながら、「やって見せなければ」始らないし、今の時代、
「盗んで覚えれ」なんて、時代錯誤の感さえある。
だから、言って聞かせて、させてみる。
その後は、出来たら褒め、失敗したら、どうしたらいいのか?を
聞く。
人間は機械ではない。
感情が激しく左右する、生きている生身の人間だから・・・。
基本的には、くさい表現だが、愛を持って見守るしかない。
叱るのも愛の一つ。
本当に、いい職人に育ってもらいたいと思うと、褒めてばかりでは
ダメだと思う。
時には、愛情を持って、叱ることも必要だと、私は思う。
でも、さすが、山本五十六である。
その一言は、数十年立った今でも、永遠に受け継がれている。
「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」
雨。 結構な雨。台風の影響かな・・・。
今日の土曜日、工場はお休みだが、当然のことながら
私は、福井市まで桐たんすのお届け。
前の日から雨が降り続き、寝る前も不安な感じがしていた。
出張や、配達の前日は、いつも緊張して眠りが浅い。
今回も、一度は午前3時頃、それからは、5時、そして、5時半と、
緊張の朝方だった。
仕方がないので、5時半過ぎに起き、
顔を洗い、準備をして出発した。
目的は、福井市までの桐たんすのお届けだが、
帰ってからやらなくてはならない、仕事の段取りと、
お客様のところに、夕方6時に再生する桐たんすの引取りが
あるので、午後2時には帰りたい、と、私の中で段取りがあった。
午前6時出発で、午後2時に帰りたいとなると、
福井市での滞在時間は約30分だ。
そして、片道は4時間以内で走らなければならない計算になる。
でも、行きなれた道。
計算は出来る。
当然、、給油とお昼の時間は、ダッシュで。
だから、当然ながら時間のかからないメニューになる。
そこまで計算するのだ。
で、そうまでして工場についた時間は午後2時半だった。
予想に反して、30分遅れ。
うーーーーん。
でも、そこからが計算外だった。
仕事をしだしたら、具合が悪い。
体が震え、気持が悪い。
以前もあった症状だが、緊張しながら長時間運転し、
その後、すぐに仕事をすると、必ず、こんな症状が起きる。
疲れから来るのだろうか・・・。
そこで冷蔵庫にあった「リポビタン○」を飲む。
これが、効いた。
さすが、リポビタン○だ!!。
その後、お客様のご自宅にも伺い、桐たんすもお預かりできた。
そして、何とか、この日記も書く気力まで残っている。
ありがたいものです。
明日は少しゆっくりしたいのですが・・・。
曇りのち、雨。 夕方からは本格的な雨です。
ここのところ、新人君にに付き添っての仕事と、
私の仕事のやりくりで、バタバタとした日々を送っている。
ここ数日がそんな感じだから、当然ながら、職人さん達も
気づいている。
慌しいな・・・、と。
そんな時に、職人「横山松雄」の一言が効く。
「おめ(おまえ)が、落ち着かないでどうする」と・・・。
全くその通りです。
私、いつも言っているが、せっかちな性格で短気。
根っからの職人気質です。
だから、急に注文が入ったり、木取り間に合わなくなったり
すると、ついつい、周りが見えなくなってしまう。
そんな時は、もう必死。
目の前の事にしか集中できない。
これだから、周りの人たちは、「またか・・・」って感じかもしれない。
でも、やっている本人は必死で、何とかしてこの波を
超えないと・・・と思っているのだが・・・。
さすがに、桐の蔵の職人さん達は、私よりも何枚も
上のようです。
まだまだ、甘いって事なのでしょう・・・。
明日は、福井までまたまた、桐たんすのお届け。
で、何とか、早く帰ってきて工場で仕事をしたいものです。
でも、気をつけて行ってきます・・・。
晴れ。 今日は暖かかった・・・。
弟の作業日記で書かれていたが、実は、桐の蔵に
新たなる見習、新人君が入った。
このI君。
経歴は大卒。
そして、何と!、私のこのブログを読んで「働きたい」と
メールを来れた、一見変わった人だ。
ちょうど、我々も新たな職人を募集中で、職安にも
募集を出していた。
そして、数名の方々との面接の結果、このI君を採用した。
年齢は26歳。
見た目よりも、実際は若い。
そして受け答えは、落ち着いている。
さすが、大卒って感じ・・・。
桐の蔵、始って以来の大卒です。
で、仕事をしてから約2週間になるだろうか?
毎日が、私と一緒の仕事。
当然、失敗したら怒るし、段取りや、やり方が違っていれば
注意する。
だから、毎日が、相当な緊張の中での仕事だと思う。
私もそうだったが、修行中って、そんなものだった。
私なんかは、修行中は、いつも怒鳴られていた。
でも、今は、そんなことをしたら・・・。
今の若い子したら、桐の蔵の現場は、結構、辛いかもしれない。
周りの職人さんは、I君に比べれば、かなり年上。
休憩時間の会話も、噛み合わないかもしれない。
でも、自分が「この仕事がしたい!」と、望んできた仕事だ。
周りに何を言われようが、仕事の中で、自分なりの
「やりがいと、生きがい」を見出してこそ、この仕事を選んだ
理由(わけ)が、そこにあるのだと思う。
最初から、自分に合った仕事なんてそうそうない。(と、思う)
私なんて、家業がたんす屋でなかったら、この仕事を
選んでいたかどうかさえも、わからない。
だから、自ら望んできた仕事。
技術を身に付けるまでは、頑張って欲しい。
いつかの日経新聞で、大卒の大工さんばかりの
建設会社の記事を読んだ。
今って、そんな時代なのか?
でも、I君。
この今の緊張感を、ずーーーと持っていてくれたら、
素晴らしい職人になると思うのです。
曇りのち、雨。 東京は、暖かかった。
週末は、東京・日本橋での展示会。
年に数回行う、日本橋での展示会は、もう恒例にさえなった。
お陰様で、次はいつですか?との、お問い合わせさえも
いただけるようになったのは、嬉しいこと。
会場は、日本橋三越本店の真迎えという最高の立地の
お陰もあり、常に人が行き交い、展示会場にも入ってくる。
それが、新潟の美味しい食品や、美味しいお酒であれば、
行き交う人たちも、すぐに「お買い上げ!」となるのだろうが、
そこに並ぶ品々は、数十万円から、数百万円と、食品や、
お酒とは、少し、桁が違うものが並ぶ。
だから、当然、ハードルは高い。
でも、そんなことは百も承知の上。
それでも、ここで展示会を行うには訳がある。
どこの展示会場でもそうだが、私たちの作品(商品)が欲しい
人が、一人でもいれば、私はその土地に行こうと思う。
だって、桐の蔵の作品が見たい!と、連絡があったり、
じかに私に言われたりしたら、行かざるを得ないし、行くのが
当然と思う。
山登りと一緒で、「そこに山があるから昇る」と、山昇りの人は
言う。
私は、「その土地にお客様がいるから行く」のである。
それが、私の思いであり、それが商売と言うのだと思う。
そこを、「遠いから」とか、「経費が・・・」なんて言う言い訳は
もっての外だ。
今回の、東京日本橋での展示会も、偶然か、必然なのか、
素晴らしいご縁を頂いた。
時に、この会場は、こう言う事(ご縁が)ある。
数年前もそうだったし・・・。
葉山のT様。
本当に、ありがとうございました。
また、兵庫県のK様。
本当に、ありがとうございました。
そして、いつもお世話になっています、T様。
わざわざ、お出かけいただきましてすみませんでした。
次回の展示会、是非、お待ちしています。
でも、全体的には、静かだった展示会。
秋の深まりとともに、それを象徴するような展示会だったかもしれません。
でも、帰ってきたら、工場は騒がしい忙しさに包まれています。
今日も、Y様。
そして、M様。
そして、そして、大阪のT様。
ありがとうございました。
本当に、お客様に恵まれていると思っています。
このお返しは、喜んでいただける桐たんすをお届けする
ことだと思っています。
どうぞ、完成までの間、今しばらく、お待ちいただければ幸いです。
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