東京都M様の整理たんすを制作する12

東京都M様からご注文頂きました整理たんすの制作ですが、中台の重ね板をペーパー(紙やすり)をかけていきます。

重ね板に、各台がズレないように、重ねのサンを打っていきます。

上台、中台、下台を重ねてひっくり返し、この状態で重なり具合を見ていきます。

ひっくり返した状態で、重ねのサンのサイズを計っていきます。

立側を重ねて長ハタガネで固定し、側板をカンナで一気に仕上げます。

今日は雨。昨日、板入れして良かったです。

板入れ。

昨年の春に干した桐板を今日は、倉庫に取り入れました。

1年間、雨に当て、雪に当て、陽に当てて渋を抜いた板。ベージュ色からグレーになり、良い色になりました。

昨年の11月に干した板は、まだまだ、入れられません。

昨年11月に干した板も、間隔を広げて、干し直します。

倉庫には十分な板の量が確保できています。

後は、先日仕入れた桐丸太の製材が終わり次第、今年の板干しを行います。

東京都M様の整理たんすを制作する11

東京都M様からご注文頂きました整理たんすの制作ですが、下台の地板と立側のホゾを組んだ角を、カンナで削って丸くしていきます。

下台の立側を面取りカンナで面を取っていきます。

下台の地板に「足」と呼ぶ部分をシャコ万で固定して付けていきます。

台輪の制作をしています。

立側、上台と中台を重ねてひっくり返して、重なり具合をみています。

週末は色々な事がありました。でも、無事に終えてホッとしました。何事も経験。前向きに・・・。

東京都M様の整理たんすを制作する10

東京都M様からご注文頂きました整理たんすの制作ですが、下台の重ね板から立側に向かってドリルを揉み、木釘を打っていきます。

地板と立側のホゾを入れ、長ハタガネで締めていきます。

下台の裏板を木釘を打って止めていきます。木釘の間隔が美しいです。

下台の左右の両角の内側に、小さなハタガネで隅丸を作るための、桐を付けて行きます。

上台の左右の角を、カンナで削って丸くしていきます。

新潟の桜も散り始めました。あと一週間でゴールデンウィーク。新緑が美しい季節です。

東京都M様の整理たんすを制作する9

東京都M様からご注文頂きました整理たんすの制作ですが、本体の裏板をドリルで穴をあけ、木釘を打っていきます。木目が美しいです。

地板を木釘を打って止めていきます。

立側、上板、地板を固めた上台。ハタガネで締めて固定しています。

裏板に木釘を打ち、釘切ノコで残ったくぎを切り、そして切ったくぎを改めて叩いて締めていきます。

下台の立側に重ね板をはめ、長ハタガネで締めて、木釘を打っていきます。

昨日の夕方、高知県から戻りました。さすがに高速道路を10時間以上ひた走ると、しばらくは体がフワフワした感じです。今朝も、目覚ましが鳴るまで分かりませんでした。さすがに寄る年にはかなわなくなってきましたか・・・。

高知県まで桐たんすのお届けでした。

昨日は、初めて高知県まで桐たんすのお届けに行って来ました。起床は気合の午前3時。工場で弟と合流し、午前4時過ぎに出発です。夜明けが早くなってきましたが、さすがに午前3時はまだまだ真っ暗です。四国へは慣れているとはいえ、高知県は初めて。いつものように、北陸道→舞鶴若狭道→名神→明石海峡大橋→高松道→高知道を通り高知県へ。

まず一軒目は、高知県香南市へ。今回のお客様は、もう数十年、お付き合いをさせて頂いておりますT様。今回が4棹目でしょうか。最初にご購入いただいたのは、忘れもしない数十年前。弊社の鉄太という作品をご購入いただき、高知の地元新聞に記事として取り上げて頂いたのが初めてでした。その後、色々とお世話になりました。今回、初めてお届けさせていただきました。本当にありがとうございました。

その後は、香南市から高知市へ。この日は雲行きが怪しく、時折雨が。何とか晴れて欲しいと願いつつ、2軒目のN様のご自宅へ。N様からは、小袖たんすの和たんすと、帯たんすの2棹セットでご注文頂きました。

お届けさせていただいたのは素敵なご自宅(ご新築のようでした)

その和室に、和箪笥と帯箪笥の2棹セットでお届けさせていただきました。小袖たんすながら、こだわりも十分。素敵なお部屋にピッタリと収まりました。

N様、ありがとうございました。

お届けの後は、高知と言えば「坂本龍馬」。弟が坂本龍馬像が見たい!というリクエストの答え、幸いにして近所であったので、伺う事に。行って良かったです。ホント、素敵な場所でした。

実は、私、中学時代、坂本龍馬の本を全巻、読んでおりましたほど、坂本龍馬ファンでした。それが、今回、龍馬像を拝見できるとは思ってもおりませんでした。こんな時でなくては来れないですね。

いやー、ホント、まさか見れるとは思ってもおりませんでした。ここから日本の夜明けが始まったと言っても、過言ではありません。

ホント、素敵な日でした。

その後は、高知県を後にし、兵庫県姫路市まで行き、宿泊。そして、翌日、新潟まで帰りました。四国へは何度も行っておりますが、高知県は初めてでした。距離的には広島と同じくらいと思いますが、なぜか遠いイメージですね。

今回、お届けさせていただきましたお客様、本当に、ありがとうございました。

東京都M様の整理たんすを制作する8

東京都M様からご注文頂きました整理たんすの制作ですが、下台の立側の棚板が入る部分に、ケヒキを引いていきます。

棚板が入る部分に、留め型を当てながら、留めの面を作っていきます。

上台の中の小引出が入る部分を組み立、前面をカンナで仕上げます。

上台の立側と地板、棚板を組み入れ、上板を乗せるために、ホゾに接着剤を付けていきます。

上台の立側に上板を乗せ、ホゾを組み入れます。

週末から天気が良く、今日も快晴!今日の新潟県三条市は気温31度とか。春を超えて夏ですね。

桐丸太を仕入れてきました。

新潟県産の桐丸太が揃ったとの連絡を頂き、仕入れに行って来ました。

今回は、桐丸太23本を仕入れました。

基本的に太い丸太を中心に選ばせていただきました。

この後、木はずみ、製材してなるべく早く板干しをしたいです。今年は後、2回ほど仕入れたいと思っています。

東京都M様の整理たんすを制作する7

東京都M様から御注文頂きました整理たんすの制作ですが、三つ重ね上台の小引き出しの側板の部分を制作しています。

上板にツカを立てていきます。

小引出が入る部分の上板ツカを組み立てていきます。

下台の内側に引出しの棚板が入る溝を溝堀カッターで掘っていきます。

中台の内側にも溝を掘っていきます。木目が美しいです。

天気予報通り、今日は気温が上がり気持ちのいい日でした。先週からお休みがないので、少しゆっくりしたい。そんな気分です。

東京都M様の整理たんすを制作する6

東京都M様から御注文頂きました整理たんすの制作ですが、棚板に付ける忍びの調子を見ています。

棚板にツカを立てるため、あらかじめドリルで穴を開けています。

棚板と地板にツカを立てて、ハタガネで締めて固定します。

上台の移動式の棚板にケヒキで印を付けます。

上台の引き戸の部分に付くツカをノミで取っています。

晴れ。しかし寒い朝でした。この寒さは今日までで、明日からは一転して気温が上がり、本格的な春の到来の予報。3月から結構寒かった今年。明日からの天気に期待です。