セレンディピィティー

   雨。     でも、暖かな一日でした。

急な仕事が入り、急遽、終業時間の後も、
桐たんすの仕上げの仕事をしていたので、
帰宅が遅くなってしまいました。

帰宅し、お風呂に入り、夕食をし始めたのが午後9時。
子供達が付けたテレビに思わず釘付けになってしまった。

そのテレビには、「セレンディピィティー」(偶然の幸運)の
特集だった。
これって、誰でも経験があるのではないか?

ある時、ふと、どこからか降ってくるアイデアや、予感。
それが、セレンディピィティー(偶然の幸運)だという。

でも、その番組の中で、ノーベル賞受賞者の方の一言が
響いた。

「運(幸運)は、全ての人に平等にあたえられるんですよ。」
「でも、それを受け取る準備をしているかどうか。なんですよ」と。

私、これを聞いてある人を言葉を思い出した。
そう、昨年末に読んだあの本だ。
「夢をかなえるゾウ」の主人公、「ガネーシャ」が言っていたのでした。

これって、名言だと思う。
確かに、今日の番組の司会者は、今日の放送は100万ドルの
価値があると言っていたのは、本当でした。

私も、このセレンディピィティーは、結構、お世話になっている。
特に、文章を書くときには、適切な表現がないときには、
無理をしないで、このセレンディピィティーが降りてくるのを
待っている。

特に、夜、寝る時に、脳に言い聞かせて寝ると、
知らない時に、降ってくるような気がする。

いやーーー、今日の、この番組に出会えた事も、
セレンディピィティーだ。

これも、運が良かった。
明日も、良い一日でありますように。

塗り終えてくれてありがとう。

    曇り、のち晴れ。     今日は晴れてくれました。

最近の職人・石山君。
黙々と、仕事をこなし、二年目にしては文句の言いようが、
ない位の仕事をしてくれている。

数日前も、終業後、欲しい物があったので、石山君が仕事を
している作業台の上を何の気なしに見たら、「ノミ」や、「かなづち」
などの道具が、きちんと整理されて置いてあり、「よし!」と
思ったことを思い出した。

これ、いつも言う事だけれど、自分の使う道具を粗末にしていては
良い仕事なんて出来ない。
仕事中でも常に、道具は、きちんと整理整頓し、きれいな環境で
仕事をしてこそ、良い仕事が出来ると、私も修行先の親方に
耳にたこが出来るほど言われてから・・・。

で、石山君は、仕事を終えて帰るとき、きちんと作業台の上を
整理し、掃除をして帰ってくれたのでした。
成長したものです。

そして今日、少し急ぎの仕上げがあったのだが、彼、午前中から
和たんすの仕上げがあり、その完成が午後2時くらいだった。

その後、再生の塗りに入ってもらったのだが、出来れば、終業時間
までに塗れれば・・・。と思っていたが、本人には、無理ならば、
私が休日に塗るからと、言っておいた。

でも、彼、本当に塗り上げてくれた。
成長したものです。
感謝です。

明日は、私、出張なので、一日、現場には出れない。
だから、ホント、このたんすを塗ってくれて、ありがたかった。

かれ、仕事中は、全身、との粉まみれになって、一生懸命
やってくれる。
無口なのだが、仕事はきちんとしてくれる。

あんまり褒めると、この先が心配なのだが、本当に、
私は、スタッフに恵まれています。
石山君、今日は、ありがとうございました。

暑かったのに・・・。

    雪。    結構、積もりました。

先週末の、土曜、日曜日と快晴で、本当に2月なのだろうかと
思うほどの快晴の天気。
おまけに、気温も暖かいって言うか、気持悪いほどの
暖かな気温だった。

それが、今朝起きたら、屋根が真っ白。
道路にも雪が積もっていた。
まあ、最近の天気はどうなっていることやら・・・。

そんな簡単な気持で朝をスタートしたのですが、
そこからは、どんどんと積もること、積もること。
仕事を終えて帰る職人さんの車のウエには、約20cmの
雪が積もってました。

昨日の気温は10数度。
でも、今日は、10度以上下がって、2度ほど。

これって、ホント、どうなっているのでしょうか?
仕事をしていても、体調管理には気を使います。
明日も、、まだ、雪は降りそうです。

でも、ホントはまだ2月。
雪も降って当たり前なんですが・・・。

朱鷺の里へ・・・。

    晴れ。   春一番が吹いたそうです。

今日は、朝、早めに起床し、コンビニに寄って日経新聞を買って
工場へ。
工場で、すぐに段取りをし、佐渡島に向けて車を走らせた。

って言っても、佐渡島まで車で行けるはずもなく、
新潟からカーフェリーに乗って2時間半。
その間は、体を休め、私にとっては久しぶりの佐渡島に
到着したのでした。

一緒に行く弟は、初めての佐渡島。
私は、以前にも桐たんすのお届けがあったので、今回で
4回目くらい。
でも、行く度に、新鮮なお魚と、のんびりとした雰囲気は
相変わらずいいな!と感じてしまうのです。

今日お届けさせていただきましたS様
本当にありがとうございました。
「遠いところすみません」とおっしゃいながら、温かな手作りスープと
甘酒を頂きました。
コンソメ味のスープは絶品で、チキンとキャベツのトロトロスープは
昼食後のお腹にも、すんなりと収まりました。
ご馳走様でした。

その後、夕方のカーフエリーに乗り、先ほど、自宅に帰りました。
で、晩酌をしながら見たテレビが「金スマ」
もう、これが感動でした。

今日の特集は「金スマ名曲劇場」
2曲の名曲が紹介されたのですが、その曲、どれもが
感動でした。

一曲目は、沢田知可子さんの「会いたい」。
もう、言わずと知れた名曲ですが、その裏側には、ご自身の
青春の生き方と、その歌詞がなぜかリンクしてしまう。そんな歌だった
ようです。

私、昨年、滋賀県で沢田さんの生歌を聴く機会があり、
沢田さんと約3mくらいの目と鼻の先で、この名曲「会いたい」を
聞いたことが思い出されました。
ホント、感動でした。

そして次は、「翼を下さい」
これも、もう解説は必要のないくらいの名曲。
私も歌いました、小中学生の頃。
サッカーの日本代表のスタンドからも聞こえてくるこの曲。
もとは「赤い鳥」の歌。私、このグループ知りませんでした。

でも、そのボーカルを努めていた「山本潤子」さん。
ハイファイセットのボーカルだったと言われて、何となく分かったのですが、
その歌声は、今でも、さすがでした。

この曲、もう、40年も歌い継がれているそうです。
今だに、学校の教科書にも紹介されているベストセラー。
良いですね、この歌も。

久しぶりに、名曲に、心も体も癒されました。
「金スマ名曲劇場」最高でした!

今日は、本当に、いい一日でした。

新聞社の取材

     晴れ。   明日は佐渡へお届けです。

先回、新潟県内のテレビ局(BSN)さんに、桐の蔵の再生事業の
取材を受けたことは、この場でも書かせていただきました。
(その後の全国放送の連絡は、すみません。まだです)

それ後、今度は、日経さんから「取材させていただきたいのですが・・・」
とのご連絡をいただきました。

で、取材されたのは結構前。
時間にして、約2時間くらいだったと思うが、
その時は、再生を始めたきっかけやら、再生の事を皮切りに
最後は、ホント、いろいろなことを聞かれて終わりました。

その後、数週間たって、もう、そんな事を忘れかけていた今日、
日経さんから電話があって、「明日の朝刊に出ますよ」との連絡を
いただきました。

全国版ではないですよ。
あくまでも、新潟版です。

どんな記事になるのか?全く想像つきませんが、
記者さんは、私よりずっと若い確か、30代の方。
でも、誕生日が私と同じ日で、ご縁がありました。

とっても優秀そうな方。
明日の記事を楽しみにしています。

春の匂い。

    晴れ。   今は雷と雨です。

今日は、久しぶりにハッピーマンデーではない祝日。
以前は、祝日と言えばこう言う場合が多かったのだが、
ここ最近は、ハッピーマンデーばかりで週の途中の祝日は
貴重な存在になってしまった。

祝日の今日は、新潟県上越市まで桐たんすのお届けに
行ってきた。
昨年の上越市での展示会でお求め頂きました、M様。
本当にありがとうございました。

ご自宅は新築で、お洒落なたたずまい。
お部屋も、きれいで御嬢様も美しく、本当にありがとうございました。

その後は、また他のお客様のお宅にお邪魔させていただき、
お昼になったのですが、上越市といえばい弟の行きつけの
ラーメン屋さんがあるのでそこに行ったのですが、
あまりにも長蛇の列。

すぐにそこを諦め、今度はわたしに知り合いのお店へ。
でも、そこも行列。
結局は、他のお店で御昼ご飯を食べ、帰宅でした。

でも、その間にも、桐たんすの問い合わせや、再生修理の問い合わ
せが相次ぎ、バタバタでした。

それでも、お電話で桐チェストのご注文も頂き、
本当に感謝しています。

帰ってからは、お見積もりの桐たんすの図面を書き、
それからは残った仕事の雑用をこなし、帰宅でした。

やっぱり祝日は、ハッピーマンデーなんかよりも、
こうした暦にあわせての祝日が良いですね。

今日の新潟県は、春のような気候で、フリースを着ていた
私は、まるで季節外れのよう。
走りながら開けた窓からは、春の何ともいえない匂いが
漂ってきました。

分かりますか?
春の匂いって?

土が躍動する匂いって言うか、新緑の苦い匂いって言うか
そんな感じです。

今年の冬は、雪が全くないので、春の訪れも早いようです。
新潟のこれからの季節は、待ち遠しい季節です。

追伸
今日の、サッカー日本代表の試合。
あーーー、残念でした。
勝てたと思うのですが・・・。
期末試験直前の、冷静な長男と一緒に見ていました。

全国へ向けて。

    曇り、時々雪。   風が強かった一日でした。

先日のこの日記で、地元のBSN(テレビ局)での、取材があり、
桐の蔵の再生事業が取り上げられ、放送されたことを書かせていただいた。

その後は、すぐに多くのお客様からお問い合わせの電話や、メールを
いただいた。
でも、昨日、そのBSNさんから、また、電話を頂いた。

仕事を終え、もう、帰ろうかな?と思っていたその時でした。
新潟放送のBSNさんから電話があり、「先日の放送が、今度は
全国放送のTBSで流れることが決まりました」と。

私は、何の事かもすぐに理解できず、ぼーーーーと
していましたが、その電話をかけてくれた美人記者のSさんから
詳しいことをお聞きした。

時間帯は、夕方のニュースの時間帯(多分、午後6時前からの
全国ニュースの枠だと思う)のですが、
いつ、放送になるかは分からないとの事でした。

何せ、全国放送になると、時間に追われバタバタとし、放送の決定が
新潟支局のBSNに来るのか、来ないのか?
放送されてから、「今日放送しました!」、なんて事もあります。との事でした。

まあ、こればっかりは、私たちはどうすることも出来ない事ですから・・・。
でも、とり急ぎ、桐の蔵ファンの皆さんにお伝えだけでも
させていただこうと、この情報を書かせて頂きました。

えーーーと、TBSテレビですから、新潟では5チャンネルですが、
全国の方々は、何チャンネルなのでしょうか?
多分、ここ数週間の間に、放送されると思うのですが、
すぐにお伝えされない場合もありますので、この場をお借りして
お伝えさせて頂きました。

お時間に余裕のある方は、夕方、6時前からのTBSテレビのニュースに
ご注目ください。
私たちも、放送時間がわかり次第、この場で、お伝えさせていただきます。

全国放送って、どうなのでしょうか?
最初の全校放送に出たときは、NHKの「小さな旅」でした。
これ、予想外の反応でしたが・・・。

今年は、何せ、元旦のおみくじが素晴らしかったおかげで、
いいスタートを切れています。

これも、本当に、多くの方々から支持されたおかげだと思います。
TBSテレビの全国放送、どんな感じになるのか?
楽しみにしています。

寒風、突き刺す中で・・・。

     晴れのち、雨。     晴れ間は覗きましたが・・・。

今年の新潟の冬は、例年になく雪もなく、本当に過ごしやすい。
スキー場は、ハラハラドキドキで、今でも雪が降るのを待っている
そんな状態です。

今年の冬は、冬の国体が新潟で行われるのだが、全くの雪不足で
冬季国体の開催に合わせて、雪を各地から運び込んでいる状態らしい。

この小雪を生かして、私はというと、仕事を終えた後、時間を
見つけてはランニングに励んでいる。

でも、日中は晴れているのだが、夜になると雨、なんていうパターンが
多いのだが、それにも負けず、走りたい気持がある。

この季節、新潟の夜の気温は当然ながら低い。
ともすると、氷点下の気温だ。
でも、そんな中、雪もなく晴れているからといって、走り出す。

当然ながら、防寒で走るのだが寒い。
それも、走っているのに指はかじかんでくる寒さです。

でも、この季節のランニングは、もしかして最高なのかもしれない。
走っている時の空気は研ぎ済ませれていて新鮮この上ない。

そして何よりも、寒いから余計なことを考えずに走れる。
これは本当にいい!

走りながら考えることは、まずは仕事のこと。
経営者としては、走りながらでも考えてしまうのです。
でも、そんな中から、思いがけないアイデアや、今後の経営が
生まれるのだから、なんとも言えないのである。

今日の午前中も、ここ数日のランニング中に思った事を実行できた。
だから、ただ、走っているのではない。(と思う)

人間の脳は、ずーーーと思い込んでいても、ひらめきは生まれない。
そのことを脳に言い聞かせつつ、ふとした瞬間に、脳からの
信号が来るのだと思う。

それは、決して考えている時ではなく、本当に、ふとした時なのだ。
その瞬間を、生かすも殺すも、自分次第である。

新潟の冬の寒風吹き刺す中、ランニングしていると、
ホント、思考がシンプルになってくる。

シンプルイズベスト。
全ては、シンプルになるところから生まれるのではないでしょうか?

また明日、何も考えずにランニングしてきます。

展示会はドラマチック。

    雪、時々、曇り。   新潟市内はここよりも大雪でした。

昨日まで、地元、新潟市内で行っていた今年初めての
展示会を終えた。

金曜日からの3日間だったのだが、初日の金曜日は、
準備の後、午後からの開催だったが、天気も幸いしてか、
この初日が、一番の来場者だった。

で、2日目の土曜日からは、今年一番の冷え込みと
冬型。
会場までの道路は、大雪とツルツルの凍結。
そして、強風が相まって、もう、暴風雪だった。

こんな日に、どうやって会場に足を運んでくれるのか?
不安だった。結果は?

正直に言うが、こんな天候ではお客様に来ていただく事は
難しい。
だって、私だったら行くかと言えば、考えてしまう・・・。

でも、そんな中でも、来ていただけるお客様はいるのです。
ホント、これだけでも感謝なのですが、そこから
お求めいただいたお客様には、ホント、「ありがとう」の
感謝しかありません。

お求め頂きました、「W様」、「K様」、「S様」、「S様」、「T様」
本当にありがとうございました。

特に、最終日の昨日は、ホント、もう、言葉になりませんでした。
だって、午前中、来ていただいたお客様は、0。
誰も、来なかったのです。

そりゃ、そうです、外は大雪。
道路はツルツル。
今年一番の冬型。

でも、そんな時にドラマが待っていました。

午後4時前。
もう、今日は終わりかな?と思った時に、
お一人のご婦人が、「見せてください」と・・・。

その後の会話の後、そのご婦人は、遠く、
海を渡って来て頂いた方でした。

そして、最後の最後に、和たんすをお求めいただきました。
確かに、桐たんすをお求め頂いたことは、本当に
ありがたい、その一言に尽きるのですが、
こんな天気の中、それも、海を渡って来ていただけることが、
私にとって、お求め頂いた以上に、嬉しかったのです。

桐たんすの製造メーカーが、お客様への直接販売を始めて、もう、
6〜7年にもなります。
その間、本当にたくさんのお客様とのご縁と、数々の
ドラマがありました。

今回の、このS様とのご縁も、桐の蔵の数年のドラマの中でも
劇的と言えるドラマチックな幕切れでした。

作り手(私たち職人)と、買い手(お客様)が本当に一つになれる
関係が、私たちの理想だと思うのです。

私は、桐たんすを作りことを生業にしてきましたが、
それは、桐たんすを作り、お客様にお求めいただき、
喜んでいただくことが、私たちの喜びなんだと感じてしまうのです。

職人と、お客様。(作り手と買い手)
本当にシンプルな関係ですが、シンプルであればこそ、
繋がるものがあるように感じるのです。

今回の展示会は、ホント、ドラマチックな展開でした。
ありがとうございました。

今年の初めです。

   晴れ。   暖かい一日でした。

明日からは、地元・新潟市で今年、最初の展示会です。
明日は、まだ天気が良さそうです。

どうぞ、お時間を作っていただきまして、展示会に
お出かけください。

会場は、新潟テルサ3階和室です。
皆様のご来場を、心からお待ちしています。

追伸
  今日のテレビ放送、工場のテレビで弟と見ていました。
  いかがでしたでしょうか?
  早速、お問い合わせがありました。