仙台での展示会です。

    晴れ。   今日も、気持ちのいい天気でした。

明日からは、久しぶりに宮城県・仙台市での展示会です。
その準備のために、今日の午後、仙台に向かいました。

実は、今回は弟(作業日記)と、石山君の二人で
明日の準備と初日を行います。

私はと言うと、明日、大切なお客様の婚礼の「荷送り」で、
先回、お求めいただき一旦、ご実家にお届けさせていただきました
桐たんすを、今度は、嫁ぎ先にお運びする儀式に、
職人・横山さんと二人で行くのです。

展示会と、お届けが一緒になると、小さい工房はちょっと辛い!
でも、そこをやりくりするのが経営者!

そんな訳で、明日は二組に分かれての大切なお仕事です。
で、私は、「荷送り」を終えたら、横山さんを自宅に送り届けてから、
一路、仙台に向かいます。
その距離、約450km位。

仙台に着く頃には、日も落ちて暗くなる頃かも知れません。
そして、そこから石山君は、私の乗って来た車で、
新潟まで帰るという段取りです。

何でも石山君。
高速道路を走ったことがないらしく、最初は、新幹線で
帰る予定でしたが、弟の「一声」で、車で帰ることになったみたい・・・。
くれぐれも、気をつけて事故のないように、安全運転でかえって欲しいものです。

その前に、どうぞ、仙台市での展示会に、お時間を作って
いただきまして、お出かけください。
心から、お待ちしています。

三週連続の、今週は・・・。

     晴れ。    昨日とは一転、今日は暖かな日でした。

2日の夜に、東京・日本橋から帰り、昨日は、日本橋から
帰ってきたトラックに荷を引き取りに、早朝から工場へ。

そして、連休明けの段取りと、展示会での書類の整理を
していたら、次男たっくんから電話。
「お父さん、まだ〜?」と。

実は、たっくんが欲しがっていた「レゴブロック」を買いに
お出かけする約束なのですが、なかなか、仕事が終わらず、
帰りがのびのびになっていたのでした。

結局、その後4回もの電話をもらい、帰宅したは約2時間後。
そして、すぐに新潟市内へ。
そこでレゴブロックを購入し、その後、私のランニングジャージも
購入し、帰宅。

嫁さん達、女性達は、長女のマラソン大会に出かけてお留守。
男、3人の面倒を私が見なければなのですが、午後からは
次男の面倒を長男に頼み、またしても工場へ。
これで、何とか連休明けの段取りがすみました。

明日は、北陸地方まで桐たんすのお届け。
でも、早急に帰らなけらば、今週末の仙台での展示会の準備が
待っているのです。

今週は、月曜日に帰って、火曜日が祝日。
そして今日が水曜日。
今週末の仙台での展示会は、もう、すぐです。

そして来週は、新潟県上越市での展示会。
今月は、三週連続ですが、充実しています。
どうぞ、HPの展示会情報をご確認いただきまして、
ご来場いただければ幸いです。

心から、お待ちしています。

日本橋から、帰りました。

   雨。   東京から帰ってきたら激寒です。  雪と言う予報も・・・。

今回の東京・日本橋での展示会は、31日(土)から
今日(月)までの三日間でした。

今回は、本当にお陰様で、とても充実した三日間でした。
初日は、開催直後から、遠路、名古屋からお出かけいただきました
Y様。
本当に、ありがとうございました。

また、その後も、会場に二度もお越しいただきました、
Y様。
そして、お母様から桐たんすの再生のご依頼を頂き、
2本の桐たんすを再生させて頂きましたO様の
お嬢様N様からも、和たんすのご注文をいただきまして
本当にありがとうございました。

そして、昨日。
11月に入ったというのに、東京の気温は26度。
マジで、夏日でした。
ホント、Tシャツでも全くOKな日でした。

そんな中、静岡県からお出かけいただきましたK様。
そして、桐チェストをお求め頂きましたF様。
またまた、ご自身の宝石を収納したいと、
宝石用のチェストのご注文を頂きましたM様。
本当に、ありがとうございました。

一期一会と言いますが、私たち「桐の蔵」の展示会も
本当に、出会いとご縁の賜物です。

特に今回は、遠方からお出かけいただきました
お客様が多く、本当に、ありがとうの気持でいっぱいです。

いつも思うのですが、この恩返しは、最高の桐たんすを
お届けする事だと思っています。

この三日間、お出かけいただきました、お客様。
本当に、ありがとうございました。
心から。

東京・日本橋での展示会です。

       晴れ。    暖かな一日でした。

9月の京都での展示会から、まるまる一ヶ月以上が経ちました。
その間、本当は展示会を行いたいのですが、
会場の都合などで、開催できない日々が続きました。

そしてやっと、待ちに待った展示会。
今週末、31日(土)の正午から、11月2日(月)の
午後4時まで、東京・日本橋の三越本店前のニコプラザ
にて「桐の蔵・展示会」を開催します。

どうぞ、関東地方、そして、近隣にお住まいのお客様、
お時間を作って、お出かけください。

心より、お待ちしています。

突然の大雨の中で・・・。

    雨。     突然、降ったり止んだりです。

今日は、朝一から新潟県・上越市へ桐たんすと、再生させていただいた
桐たんすのお届け。

高速道路を一路、西へ。
最初は晴れていたのですが、時々、バケツをひっくり返したような
雨が降る。
どうも、不安定な天気です。

一軒目は、新築したばかりのY様。
桐たんすの再生をお届けしたのですが、引き取りに
伺ったときは、歴史ある古民家でしたが、
今日、伺った新築のご自宅は、古い梁や戸を
所々に使い、古さと新しさが上手く解けあった
素敵なご自宅でした。

そこに、オイル仕上げと、との粉仕上げの2棹の
桐たんすをお届けさせて頂きました。
Y様。
ありがとうございました。

そして2軒目はO様。
このお客様は、来月、ご結婚するお嬢様の婚礼の
桐たんすを2棹。

それも、最高級の和たんすと整理たんすです。
金具は、弊社オリジナルの漆の金具付けた逸品でした。

O様のお宅に着いたとき、思わず雷と、大雨が・・・。
で、少しの間待たせていただき、雨の晴れ間を縫って
お部屋にお届けさせて頂きました。

先週も上越市、今回も上越市でした。
でも、桐たんすのお届けは、雨の日は気を使いますね。

今日も、2軒とも無事にお届けできました。
ありがとうございました。

午前中に4軒は・・・。

      晴れ。    秋も深まってきました。

今日の土曜日は気合を入れた,お客様へのお届けが
満載の一日。

まずは最初に、新潟県の下の方、上越市まで桐チェストのお届け。
お客様のM様は、来月、ご結婚されるために、弊社の桐チェストを
2本セットでお求め頂きました。
M様。朝早くからありがとうございました。

その後、一路、高速道路を新潟市内に向けてひた走ります。
その間、約120km。
新築のご自宅にお納めさせていただいたのは、これも
桐チェストの2本セット。

これ、実はホント、カッコイイです。
後日、桐チェスト購入者のところでアップされると思うのですが
ブラックシリーズの洋服たんすと、引き出し8段の別注の
チェストでした。

収まった場所にもピッタリで、雰囲気も最高でした。
T様ありがとうございました。

さあ、その後は、桐たんす修理のお客様の元へ
お伺いです。
まずは、一軒目のお客様O様。
このお客様のご自宅は、素晴らしい!!を通り越して、
すごい!!でした。

多分、新潟市内でO様といえば、誰もが知っていると言う名家。
そのご自宅にあった、桐たんすの修理依頼でした。

現在、O様のご自宅は、新潟市に寄付され、重要文化財として
改築中。
その中の蔵にあった、桐たんす数十棹を見て欲しいとの事。
さすがに、素晴らしいの一言でした。

その後も、事前にご連絡いただいていました、S様へ。
ここまで来ると、正午を回る頃。
お客様へは、「お昼前後に伺います」と言ってはいたのですが、
さすがに行く途中に電話が鳴り、「まだですか?」と。

あと数分で着く距離だったので、「今着きますと・・・」
そして、今日、4軒目のお客様のご自宅で桐たんすを
お預かりさせて頂きました。

もう、とうに正午を過ぎ、お昼ご飯をと思い、
近くのラーメン店に。
ここでも、けっこう待たされ、やっと食べてお店を後にしたら、
店員さんが、「お客様、カバンをお忘れです・・・・」と。

思わず、血の気が・・・・。

このカバンの中には、今日、集金させていただいた
「○○万円」のお金が入っていたのでした。

あまりにもお店が込んでいたので、早く帰ろうと
カバンの事を忘れていたのでした。

いやーーー、ホント、店員さん、ありがとうございました。

午前中に4軒は、ちょっと大変ですね。
今度は、ゆっくりとした計画を立てなければですね・・・。

埼玉県・上尾市まで。

     新潟は時々雨。  埼玉は晴れ!  暑いくらいでした。

今日は、埼玉県・上尾市まで桐たんすのお届け。
今日、お届けさせて頂きましたF様は、
今年の3月に、旦那様とお二人で桐の蔵の工房まで
お出かけいただき、高級な和たんすをお求め頂いたのです。

そしてお届けの段階になって、奥様が緊急の入院。
その後、約四ヶ月間にも渡り、大変な時期を過ごし、
やっと落ち着いて来た頃、桐たんすをお届けさせて頂きました。

素晴らしく、上品なF様。
今日のお届けの際も、気配りと、お心遣いを頂きまして
本当にありがとうございました。

素敵なご自宅と、、真新しくなった和室に収まった和たんすは
本当に、ピッタリと収まりました。

奥様のお体も、お元気になって本当に良かったです。
どうぞ、お体だけはご自愛ください。

でも、関東地方と新潟では、この時期、気温が違うのですね。
埼玉は、暑い位なのに、工場に着いたら寒いくらいでした。

これからは、どんどんそんな季節になっていきますね。
F様。
ありがとうございました!!

この時代の、職人としての生き様。

    晴れのち、曇り。

先日、お取引先である金具屋さんの社長さんが
工場にお見えになった時の話です。

その金具屋さんの協力工場である、メッキ屋さんと
もう一つの○○屋さんが、廃業すると言う。
後継ぎもいないし、今までやって来た経営者の方も
高齢になり、これ以上はもう、無理だと言う事だそうです。

その社長さんは言う。
「今までの日本を支えてきた産業はもう、だめになってしまう」
ホント、私もそれを聞いて同感しました。

ここ数年なのだろう。
急激な経済の変化と、時代の移り変わりで、我々のような
伝統産業は特にダメージを受けていると言う。

桐たんす業界は、桐たんすを作っている工場だけが良くても
ダメなのです。
それを支える産業(金具や、塗料、そしてそれを運ぶ流通)まで、
桐たんすを支える全ての産業が良くならなくてはダメなのです。

今回、金具屋さんの社長さんに言われたその言葉は、
桐たんす業界だけではない問題だと思うのです。

必ず、一つの産業が成り立つには、数多くの協力会社が
存在するのです。
でも、その産業が時代と共に縮小するならば、その協力
工場は、もろに打撃を受けてしまうと思うのです。

今まで、日本を支えてきたのは、本当に、社員数人の
零細工場だったと思うのです。

でも、今は、「時代が変わった」の一言で片付けられてしまう。
しかし、そんな時代は、あと、数年のような・・・。

やはり、最後は、しっかりと、きちんとした仕事をしたところに
戻って来ると思うのです。

ここ数日、桐の蔵でも刃物の研磨に対しての意見が
職人さんから、多く出ていました。
今まで、研磨をお願いしていた会社は、安いけれど、仕事は
粗末なものでした。

我々、職人の世界では、仕事が一番、価格は二番なのです。
なので、申し分ありませんが、今回、新たにしっかりと仕事(研磨)を
して頂ける工場にお願いする事になったのです。

私の購入(お取引の判断)は、価格ではないのです。
信用,信頼(仕事)だと、特に、これからの時代は思います。

こんな時代だからこそ、目先の事にはとらわれず、
桐の蔵としてのミッション(使命)を、お客様方に
お伝えしていこうと思っています。

老舗百貨店の撤退。

     晴れ。    気持のいい天気でした。

今朝、起きて新聞に目をやって驚いた。
一面のトップ記事が「新潟県内に3店舗を持つ、老舗の百貨店
が来年、全て新潟県内から撤退するという記事でした」

この百貨店、石川県金沢市に本店を持つ「大和百貨店」(ダイワ)
石川県や富山県では、地元の百貨店で地元から絶大な
支持を受けている百貨店なのです。

その新潟店のお店も、私の小さい頃から新潟市内の
繁華街にあり、本当に昔は良く連れて行ったもらった百貨店でした。

小学生の頃は、滅多にない休日のお出かけで、この
大和百貨店に行って、家族でお昼ご飯を食べた思い出は
今でも記憶しています。

でも、さすがに時代が変わり、店舗も昔のままで老朽化し
年配の方々には指示されていたのですが、消費者全体の
支持を受け入れられない店舗になっていったのかも知れません。

桐の蔵も、数年前に新潟県内の物産展の展示会で
出展した事がありましたが、店舗の老朽化は顕著で、
来客の数も、かなり少なかったように感じました。

今日の新潟日報(新潟の新聞)の一面や、その他の面でも
トップ記事の扱い。
それ位、新潟県にとっては、大きな出来事だったのです。

大手の百貨店が、合併や、吸収される時代。
地方の百貨店は、生き残りをかけて、これからどんどん、
こんな事が起きてくるのでしょう。

小さい頃の思いでいっぱいの百貨店が、また一つ
なくなってしまうのは、寂しいものです。

間に合いません・・・。

     晴れ。    晴れは明日までとか・・・。

今週に入ってから私の主な仕事の「木取り」
(桐たんすの部材を作る仕事)が、間に合いません。

先週末は、残り少なくなっている部材があるのは確認して
いたのですが、今週に入ってから、その残り少ない部材が
音を立てて無くなった。(笑)

ホント、気づいたら無くなったって感じ。
だから、次ぎに作る桐たんすの部材を用意しなければならないのに、
肝心な、部材がない!
なんてことになってしまう。

この現象、昨日から始まったのです。
昨日は、私と嫁さんとで大至急、作ったのですが、
それが今日になったらもう、残り少ない。

確かに、昨日作ったのは間に合わせで、少しだったのですが、
それでも今日、またもや少なくなったとは・・・。

原因は、特注の引き出しの多いチェストが連続で、
続いたため。
引き出しの先板と、側板が、作っても作っても、ホント、
すぐになくなっていくのです。

それに合わせて、弟からの衣装箱の製作の指示が
これも次から、次へと入るものですから、衣装箱のフタの
材料と底板。
そして、衣装箱本体の板も、あっという間に、なくなってしまうのです。

今日の午後は、嫁さんにも手伝ってもらい、何とか、見通しの
つくところまで来ました。
でも、明日の朝一番で、衣装箱の本体の板と、チェストの引き出しの
側板を作って、組まないと・・・。

さすがに嫁さんが言いました。
「時間があっという間ですと・・」

それだけ集中していたのでしょう。
確かに、組み立ての職人さんに、「部材が間に合わないから待って」
なんて、言えませんから・・・。

さあ、明日もがんばります!