明日に備えていたのに・・・。

     晴れ。    涼しい一日でした。

明日からの新潟市での展示会に備えて、準備を
行っていました。
桐たんすを梱包し、次いで、トラックに桐たんすを
積み込もうと思ったら・・・。

キュルーーー、キュルーー、キュルーー。
って言ったきり、止まってしまったのです。

やばい!、バッテリーが・・・・。
でも、ほんの一ヶ月くらい乗っていなかっただけなのに。
参った・・・・。

自分で、ケーブルを持ってきてやったのですが、
どうも、上手くいきません。

結局、いつも、お世話になっているガソリンスタンドの
社長さんに来ていただき、助けていただきました。

普通の乗用車なら、何度もやっているので、
問題ないのですが、トラックは24ボルト(?)

普通車にケーブルを繋いだのでは、
ダメなのです。

一瞬、明日は、本番なのに?って、どうする?って、
感じになりましたが、お陰様で復帰できました。

桐の蔵のトラックは2台あるんですが、古い1台目の
トラックが、いつもバッテリーが上がっていたので
その準備としての、ケーブルは、常に準備してありました。

備えあれば、憂い無しですね。
明日からは、新潟市での三日間の展示会です。
準備は、万全。

どうぞ、お待ちしています。

週末は、新潟市での展示会です。

    晴れ。     今日は30度を越えました。残暑です。

6月の、東京・日本橋での展示会から、もう、2ヶ月以上が
過ぎました。
今年は、展示会場の予約が取れず、こんなにも
間があいてしまいました。

今週末の4日(金)の新潟市の新潟テルサでの展示会から
後半戦の展示会がスタートします。

今回は、新作あり、特典ありでの展示会です。
どうぞ、新潟県内にお住まいの方々、また、近県に
お住まいの方々も、週末はETC千円ですので、
高速を使って、お時間を作って、お出かけください。
(詳細は、HPの展示会情報まで)

多くの皆様のお越しを、心より、お待ちしています。

新しい、お取引先。

     雨のち、曇り。    久しぶりの雨。 ちょっと寒い日でした。

桐の蔵のお問い合わせには、一般のお客様からの
お問い合わせが大多数なのですが、そんな中に、
全国各地の専門店や、家具店、また、某有名百貨店からの
お問い合わせのメールがある。

そのどれもが、桐たんすに関する細かなお問い合わせや、
専門的なお問い合わせが多いのですが、
そんな中で、お取引に関するお問い合わせも、
相当な数、あるのです。

先日、配達から帰ったら、ある家具専門店さんから
お見積もりの電話とFAXが届いていた。
初めてのお店でしたので、事前に電話があったことも
聞いていました。

配達から帰り、そのお店にお電話して、お話させて
頂きました。
何でも、桐の蔵の職人・小池さんを捜していたとの事。
偶然にも、桐の蔵のHPに出会い、そこからお問い合わせを
頂いたのでした。

そこからは、順調に話がすすみ、今回、桐たんすの
ご注文を頂きました。

まだ、一度もお会いしていませんが、電話での会話は、
本当に穏やかで、何の障害も全くありません。
そのお店の社長さんは、弊社の職人・小池さんの
仕事振りに惚れて、ずーーーと新たな取引先を捜していた
ようなのです。

時代は変わったものです。
私が、桐の蔵(前身は、桑原たんす店)に入社した当時は、
HPなんかはなく、お取引先からのお問い合わせの電話なんて
かかってくる事は皆無でした。

それどころか、全く逆で、県内外の専門店や、家具店に
飛び込み営業が、日常茶飯事の日々でしたから・・・。

でも、ホント、ありがたいことです。
こうして、私たちの仕事を、プロの方が認めてくれる事を。

「桐たんす」という、とっても専門的な作品だからこそ、
こだわりを持って、全国からお問い合わせをいただける
毎日です。

これからも、おごらず、いい作品をお届出することを
目標に、頑張ります。

ベテラン番頭さんのアドバイス。

      晴れ。  朝方は、すごい!雨だった!

昨日は、久しぶりに出張へ。
いつも、本当に本当にお世話になっているお店に伺う。

このお店には、とっても大事にされているベテランの番頭さんが
一人いるのですが、その人と、私、職人同士と言うこともあり
なぜか話が合うし、可愛がってもらえるのです。

昨日も、真っ先にその方の元に伺い、お話をしてきました。
そうしたら、「桑原君、○○○○○知ってる?」と聞かれる。
(すみません、とっても大事な話なので・・・)

「そうなんですよ。○○○○○なんですが、○○で」と・・・。
(色んな方が読まれていますので・・・。このくらいにして)

で、そうしたら、「それじゃ、いかんな!」と、
「私だったら、こうするな!、と、アドバイスをいただきました」
確かに、どう考えても、その方のおっしゃるとおりです。

「あんた社長やろ!!、それくらいせんかたっらあかんで!!」と・・・。
ハッパをかけられ、勇気づけられました。

いやーホント、さすがでした。
いつ行っても、この方の言葉には、長い間・職人として
培ってきた考えと、思いが込められているのです。
さすが、ベテラン番頭さんはひと味、違います。

で、早速、お店の方とお話し合いをしてきました。
お店の方も、理解していただき、何とか、了解していただきました。

この番頭さんの一言がなかったら、売り上げ、減ったかも知れません。
私にとっては、ホント、大切な方です。
ありがとうございました。

秋の板干し。

   晴れ。  でも、気温は低く、過ごしやすい日でした。

今年の春の5月に干した板も、今年の長い梅雨のお陰で、
もう、板の色も黒く変色し、いい感じになってきている。

でも、板干し場の半分が空いている状態で、このままでは
板が不足する状態でしたが、親方が丸太を購入。
それがお盆休み後に、製材され、数日前に工房に
やって来た。

これは、雨が降る前に早く干したいと思っていたのですが、
なかなか仕事の段取りが付かず、今日の板干しとなった。

でも、石山君の仕上げの仕事の段取りが、ちょっと
つかめなかったので、午前10時の休憩の後に、
石山君を除く、皆で板干しを開始しました。

板の山(板が積んである山の事)は、4つ。
追加で購入したにも関わらず、結構な、量です。

でも、皆でやれば早いものです。
午前中も、予定よりも進んで、お昼休みへ・・・。

で、午後からは、結構、細かい板が多く、すぐに終了
すると思っていたのですが、午後3時までかかって
しまいました。

でも、今回の板は、結構いいでっすよ!
これを使うのは、2年後位。
この板は、注目です。

でも、板干しとなると、俄然、燃えてくるのが
職人・横山さん。
今回も、先頭を引っ張っていただきました。

この残暑の季節、外仕事は結構、きついのですが、
今日は、意外にも涼しかった事も幸いして、
スムーズに終わる事ができました。

でも、外仕事の休憩の時間には、いつもの「コーラ」と、
「アクエリアス」は、付き物ですね。
特に、夏の外仕事の後のコーラはもう、最高です。

今日も、いっぱい汗をかき、とっても疲れました。
でも、みんなで協力して行う外仕事は、チームワークですから。
暑い中、皆さん、本当に、ご苦労様でした。

東京からの帰りは・・・。

    曇り。   新潟は涼しく、東京は暑く。

今日は、お盆前の東京までのお届けに続いて、
今月2回目の桐たんすのお届け。

何とか、午前中に2軒行きたい計画で、今朝は、
午前4時起床。
もう、午前4時って、明るくないんですよね。
薄暗くて、ビビリました。

道中、新潟県内は雨。
県堺の三国峠を越えたら、もう、快晴!!
これだけ違うのですね。

今日は、結構、混んでしました。
環八も、東名も。
一軒目は、川﨑のI様。
高級そうな住宅地の一軒家さんでした。

無事にお届けできました。
別注でしたが、I様、どうだったでしょうか。
ありがとうございました。

その後は、都内、江戸川区まで、ひたすら首都高を
走ります。
川﨑から江戸川までって、結構、走るんですよね。
首都高って、何であんなにグニャグニャなんでしょうね。

何とか予定時間よりも幾分前に、到着。
T様。本当にありがとうございました。

今日は、お仕事なのに、出勤を遅らせていただき
私たちを待っていていただきました。

お届けしたのは、「総盆」と呼ぶ、桐たんす。
この桐たんすは、結構、「通」の方々にお求めいただく
きもの専用の桐たんすです。

どこからも分かれないので、お部屋までへの
お届けが大変なのですが、事前に、聞いていましたので、
そこはスムーズに。

T様のご自宅には、エレベーターがあり、それに
乗せてもらって、3階まででした。
家庭用のエレベーターって、ホント、
ありがたいですね。

納品後は、以前から見てもらいたいという事で、
T様のお三味線を収納したいと言う、
「三味線たんす」のお話をさせていただきました。

お三味線と、お琴をお持ちで、お三味線は、数々あるのです。
その収納との事で、お話をさせていただきました。

その続きは、また、させてくださいね。
今日お届けの、I様、T様、本当にありがとうございました。

帰りの首都高は、相当な渋滞で、昼食は午後1時頃。
それを済ませ、運転を弟に替わったら、すぐにラジオは
NHKに。

そう、今日は、高校野球の決勝!!
新潟県初の決勝進出した、日本文理高校。
ずーーーと、ラジオで着ていたのですが、トンネルやら
県堺では、途切れるんですよね。

トンネルを抜けたら、10:3だった。
もう、ダメだな。って、諦めていたら、おい、おい!!
すごいことに、なった!!!!

この戦い、新潟県人にとっては、すごい!!勇気を与えてくれた。
帰ってきてから、嫁さんに言われたのですが、今日の、地元の
新聞「新潟日報」の紙面は、今までにないくらいの
「文理高校」の特集のような紙面取りだった。

最終回の粘りの攻撃は、試合が終わった後でも、
完全に、負けた文理高校が勝者の中京大中京高校を
食っていた。

こんな試合。本当にあるんですね。
解説者の方も、この追い上げを興奮冷め遣らない声で
伝えていたくらいですから。

よくやってくれました。
ホント、頑張ってくれました、新潟・日本文理高校。
明日の、朝刊「新潟日報」が、楽しみです。

道具の切れ味。

   晴れ。   過ごしやすい暑さです。

今日は休日の土曜日。
でも、先日、ここで書かせていただいた緊張する高価な
桐たんすの仕上げの仕事があり、朝から工場で仕事。

私でも、このたんすの仕上げは、ホント、緊張する。
それ位、高価な桐たんすなのです。

朝から緊張モードを持続させ、何とか午前中いっぱいで
仕上げる事が出来ました。
その後、次から次へと仕事をこなす。
休日の工場は、きりがない位、次から次へと仕事があり、
もう、ホントきりがありません。

でも、そんな中、再生たんすの金具付けをしていた時、
石山君の道具であるノミを借りたのです。
その切れ味に驚きました!!!

いつからこんなに切れるように、ノミを砥げるようになったろだろう?
それは、本当に切れ味のいい!ノミでした。

道具の切れ味がいいと、仕事が楽なのです。
楽で、仕上がりもきれい!!!
職人は、道具を使いこなしてこそ一流になれるのです。

石山君のノミの研ぎ方に感心した今日の一日でした。
私が何も言わなくても、石山君は、成長していくものです。

今後とも、いい仕事をお願いしますよ!

今日の、職人・横山松雄

    晴れ。   でも秋は確実に近づいている感じです。

桐の蔵の工房でも、そのユニークなキャラクターと
明るい性格の職人・横山さん。
職人歴は、30数年以上、そして、国で認められた職人の
伝統工芸士でもある彼。

でも、特にこの季節、夏は本当に弱い。
確かに太っているお陰もあり、いつも、暑い!、暑い!と言っている。
数年前から、彼と、職人小池さんの場所には、立派な
クーラーも付けたのだが、それを付けていても「暑い!」を
繰り返す。(でも、なぜか憎めない)

で、お昼ご飯を終え、お昼休みを終えて、午後の
仕事の始まりで、2階に上がったら、いつもと違う。
何だか、ちょっと違うのです。横山さんが・・・。

よーーーーく見たら、いつもの作業ズボンではなく、
下半身がパンツみたい・・・。

近づいて行ってよく見たら、やはりそうだった。
すごい!!、そこまで今日は暑いかな?って、思ったら
午前中に汗かいて、ズボンを干していたらしい。

その間だけ、どうやらパンツだったという。
でも、そのパンツがすごい!!
阪神ファンではないと思うのですが、黒と黄色の
チェックと言うか、虎模様の短パンにアディダスの赤の
Tシャツと言う、その色彩もすごい!色のセンス。

いやーー、短時間ですが楽しませていただきました。
それにしても、横山さんって、何しても許せるんですよね。

でも、なぜか、この日記読んでるようなので、この辺で
終わりにさせていただきます。

この「今日の○○」っていうコーナー、作っても
いいですね。
新しい発見でした。

緊張が続きます。

    晴れ。    でも、朝晩は結構涼しいです。

お盆休み前から、桐の蔵では、最高級の総無垢と呼ぶ
桐たんすの製作に取り掛かっていた。
その後、お盆休みを挟んで、休み明けに完成し、
今、塗装の真っ最中。

このたんす、手間も価格も、桁がちょっと違う逸品です。
それだけに、まずは、桐材を厳選して選ぶところから
始るのです。

そして、製作段階も、常に目配り、気配りをし、細心の
注意をして、製作を続けます。
製作の途中で、桐に傷が出たり、思わしくない場所があれば
すぐにその部分を削除し、交換する。
ホント、神経を使う仕事なのです。

製作の段階でも、相当、気を使ったその桐たんすは、
仕上げの塗装、金具付けの段階でも、それ以上に気を使います。
今日は、石山君が塗装していた側で、私は、出来る限り
チェックしていました。

でも、そんな心配をよそに、石山君はいつも通りの
仕事を続けてくれていました。
4尺と言う、大きなたんすなので体力的にも、結構、ヘトヘトに
なったと思いますし、このところの暑さも、体力の消耗も
大きな原因だったと思います。

どんなたんすでもそうなのですが、お客様のご自宅まで
無事にお届け出来てこそ、私たちの仕事なのです。
そのどの過程でも、ミスがあれば全てが台無しになってしまうのです。

一つ一つの工程に、お客様の事を思い、いかなる場合にも
妥協せず、職人としての使命を全うする。
そんな職人を、桐の蔵では目指します。

総無垢の和たんすの後も、4尺の最高級の和たんすが待っています。
作り上げた職人さんと共に、仕上げの職人さんと、私も、
全身全霊で、最高の仕事でお届けさせていただきます。

もう少し、お待ちください。

お盆休みとさせていただきます。

     晴れ。    今日は夏日でした。

今日で長い前半戦も終了し、明日からお盆休みを
取らせていただきます。

お陰様で、前半戦の今日までは、順調にお仕事と、ご注文を
いただき本当に、ありがとうございました。

今月の8月は、桐の蔵にとっては、決算の月。
私、個人的には決算であろうとなかろうと、気持は全く
変わりはないのです。
毎月、毎月が勝負ですから・・・。

そんな事より、お盆休みを挟んで、後半戦をどう、
進めていくか。
そして、この後半戦が、来期の始まりであり、
スタートをどう切るのかで、来期の行方も変わってくるのでは
ないのでしょうか。

一寸先は分かりませんが、計画を立てなければ、
その通りにもなりません。
来期は、前身、全力で、計画通りに進めていかなければ・・・。

明日からは、短いながら4日間のお休みをいただきます。
この日記も、週明けからのスタートになりますが、
気が向いたら、何気ない事を書こうと思います。

皆さんも、どうぞ、明日からのお盆休み、
ゆっくりお休みください。