福島県様の和たんすを作る7

福島県S様から御注文頂きました和たんすですが、後半に入ってきました。引出しのカガミ板(前板)と側板の蟻組みを取ります。

引出しの枠を固めていきます。(側板のホゾに接着剤を塗っていきます

引出しの枠を先に固めていきます。

枠を固めたら、引出しの底い板を木釘で打って止めていきます。

衣装盆(丸盆)の底板を枠に合わせて長さ切りでまとめて切っていきます。

今日は爽やかな一日。ホント、新潟県は雨が降りません。今週は雨予報だったのですが・・・。

福島県S様の和たんすを作る6

福島県S様から御注文いただきました和たんすの制作ですが、衣装盆(丸盆)の枠に、底板が入る溝を昇降盤で取っていきます。

下台の引出が入る地板に定規を当て、平らかどうかを確認しています。

丸盆の枠をゴムチューブで巻いて固定しています。

引出しのカガミ板(前板)を本体に当てながら仕込んでいます。

引出しのホテ板(側板)の幅を昇降盤で決めていきます。

昇降盤でノコ目を入れた引出しの先板に、ケヒキを入れホゾを取り、シラガキできれいにしていきます。

昨日、今日と新潟は30度予想。梅雨真っただ中のはずなのに、この気温、ちょっと・・・。

桐たんすのお届けでした。

昨日は、長野県佐久市まで桐たんすのお届けでした。今回のお客様は、4月からやり取りをさせて頂き、お客様のお着物の収納に適した最高の1本と、桐たんすの油単(カバー)をお作りさせて頂きました。

和たんすの幅は4尺(1212mm)、板厚は4cmの大丸と言う逸品です。

中には丸盆が11枚と、帯締め用のお盆と、帯揚げ用のお盆が1枚ずつ。そして、衣装盆を置いて使える受け板盆が1枚と、全てに於いて特注の仕様です。

帯締めと帯揚げも、一本、一枚ずつ収納できる優れもので、弊社ではこの仕様がとても人気です。そこに、お盆を置いて見たり、探したりできる受け板盆を付けました。

実は油単の家紋も既製ではなく、染屋さんに手書きで書いて頂く所から始まった、別注の油単でした。壁の色とも相まって、素敵な仕上がりになりました。

O様、本当にありがとうございました。今後共、宜しくお願い致します。

福島県S様の和たんすを作る5

福島県S様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、順調です。上台と下台の立側(本体)が組み上がり、上台の地板の重なりの部分をカンナで平らに削っていきます。

桐たんすを重ねてひっくり返し重なり具合を確認していきます。

上に乗った下台を擦らして、上台の地板を削って重なり具合を調整していきます。

こうして和たんすの本体が完成しました。この後、引出し、衣装盆に入って行きます。

引出し、衣装盆の材料を出してもらい、長さ切りでそれぞれの部材を各々のサイズに切り分けていきます。

中々雨が降りませんね。今年は空梅雨かも。と書いていたら、雨が降って来ました。明日からは雨予報です。

福島県S様の和たんすを作る4

福島県S様からご注文いただきました桐たんすですが、桐たんすの本体が組み上がり、上台が、かしがっていないかメジャーで対角線を測っています。

上台の裏板を木釘で打って止めていきます。裏板の木目が美しく、打った木釘の入れても美しいです。

下台の本体を組み立てていきます。立側の溝に棚板を入れ込み、木釘を打って止めていきます。

下台の立側を組み立てました。

下台に「足」と呼ぶ部分をシャコ万とハタガネで付けていきます。

台輪の制作に入ります。

6月は何だか長いですね。明日、もう一日、全力で頑張ります。

福島県S様の和たんすを作る3

福島県S様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、タイコのサンをカンナで削り、ペーパー(紙やすり)をかけて滑らかにしていきます。

中棚とツカ、ゲス板を組み立てていきます。

タイコにサンを木釘で打って、残った木釘を釘切ノコで切っていきます。

下台の立側の内側に、引出が乗る棚板が入る位置を定規で取り、シラガキで印を付けて行きます。

タイコにサンを打ち、中棚が入る部分をノミで取っていきます。

タイコに中棚、ツカ、ゲス板を組み入れていきます。

ここ数日は雨が降りませんが、週末からは雨予報。今年の梅雨はどうなるのでしょうか。

福島県S様の和たんすを作る2

福島県S様からご注文頂きました和たんすの制作ですが順調です。立側のホゾを取り、留めになる部分をノミで作り、地板の四方をシャコ万で固定して付けていきます。

立側の地板が入る部分をノミできれいに取っていきます。

ホゾを木殺しして、ホゾとホゾを組んだ時にしっかりと付くようにしていきます。

タイコの木口の部分にケヒキを入れ、上板に入る部分を作っていきます。

上台の地板の面を面取りカンナで取っていきます。

少しずつ曇ってきた今日の天気ですが、雨は降りません。梅雨入りしましたが・・・。

福島県S様の和たんすを作る

今日からは福島県S様からご注文頂きました和たんすの制作をお伝えさせていただきます。福島県から和歌山県に嫁ぐお婿様への桐たんすのご注文をいただきました。S様、ありがとうございます。まずは図面を出してこの図面をもとに、部材をそれぞれの長さ、幅に切り分けていきます。

長さ切りで部材を切り分けていきます。

それぞれの部材の内側に入る方をカンナで仕上げていきます。これは洋地。上台の地板です。

上台の裏板の内側に入る方をカンナで仕上げていきます。

上板、側板、地板のホゾを取り、ホゾの留めになる部分を、留め型を当てながら、ノミで留めを作っていきます。

梅雨入りしたのに、爽やかな一日でした。今日は夏至。まだ外は明るいです。

千葉県Y様の和たんすを作る9

千葉県Y様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、今日が最後です。大丸と呼ぶ板厚が4cmの高級品ですので手間と時間がかかります。衣装盆(丸盆)をまとめてハタガネで締め、カンナで仕上げていきます。

観音開きの中の小引き出しの底板を定規を当て、平らかどうかを確認しながら、カンナで仕上げていきます。

引出しの先板をカンナで仕上げていきます。

引出しの上口をカンナで削り、本体の中に入れて行きます。入れて当たっている場所を確認して削り、また入れては確認するを何度も繰り返して、密閉度のある引出が完成します。

最後に扉を仕込んで、カンナで仕上げて完成になります。

この後、塗装、金具付けをして調整、検品、梱包してお届けとなります。

千葉県Y様の和たんすを作る8

千葉県Y様からご注文頂きました和たんすの制作ですが終盤に入っています。引出しの枠を木釘とホゾ組、蟻組みで固めていきます。

引出しの枠を固めたら、底板を木釘で打って止めていきます。

衣装盆(丸盆)の枠に合わせて、底板を長さ切りで切っていきます。

衣装盆(丸盆)の仕込板を木釘で打って止めていきます。底板の木目が美しいです。

衣装盆をひっくり返して、中に台を入れその上で衣装盆の底板をカンナで仕上げていきます。

関東甲信は梅雨入りしたとか。今日も気持ちのいい天気。本当に梅雨なんだろうか。