板を干しました。

製材を終えた新潟県津南町産の桐材が工場に届きました。何とか雪が降る前に、そして晴れ間の日に干したかったので、毎日、天気予報を確認し、製材所へもいつ頃終わるかも確認しながら、昨日を迎えました。

天気は何とか曇り。午前中に製材所さんが板を運んでくれましたので、早速、午後から板干し開始。

今回の板も素晴らしい板ばかりです。側板の木目や柾目がホントいい!

板干しは、職人さんが板を一枚一枚手で干していく作業。4本近い丸太を製材した板は、5人全員で干しても、半日では終わらない量です。

製材する厚みは、3分、4分5厘、7分、8分、1寸1分と多岐にわたります。

今回は、厚板を多く製材しました。

素晴らしい柾目。柾引きでも良かったくらいです。

2日間かけて板干しを行い、終わったら雨。このタイミングで雨が降ってくれて良かったー。

今年の板入れ、板干しの作業はすべて終了。まずは一安心で冬を迎えられます。

今年も良い板をありがとうございました!

茨城県K様の和たんすを制作する5

茨城県K様からご注文いただきました和たんすの制作ですが、立側上台の地板が入る部分をノミで作っています。

下台、重ね板を定規を当てながらカンナで仕上げます。

重ね板をカンナで仕上げていきます。

重ね板に、上台がズレないように、「サン」を打ちます。

本体上台の上板をカンナで仕上げていきます。

昨晩はすごい雨でした。今日は何とか持ち直して曇り。気温は低めです。

茨城県K様の和たんすを制作する4

茨城県K様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、上板に定規を使ってタイコが入る溝を掘るために、シラガキで印を付けていきます。

上板に戸渡を付けます。

タイコの下側(地板に入る部分)をノミで取っていきます。

タイコに彫った、中棚が入る溝。

無垢板の立側、上台。

今日は曇りから雨。これから冷たい雨になるみたいです。

 茨城県K様の和たんすを制作する3

茨城県K様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、本体立側の内側の面を、面取りカンナで取っていきます。

地板に箱を付けていきます。

上台の立側の長さから、タイコの長さを計っています。

下台の立側の地板の入る部分に、ケヒキを引いていきます。

タイコの立側に当たる部分をカンナを掛けていきます。

昨日までは11月にしては暖かすぎるくらいの気温。今日は昨日よりも7度以上も低く、やっと平年並みとか。今週から冬モードに突入かもです。

新潟市まで桐たんすのお届けでした。

今日は新潟市まで桐たんすのお届けに行って来ました。

お届けさせていただいたのは、修理した再生たんすです。

お届けの際には、「すごい!きれい」、「私のたんすじゃないみたい」、とのお褒めの言葉を

頂きました。H様、ありがとうございました!

茨城県まで桐たんすのお届けでした。

今日は、茨城県まで桐たんすのお届けに行って来ました。今回のお客様は、8月にご夫婦で桐の蔵までお出かけいただき、和たんすと整理たんすの2本セットでお求めいただきました。

素敵なご自宅の寝室にピッタリと収まりました。

K様、ありがとうございました。

行く道中の磐越道は、紅葉真っ盛り、太平洋側の茨城県は快晴!、車の中は暑いくらいでした。

太平洋側は天気の日が多いですね。

 茨城県K様の和たんすを制作する2

茨城県K様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、地板の四方を貼って、シャコ万で締めて固めていきます。

上板、立側、地板のホゾを取り、ホゾを取った部分をケヒキで墨をしていきます。

ホゾを取った上板の留めを作るために、縦引きノコを入れて行きます。

留め型を当てながら、ノミで留めを作っていきます。

ホゾの部分を玄翁で叩いて、「木殺し」をしていきます。

今日は朝から雨。でも、まだ暖かな雨でした。

茨城県K様の和たんすを制作する。

茨城県K様からご和たんすと整理たんすの2本セットでご注文頂きました。今回は和たんすの制作ですが、図面を渡してこの図面1枚で和たんすを制作していきます。

長さ切りで本体、立側を切っていきます。

胴厚、27mm立側はムク板です。

長さ、幅を切り分けたら、各部材をカンナで仕上げていきます。

タイコをカンナで仕上げていきます。

今日は天気も良く、気持ちいい一日でした。これからこんな日は少なくなっていきますね。

南魚沼市まで桐たんすのお届けでした。

今日は、新潟県南魚沼市まで桐たんすのお届けに行って来ました。

お届けさせていただいたのは、修理した再生たんすです。

春に新潟市のご実家へお引取りさせていただき、完成後は南魚沼市の素敵なご自宅にお届けさせていただきました。

今日は、色々な都合があり、急遽、次男に配達のお供をお願いし、桐箪笥のお届け初体験。無事に、何事もなく、お届けさせていただきました。

A様、ありがとうございました。

桐丸太の木はずみに行って来ました。

先日、津南町へ桐丸太を仕入れに行って来ましたが、早速、地元の製材所に桐丸太が届きましたので、木はずみに行って来ました。

「木はずみ」とは、丸太の曲がっているところや節、太さか等を見て、カットする場所、何分(何ミリ)で製材するのかを考え、丸太に印を付けて行くことを、「木はずみ」と言います。

これが桐箪笥制作の第一歩。これを間違うと、損をしたり、後々、板が足りなくなったりと大変な事も起きてしまう、大切な過程です。

この後、製材所はこの丸太を製材し、工場に運んでくれます。

その板を、何とか寒くならないうちに、干したいと思っています。