1.会社での出来事

北海道I様の和たんすを制作する19

北海道I様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、蟻組みを取ったカガミ板にのみで奥の部分を取っていきます。

先板のホゾをケヒキで取っていきます。

衣装盆の底板を長さ切りで切るために、枠を当てて底板の大きさを見ます。

衣装盆の枠に底板を木釘で打って止めていきます。 衣装盆の底板の木目が美しいです。

小引き出しの枠を固めていきます。

梅雨の中休みでしょうか。今日はすがすがしい天気で気持ちが良いです。

 北海道I様の和たんすの制作する18

北海道I様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、引出しのカガミ板と衣装盆の枠を組み立てています。

カガミ板の大きさを、先板に写しています。

小引き出しの先板のホゾを取るために、昇降盤でノコを入れていきます。

蟻組みを取ったホテ板。(側板)

カガミ板の上口の内側を面取りカンナで面を取っていきます。

先週、香川県までの桐箪笥のお届けの疲れを、週末の土、日で癒し、月曜日からはリフレッシュで始めます。梅雨明け前ですが、なかなか暑い一日でした。

香川県まで桐たんすのお届けでした。

昨日は、香川県まで桐箪笥のお届けに行って来ました。久しぶりの四国です。

このご注文を頂いてからは、ホント、緊張の連続でした。それも、弊社で最高級の和箪笥と、それと対の整理たんすを別注でご注文を頂いたのです。

ご注文を頂いたのは、今年の初め。

その後、打ち合わせと材料選別で数か月。そしてやっと制作に入り数か月。

数えて見れば半年が過ぎていました。それだけの材料と手間暇かけて作り上げた、和箪笥と別注の整理たんすをお届けに行って来ました。

緊張からか夜中に何度も起き、ほとんど寝れていない中、起床は午前3時半。

先回、神戸までお届けに際に、北陸道がリニューアル工事で、余りにも走れなかったのを含め、早めの出発です。ですが、そんな時に限って順調なんですね。

北陸道→名神→新名神→山陽道→瀬戸大橋を走り香川県まで。

明石海峡大橋は何度も走っていますが、瀬戸大橋は今回で3回目。

途中、与島PAで讃岐うどんの昼食を食べ、お客様のもとへ向かいます。

到着したお客様のご自宅は素晴らしいの一言。全てに於いて、最高級のものが揃い、

おもてなしも、ホント素敵でした。

桐の蔵の最高級和たんす「玉虫」と、それとお対の別注の整理たんすを、最高の和室にお届けさせていただきました。

和箪笥、整理たんす共に、本体は1寸3分の厚い板を使い、和箪笥はウォールナットを貼った丸盆が

10枚と、引出が6杯、三ツ割の小物引出。それも、ホテ板、先板は24mm厚の手掛け付きの特別仕様です。

お届けするまで緊張の連続でしたが、無事にお届けが終わってからは、やっとホッと一息付けました。

このご注文を頂いてから約半年、「間違いのない、良いものを作ってお届けしなけば」と、自身に言い聞かせ、やっとお届けさせていただき、肩の荷が下りた感じがします。

この時代、こんなにも素晴らしいご注文を頂けると共に、その責任をしっかりと果たすべく、私自身に言い聞かせながらものづくりを進めて行く緊張感を、改めて、感じました。

M様、本当にありがとうございました。

北海道I様の和たんすの制作する17

北海道I様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、カガミ板の上口をカンナで削りながら、カガミを仕込みます。

カガミ板の上口を定規を当てながら、真っ直ぐになっているかを確認しています。

一つ一つ、カガミ板を入る場所に当てながら仕込んでいます。

隙間がないか、仕込みながら確認しています。はめては確認し、取ってはカンナで削るを繰り返し行い、カガミ板を仕込み、隙間のない引出しを作ります。

カガミ板を仕込んだら、衣装盆の枠を木釘を打って固めていきます。

今日も相変わらず蒸し蒸しとした天気。久しぶりに梅雨らしさを満喫しています。これも日本の四季ですね。

北海道I様の和たんすを制作する16

北海道I様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、引出しのカガミ板(前板)の上口の内側をカンナで面を取っています。

引出しのカガミ板を、本体の入る場所に当てながら、カガミ板を仕込んでいきます。

引出が入る場所に隙間なく入れるため、ピッタリと入るようにカガミ板を仕込んでいます。

色々な角度からカガミ板を仕込みます。

仕込んだカガミ板を、引出が入る場所に入れておきます。

蒸し蒸しとした天気。梅雨に入った途端に、こんなになるのですね。

北海道I様の和たんすの制作する15

北海道I様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、衣装盆のホテ板、先板をカンナで仕上げていきます。

引出しのホテ板をカンナで仕上げます。

引出しの底板をカンナで仕上げます。木目が美しいです。

引出しの先板をカンナで仕上げます。

衣装盆の枠を木釘を打って固めていきます。

新潟も梅雨入りし、今日はジメジメとした天気です。ですがこれから一か月、外に干してある桐板にとっては雨が当たり、渋が抜けるという桐板にとっては最高の季節です。

北海道I様の和たんすの制作する14

北海道I様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、桐たんす本体を仰向けに寝かせ、内側の丸をペーパー(紙やすり)で丸くしています。

台輪を制作しています。

台輪を本体下台に合わせています。

箪笥の本体が完成したので、引出しと衣装盆に入っていきます。

引出しと衣装盆の材料を長さ切りで各々のサイズに切り分けていきます。

週末です。さすがに金曜日になると一週間の疲れが溜まって来ますね。

北海道I様の和たんすの制作する13

北海道I様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、本体、中台と下台を重ねてひっくり返し、下台を少しずらして、中台の地板をカンナで削って重なりを合わせています。

下台の裏足をカンナで削っています。

下台の裏板をカンナで仕上げています。

中台の裏板をカンナで仕上げています。カンナ屑が出ます。

三つ重ねの本体を重ねて仰向けにし、長ハタガネで締めて、たんすの前面を合わせてカンナで仕上げていきます。

今年は、まだ6月なのに暑くなる日が多いような気がします。今年の夏は早いのでしょうか。

北海道I様の和たんすの制作する12

北海道I様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、本体立側の上台と中台をひっくり返して重ね、

上台の地板と中台の重ね板の重なり具合を見ながら、カンナで削って重なりがピッタリ行くように削って調整していきます。

一通り終わったら、カンナ屑を掃いて周りをきれいにします。

下台の重ね板をカンナで仕上げています。

立側の中台と下台を重ねてひっくり返し、中台と下台の重なり具合を見ています。

重なりを見ながらカンナで仕上げて調整し、また重なりを見る。それを何度も繰り返します。

何でもまた台風が発生したとか。来週は大きな遠方までのお届けが入っているので天気が気になります。

  北海道I様の和たんすの制作する11

北海道I様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、上台の裏板をンカンナで仕上げています。

上台の上板をカンナで仕上げていきます。

カンナの刃を研いで、カンナの裏金を見ています。カンナ刃と裏金の出方でカンナの切れが決まります。

中台の重ね板をカンナで仕上げています。

重ね板をカンナで仕上げながら、平らになっているか?を定規を当てながら確認しています。

今日も夏のような気温。職人さん皆はTシャツで仕事です。