2024年 7月 の投稿一覧

東京都D様の衣装箱の制作

今日からは、東京都D様からご注文頂きました、「桐衣装箱」の制作をお伝えしていきます。まずは、材料を長さ切りで切っていきます。

本体の側板。

ホテ板(側板)をカンナで仕上げます。柾目です。

昇降盤で、ホゾを取るため、ノコ切り目を入れていきます。

ノコ目を入れて行きます。

昨夜は蒸し暑さで眠れず、今朝からは雨。そろそろ梅雨明けでしょうか。

滋賀→岡山→大阪へ桐箪笥のお届けでした。

先週末、木曜日は関西、中国地方まで桐箪笥のお届けに行って来ました。久しぶりの中国地方へのお届けですので、起床は午前3時半。出発は午前4時半。まずは北陸高速をひた走り滋賀県彦根市まで。立派な和風のご自宅に、桐チェストをお届けさせて頂きました。引出しの前面に「板目」を用いたココナッツ621.二つ重ねの桐チェストです。W様、ありがとうございました。

その後は、名神、山陽道をひた走り、岡山県まで。岡山市内の素敵なマンションに、引出し6段の整理たんすをお届けさせて頂きました。

一番上の引出には、帯締めと帯揚げが収納できる浅い引出しを設け、丁寧にきちんと収納できる部分を作りました。K様、ありがとうございました。

そしてその日のうちに大阪に戻ります。枚方市へ。今回は「お厨子」のご注文を頂き、お客様のご希望をすべて取り入れた、お厨子をお届けさせていただきました。

色々なご縁があり、今がありますね。

さすがに、関西、中国地方のお客様、一日三軒はハードなお届けでしたが、何とか、無事にお届け出来ました。今回、お届けさせていただきましたお客様、本当に、ありがとうございました!

茨城県K様の踏み台を制作する15

茨城県K様からご注文頂きました「踏み台」の制作ですが、引出しの前板をカンナで仕上げます。

小さな引き出しですので、細かいミスも許されません。

木地が完成しました。

透明な天然オイルを塗って仕上げ、金具を付けます。金具は、以前、桐箪笥にお付けしました、「花車」の金具を踏み台にもお付けしました。

こうして踏み台が完成しました。K様、ありがとうございました。

茨城県K様の踏み台を制作する14

茨城県K様からご注文頂きました「踏み台」の制作ですが、引出しを仕込んでいきます。何度も削っては確認しを繰り返しながら引出しを入れていきます。

引出しの、どこが当たっているのかを色々な角度から確認していきます。

柾目が美しい引出と側板。

小さな引き出しでも組手は「蟻組み」です。

全国的にすでに猛暑みたいですが、新潟はまだそこまで暑くなっていない感じです。でも、夏はすぐそこまで来ていますね。

新潟県上越市まで桐たんすのお届けでした。

今日は、新潟県上越市まで桐たんすのお届けに行って来ました。天気予報では雨でしたが、現地に到着したら雨は降っておらず曇り。そのまま二階へ上げようと思いましたが、上台が階段から上がりません。

急遽、外上げに。しかし外上げの準備もなく、お客様のご自宅にあるハシゴと紐をお借りし、外上げの準備。そしてお客様のお力もお借りし、何とか二階に上げることが出来ました。ホント、付いてました!

桐箪笥の外上げ、何年ぶりだろう?普段であれば、階段で上がるか聞いて、上がらなければ外上げの準備をしていくのですか、今回はうっかりしてました。でも、天気も、道具も、お力も全て付いてました。H様、ありがとうございました!

茨城県K様の踏み台を制作する13

茨城県K様からご注文頂きました「踏み台」の制作ですが、引出しの底板をカンナで仕上げます。小さな引き出しですね。

踏み台の側板。柾目が美しいです。

踏み台の一段目の引出しの底板をカンナで仕上げます。

引出しのホテ板(側板)をカンナで削りながら、引出しを仕込んでいきます。

小さな引き出しなので、慎重にカンナで削って仕込んでいきます。

展示会を終えてからバタバタとした日々が続いております。焦らず落ち着いてゆっくりと・・・。

茨城県K様の踏み台を制作する12

茨城県K様からご注文頂きました「踏み台」の制作ですが、引出しの枠の上口に接着剤を付けていきます。

その上に底板を乗せ、ハタガネを締めていきます。

ドリルを揉んで、底板に木釘を打って止めていきます。

底板をカンナで仕上げます。

引出しの底板をカンナで仕上げます。

週末の東京・代官山での展示会を終え、昨日の夜に帰宅しました。梅雨真っただ中の展示会の通り、初日は大雨、その後、曇り空でしたが、蒸し暑さ全開でした。そんな中、お出かけいただきましたお客様、本当にありがとうございました!